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東京から豊橋に移住した経緯

こんにちは。noteを投稿するのは久々ですが、ご報告があります。
私たち家族は東京から豊橋に移住しました!ドドン‼︎
…えっ、豊橋がどこかって?

愛知県豊橋市はここです


豊橋市のHPから拝借した地図が分かりやすいのでこちらをどうぞ↓

愛知県豊橋市

愛知県豊橋市は東京と大阪のちょうど真ん中くらいにある中核市です。
さらに細かい位置を言えば、愛知県の一番東にある市で隣は静岡県浜松市です。愛知県と聞くと大抵の人は名古屋だよね?っていうんだけど、愛知県民からすると名古屋市以外にもたくさん市があるんですよ。例えばトヨタ自動車で有名な豊田市、将棋の藤井聡太七冠の出身地である瀬戸市、大河ドラマどうする家康でも有名になった家康公ゆかりの地である岡崎市などがあります。

愛知県のざっくりとした説明はここまでにして、私たちがなぜ東京から豊橋に移住したのか、移住生活のその後などをこのnoteマガジンにまとめていこうと思っています。

そもそも、いつ引っ越したの?って話なんですが、私たちは2023年5月11日に新居に入居しました。引越しの前後はかなり忙しくバタバタしていたため全くブログを投稿する余裕もなく、移住して1ヶ月半ほど経ってやっと落ち着いてきたのでぼちぼち投稿したいと思っています。やはり0才と2才の子どもを連れた引越しは大変でした…

家族構成と夫婦の在住歴

私たち家族の簡単な自己紹介はこちら。

家族構成:
インド人の夫・日本人の妻(私)・現在2才5ヶ月の娘・現在10ヶ月の息子の4人家族です。
今はインドから夫のお母さんが来日しており、引越し前から3ヶ月間の同居中ですが、もうすぐ帰国予定。

在住歴:
夫はインドから日本に来て今年で11年目、今までは東京にしか住んだことがありませんでした。
私は豊橋出身ですが高校卒業後は静岡に4年、大阪に6年、東京に9年ほど住んでいました。なので豊橋に住むのは実に19年ぶり⁉︎です。(自分でも驚き…)

なぜ豊橋に移住することになったのか

私たち家族がなぜ住み慣れた東京から地方移住しようと思ったのか、なぜ豊橋にしたのか、の理由は大きくこの2つです。

①東京での夫婦二人の育児に疲れてしまい、私の地元豊橋でのんびりと子育てをしたくなったから
②私の両親のそばで暮らしたかったから

場所を豊橋市に決めた理由は他にもたくさんあるのですが、それはまた次回書きたいと思っています。全国的には豊橋市は知名度が低いですが、魅力はたっぷりあります。その辺りも後々詳しくお伝えできたらと考えています。

私は3年ほど前からずっと豊橋での暮らしを思い続け、今年ついに実現しました!

東京での生活と移住のきっかけ

私はコロナ禍真っ只中での妊娠出産を経験し、出産時の入院中は誰とも面会できず、退院後からは夫婦二人で子どもたちのお世話をしてきました。
里帰り出産の選択もできず、自治体の家庭訪問や対面での相談場所もなく、一時預かりはどこも中止されており、遊び場も閉鎖されているという状況だったので私たちはほとんど誰にも頼ることができず2年間ずっと夫婦で子育てをしていました。

夫は在宅勤務にして外出は最小限にし、いつも家事と育児を私と一緒にしてくれています。夫はかなり家事育児を協力してくれる父親だと思います。なんとか二人で頑張ってきたけれど、毎日100%の力で長い間がんばっているとキャパオーバーになってしまうことがあり…特に子どもが2人になってからは全く余裕がなくなりました。そして私が昨年11月頃に産後うつのような状態になり、もう何もかもが嫌になってしまったこともあって移住を本格的に考え出しました。

結婚前からの同棲時代を含めたら夫とは5年ほど一緒に住んでいますが、出産後のこの2年が一番キツかったです。東京という街は独身や夫婦2人だけで住むのであればとても楽しい場所ですが、小さな子供がいると一気に窮屈な場所になってしまうと感じました。コロナ禍での不安感や外出制限もあり、東京で暮らすことがしんどくなってしまったというのが正直な気持ちです。東京に住んだことがない人からすると、具体的にどういうことが大変なの?と思うかもしれません。次の記事では、私たちの東京での暮らしと豊橋での暮らしは実際のところどうなのか、リアルを書きたいと思っています。

この3年間のうちにも、コロナが少し落ち着いた時に私の地元豊橋に数日帰省していました。コロナ禍の最初の頃は、私が東京から来たことを知られたら白い目で見られるかもしれないとビクビクしていたのを思い出します。本当は両親や家族に赤ちゃんとたくさん会ってもらいたかったし、日々どんどん成長していく子供たちをもっと見てもらいたかったです。それは叶わなかったのですが、数日だけでもと思って年末年始など夫の長期休暇には家族で帰省していました。

東京から豊橋に帰省すると、コロナ禍でも豊橋の人たちはのんびりと暮らしているように見えて、感染しないかと常にピリピリ神経を使っている東京での生活とは全然違う雰囲気を感じました。豊橋では自家用車での移動が多いことも理由の一つだと思います。コロナ禍で地方移住や二拠点生活をする人が増えたというニュースを聞くようになりましたが、そういう人たちの気持ちもよく分かります。
のんびりゆったりと自然に囲まれた場所で子どもたちと過ごしたいと漠然と思うようになりました。出産後は豊橋に帰省するたびに「豊橋のこういう所がいいな」と思うことが増えていき、次第に「豊橋に住みたいな」と願うようになりました。

豊橋に住みたいと強く思った理由

豊橋に帰省して両親に会うたびに豊橋はいいな、できれば住みたいな、と話していましたが、両親は私が本気だとは考えていなかったみたいです。直接は言いませんでしたが、両親のそばで暮らしたいという私の気持ちもどんどん大きくなっていきました。

両親も高齢になってきて、ここ数年は何度か入院や手術をしたこともあり、私は年に数日しか会えない状況が段々ともどかしく感じるようになりました。高校卒業後からずっと地元を離れていた私は、両親とは毎年数日しか会わないことが当たり前になっていました。20代は自分の仕事やキャリアの構築に集中して両親との時間は全然もたなかったし、30代になって結婚してからもなかなか会えなかった。本当にこのままでいいのかな…後悔したくないな…と度々考えるようになりました。
両親が元気なうちにたくさん会いたい、一緒にごはんを食べたり出かけたり、気軽に会える距離にいたいと思いました。娘や息子にもおじいちゃんおばあちゃんとの時間をもっと過ごして欲しいし、家族三代で過ごせる時間は限られてる…そんなことを考え出したら結論はやっぱり家族で豊橋に住みたい!と強く思いました。

でも、それまで日本では東京以外の場所に住んだことがないインド人の夫と子供たちを連れて本当に豊橋に移住できるのか?どう実現できるのか?は全く分かりませんでした。

夫の反応と豊橋移住への決断

どうやったら豊橋に移住できるのかはわかりませんでしたが、私は昔から自分の希望を口に出せば実現すると思っているので、まずは周りの人たちに言うことから始めました。夫にもことあるごとに「豊橋いいな〜住みたいな〜」と軽く言って、脳内刷り込み作戦を開始しました。笑

そもそも私たちは結婚前から海外移住も視野に入れていたので、色々と調べたり実際に2020年には数カ国をまわってみたりと行動していました。コロナ禍で当初の計画は変更せざるを得なくなってしまいましたが、豊橋に住む以前に日本にこれからも住むのか?という問いがずっと私たちにはありました。ちなみに豊橋に住んでいる現在もあります。

しかし、いきなり海外のどこかに住むのは難易度が高いので、まずは短期で住んでみてここが良いという場所が見つかったら移住しようと思っています。ただ子どもたちがまだ小さいので、海外に行けるようになるのはもう少し先かなと考えています(今年4月はじめて子連れでシンガポール旅行をしましたが大変でした…)

そんな話をたまに夫婦で話しつつ、東京での生活も悪くはないし夫の仕事もあるし、もうしばらくは東京に住むか〜くらいの気持ちで数年過ごしていましたが、夫がリモートワークになって毎日オフィスに行かないようになってからは地方移住を妄想するようになりました。もし私が独り身でパッと移住できるのであればしていたと思いますが、子どもが二人いて家族で引越しするとなれば事前にしっかり調査が必要だと思って情報収集をしました。
東京からアクセスの良い場所や移住先として人気のある場所を調べてみたりもしましたが、調べれば調べるほど今の私たちにとっては豊橋がベストな場所なのではないかと思うようになりました。私はその理由を英語でまとめてプレゼン資料を作って夫にもプレゼンしたこともあります。笑
私の地元であることや両親が住んでいること以外にも豊橋に住む魅力がいくつもあったので、次回はその事も詳しく書きたいと思っています。

そして、上記に書いた通り昨年私が産後うつのようになって限界を感じてからは、夫も真剣に移住を考え出しました。夫が「豊橋に住もう!」と初めて言ったときは驚いて「本当にいいの?」と何回も聞いてしまいましたが、夫ももう限界ギリギリだったようで、このままの状況が続くのはしんどいと感じていたみたいです。ベビーシッターを依頼したり、家事代行をお願いしたり、私たちなりに色々と手は尽くしましたが、これは持続可能なやり方ではないと痛感しました。

それで昨年末には豊橋帰省の際に物件を内覧してみたり、市役所で情報収集をしたりと、少しずつ豊橋移住に向けて準備を進めていきました。

東京も豊橋も大好きな場所

ここまで書いた内容を読むと東京が嫌になって移住したみたいに思われるかもしれませんが、私は全くそんなことはありません。今までずっと東京の暮らしは気に入っていたけれど、今の自分の生活スタイルや家族構成には合わなくなってしまったのかなと思っているだけです。

9年前に大阪から東京に引っ越した際は東京には知り合いが全くいなかったし、ただ新しい街に住むことへの期待感と新しい仕事のワクワクだけで上京した気がします。そしていろんなことがバァーッとあって…年月が経って気づいたら東京には大切な人たちがたくさんいました。だからまた東京に行きたいし友人たちともまた絶対に再会したいと思っています。

Ankit_and_Hazuki on Instagram: "𝐵𝑦𝑒 𝑇𝑜𝑘𝑦𝑜… 2023.05.07 小雨が降る中、私と娘と息子で東京駅から新幹線に乗りました。この日が来るまでは怒涛の1ヶ月を過ごしていて、シンガポール旅行から義母と義弟が来日&同居そして引越し準備とあっという間に時間が過ぎ、ついに東京を離れる日を迎えました。 私たち夫婦は二人とも東京での生活が長く、私は9年、夫は11年以上暮らしました。思い出すと9年前に私が上京した際には、くるりの「東京」をよく聴いていて、この曲を聴くと今でもジワッとくるものがあります…東京ではたくさん働き、夫と出会って結婚して妊娠出産を2回経験しました。自分の人生のうちでも充実した濃い日々を過ごしたのではないのかなと思います。 東京では何度か引越しをしましたが、最後に住んでいた江戸川区はインドの方も多く住んでいる地域でファミリーでも住みやすかったです。家から眺める景色も自然が感じられたし、近くの大きな公園で子供たちと遊んだり散歩したのも良い思い出です🌷夫婦二人の時に暮らした浅草も大好きだったし、独身時代を過ごした五反田もこれまたお気に入りの場所です。東京の街は今も変わらず大好きです🗼 東京最後の日、私は子供たちを連れて先に豊橋へ。本当はゆっくり東京の風景を眺めてしんみりとしたかったけれど、そんな暇もなく初の2人子連れ新幹線でバタバタとした最後でした😂最後の最後に、最難関の子連れ新幹線となってしまって私も緊張していたけど幸い親切な女性に手助けしてもらい無事に豊橋駅にたどり着きました🥹ありがとうございました🙏 東京の家の退去は夫とお義母さんにお任せし、新居の入居日までは私の実家で数日滞在させてもらうことに。豊橋駅に着いたら両親が迎えに来てくれてホッと安心しました😮‍💨お父さんお母さんもありがとう。これからもお世話になります。 東京でお世話になった方々や友人たちにも会いたかったのですが、ハプニングもあり全く時間の余裕がなく会えないままお別れとなってしまいました🥲🙇またすぐみんなに会えますように…! しばらく時差投稿がつづきますが、新しい地での生活もゆるく投稿していきたいと思います🍃これからも家族ともどもよろしくお願いします😌 #新生活 #新生活スタート #引越し" 50 likes, 2 comments - Ankit_and_Hazuki (@ankit_and_hazuki) o www.instagram.com

今後

これからは豊橋に移住した実際のところをnoteマガジンにまとめていこうと考えています。移住前に思い描いてたことは現実どうだったのか、また詳しくお話できたら。

最後まで読んでくださってありがとうございました!次回につづく〜



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