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ファイアーエムブレム 風花雪月 初見青獅子#1 9月までの感想

 Twitterの備忘録も兼ねて。今年1月に誕生日プレゼントでSwitchを手に入れ、かねてより積んでいた(それまではドラクエビルダーズ2でひたすら島を開拓していました)風花雪月をついに5月解禁。プレイ開始一週間としないうちに、たちまち転がり落ちていきました。はい。面白いよ!

 まずは青獅子からスタートして九月まで進めました。以下にキャラ雑感などつらつらと。

※本記事はゲーム中のスクリーンショットが複数あります。重要なネタバレは避けたり、ワンクッション挟みますが、やはり本筋に触れるのでご注意ください。

◼風花雪月とは

 2019年夏に発売された、シミュレーションRPG・ファイアーエムブレムシリーズ最新作。ユニット育成を第一部の学園パートで行う、シリーズ初の学園もの。第一部では三つの学級から一つを選んで担任教師となり、ルートが分岐する。
 第二部では五年後に飛んで戦乱の世を生き抜くこととなるが、この時、第一部で選択しなかったキャラクターと殺し合うはめになることで有名。

支援会話
 本作には「支援値」という好感度的なステータスがあり、学園(ガルグ=マク大修道院)や戦闘でポイントを貯めてランクアップすると、キャラクター同士のエピソード「支援会話」が発生。会話を見ることでキャラクターの関係性や世界観が深まり、システム的には能力値にボーナスがつく。

紋章
 本作の舞台・フォドラ大陸古代の英雄の力を受け継いだ証(と私は解釈しています)。力が発動すると持ち主に対応する紋様の光が浮かび上がる。遺伝するが発現はかなりランダムで、「しぶとい劣性遺伝子」という印象。フォドラは紋章のあるなしが非常に重視される世界で、紋章が貴族の権威を支えている。
「紋章至上主義の世界で、紋章に人生を振り回される」ことが本作では一つの軸になっている模様。

◼青獅子の学級(ルーヴェンクラッセ)

主人公(男)

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 プレイヤーの分身。名前がデフォルトの「ベレト」のままだと、ソロモン72柱の悪魔と、それをモチーフにしたゲーム「メギド72」のキャラを連想するので、ちょっともじって「ヴェレット」でスタート。

 指導レベルが上がって副官システムが解放されたので、フリー戦闘に副官を連れ単騎機出撃くり返し中。レベル差のせいかクリティカルを連発するのだが、その時の台詞が「迷いを断つ!」「その身で学べ!」「導いてみせる!」などなど、人を葬る台詞としてはだいぶ厄いので不安になる。
 デミは「眉一つ動かさず人を殺す人間を信用しない」と言っていたが、こいつの台詞にもぜひ突っ込んでください。「これで決める!」みたいに、まっとうなのもあるんだが。

 一周目なのであまりよその子は引き抜かず、うちの子の面倒をみっちり見ていく予定。みんなで強くなろうな!

ディミトリ

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 青学級級長。その立場からシナリオで主人公と話すことが多く、一部チュートリアルも受け持つので、私の中ではFateグランドオーダーにおけるぐだ(主人公)に対するマシュのような、ナビゲーター・相方キャラである(ソティスは出番少なめだし)。その関係で、ゲームプレイ中の脳内寸劇ではよくお供にしてしまう。

「ウワア――ッ中級試験パスが足りない!」
「今月の武闘大会はパスが賞品ですよ、先生」

 そのせいか、私の中ではあだ名も多い。ディミトリだけどついデミと略すに始まり、「デミ太郎」「デ」「人間爆弾」「デミゴリくん」「人間大砲」「でっつぁん」「デミ公」「青の破壊魔」などなどなど。
 本人は外観も言動も設定もガチの王子様。彼が抱える闇については、プレイ前からちょっぴり聞こえてしまっていたのだが、実際に接しているとあまりに真人間の好青年すぎて首を傾げていた。だがそれが罠だったとはね……二重人格とかじゃない、異常に見えないことこそが異常だったのだ!

 プレイヤーとして彼にしてあげられることが、支援値とステータスを上げることだけなのがもどかしい。

ドゥドゥー

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 名前はドゥードゥーではない。
 ディミトリの従者。かつてファーガス国王夫妻(デミの両親)を殺害したかどで滅ぼされた民・ダスカー人の生き残りという背景を背負っている。

 もうここまで来たら、殿下と袂を分かつドゥドゥーとか見たくないよ……(※風花雪月はスカウトによって他学級のキャラを引き抜けるが、彼は数少ないスカウト不可キャラクターの一人である)。
 国王夫妻殺害の件は四年前とつい最近なので、彼の辛い境遇はなんと現在進行形。青学級内でも、イングリットは彼に対してあまり良い感情を抱けず、フェリクスは「猪(※ディミトリのこと)の犬、狂犬」と呼ぶ始末。
 まあグリットはなんとか折り合いをつけて一緒にやっていっているし、フェリクスの態度も、「何があっても裏切らないディミトリの味方」を確認しているんじゃないかな……。
 ところでドゥドゥーの苦手分野に「信仰」があるが、一神教のフォドラに対しダスカーは多神教だったので、根本的に宗教が違う。ままならないね。

フェリクス

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 フォドラの石川五右衛門、剣術バカとはこの男。
 黒髪を結ったヘアスタイルといい、ちょっとアジアンな顔立ちといい、キャラデザもお侍イメージなんだろうか。

 見た目からして感じる気品といい、口が悪いようであんまり汚い言葉は使っていなかったり(そもそも昔はそうじゃなかったらしいので、あの舌打ちも後付けなのでは? 死んだ兄の真似なら、兄存命時に口調が似てこなかったあたり、やっぱりだいぶ良い子感がある)、ナチュラルに〝気品の塊〟なので、は~、大貴族の子弟~~とため息が出てきた。きっと食事の所作もメチャクチャ綺麗だと思う。
 彼とデミのプロフを見ると、鍛錬・質のいい武具・武具の手入れといった好みが共通し、どちらもかなり高貴な身分にありながら、その立場に驕った所が見られないので、わりと似たもの同士だし、何事もなければ馬の合う友人であることは想像に難くない。が、「二年前の初陣」でデミがやらかして以来、フェリクスは滅茶苦茶きっつい口調でディミトリに接するし、お前とは話さん! とか言っているのが現在の状況。
 二年前の詳細が気になってしょうがないのだが、「無駄に苦しめるような殺し方」で虐殺した、というフェリクスの説明を考えると、縁を切らずにまだ近くにいる時点で、やはり幼なじみの親友なんじゃん……と思った(支援Bまで進んで間違っていないと確信した)。フェリクスとディミトリを無限にセットで並べ続けたい。
「どこどこど~ん」だの実は弟属性だのスクショで目を閉じてた時まつ毛長かったりだので、だいぶキラー性能の男。

シルヴァン

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 ドゥドゥーの支援会話でぐっと株が上がった男。実家は国境から侵入する蛮族と戦うのが務めの、いわゆるクソ強辺境伯。 
 多くが17歳ぐらいの青学級の中で、少しお兄ちゃんの20歳ぐらい。だが、いわゆる女好きナンパ男でクラスの問題児枠。イングリットやディミトリに真面目にしろとお小言されたり、お守りされたりしているポジションである。
 ある程度は地の性格もあるのかもしれないが、彼が「紋章」に人生を振り回された結果、こういう行動に至った所があるのは辛いものがある。
 重要なことをなーんちゃって、と冗談めかして言うことが多いので、冗談が本気だったと分かった時の笑えなさが酷い。
 そのシルヴァンが、主人公との支援B会話であんなことを真面目に言うのは、そうとうキていたんだなと分かってまあ、なんとも、なんとも。
 なお、この会話の直後に「ゴーティエ家督騒乱」に突っ込んだので、実にベストタイミングだったと思う。
 こう書いているとだいぶ厄介なキャラクターのようだが、前述のドゥドゥーとの会話のように、しっかりした人でもあるのだ。冷静に理性的に物事を見極めて、感情だけに寄らずきちんと人に接することだって出来る。
 特にフェリクスが幼いころはだいぶ面倒を見ていたらしく、弟分という扱いなのが驚き。すいません、そこんところもっと詳しく(支援値を上げろ)。

アッシュ

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 平民からひよんなことで領主の養子になり、王族や貴族の子弟と共に学園生活を送る少年。幼い弟たちの面倒をよく見ているらしく、なんというか、非常に正統派な少年主人公だと感じる。
 何と言ったらいいのか、ナチュラルに地力が強い、しっかりした性格をしている。フェリクスとの支援会話では、険悪になるかと思いきや、当のフェリクスを自分のペースに巻き込んでいくので、強い。アネットちゃんと同タイプの強者だと思う。
 そんな彼は騎士道物語が大好き。
 同好の士であるイングリットと目を輝かせて語り合うさまに、なんだかヒーローオタクとか特撮オタクとか、非常に見覚えのある行動だった。
 ロナート卿の一件では、彼が縁者として地下牢にぶちこまれるのではと戦々恐々していたのだが、尋問を受けることさえ無かったので拍子抜け。
 助かるけど、そんなセキュリティ的に疑問のある処置をされると色々と不安が……これもまた陰謀の一環だろうか。というか、学費どうなってんの?
 戦闘では今現在も弓担当。セイロス修道士隊を配備しているので、初手計略で自軍の移動力をアップさせるのが便利すぎて、一人だけ移動が遅れる→敵を倒せる射程が取れず経験値を逃す、ということが続いて一人置いてけぼりになりかけてしまった。
 いやあ副官システムとフリー戦闘マップは稼ぎにいいですね……。

アネット

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 年上のメーチェことメルセデスとは大の仲良し。
 風花雪月の発売当初「引き抜けば親友同士を殺し合わせられる上、わざわざ専用のかけあい台詞まである」ことで騒がれたことが印象深い。
 16歳と若年の方で、かつ小柄な魔法が得意な女の子――ということで結構か弱い印象があった(実際、物理攻撃はやはり苦手そう)のだが、実際はかなり強い子だなと思った人。具体的には、イングリットとの支援会話で、乗り気ではなかった彼女にさささっとお化粧を勧め、坂を転がるように丸め込んでしまったあたり。
 アッシュくんと似た波長というか、クセが少なく、あまり毒がなくて、真っ直ぐな感じ……という点で、やっぱり相性が良さそうである。
 大変な頑張り屋さんで、かつ失踪した父親を探しているという背景もなかなか主人公っぽい。そこも含めてアッシュくんと近いタイプ。
 頑張りすぎて寝坊してしまうのもまた愛嬌。ドジっ子のがんばり屋さん。
 ところで、初期のまだ兵種変更がよく分かっていなかったころのミスなのか、副官システムを覚えてから確認したら、彼女だけ「貴族(※初期兵種)」が未マスター、しかも残り経験点1という有り様だった。ついでに、戦技も一人だけ一個も覚えていなかった。戦闘でひたすら他人を応援して、支援値だけ稼がせていたばかりにこんなことに……!? 副官随伴でみっちり鍛えるので許して欲しい。

メルセデス

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 愛称メーチェなので、ついめーちゃんと呼びたくなったりもする。
 生徒では二十歳越えの年長組。いわゆる「死ぬ母」の髪型、あらあら~とおっとりした言動、カーディガンっぽい羽織りもの、と何だかマザーなアトモスフィアを醸し出す。とはいえ、まだ若いのでお母さんと言うよりお姉さんキャラと言った方が良い(フェリクスとの支援会話とか)。
 実は腹黒……ということも今のところないのだが、親友のはずのアネットとは支援会話が進むとちょっと……な雰囲気になってくる。その状態で二人を昼食に誘ったら、わざわざいつもと違うぎこちない会話になってびびった。ひいい。
 訳あって教会暮らしが長かったそうで、そのへんが今の優しげな性格の形成に一役買ったらしい。しかし「弟」か……。
 早くアネットちゃんと仲直りさせたいが、支援を上げたら仲良くなるとは限らない気がしなくもなく。いや……まあ大丈夫でしょ……目指せ支援A。
 性能はとにかくヒーラー。移動が面倒くさい黒風の塔では、単身宝箱を取りに行ってもらったアッシュがピンチになり、彼女の遠距離回復がなかったらやばかった。セイロス聖女隊も配備し、更に回復に磨きをかけている。

イングリット

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 伯爵令嬢、シルヴァンのお守り担当。教師である主人公にはですます調で接してくれるが、他学級だと違うらしい、と聞き及んでいるが……?
 食べることと馬が好き。彼女とシルヴァンを厩舎の当番に回すと、昔からこんなんだったんだろうな~という味わいがあって楽しい。
 付き合いが長いぶん、シルヴァンの恥ずかしい過去の失敗もたくさん握っており、青学級に詰まっている幼なじみ滋養の一翼を担う。
 礼儀正しいし、しっかり者だし、真面目だし、可愛いし、家のことで悩みもあったり、婚約者の一件があったり。そんな彼女が、「ダスカー人だから」とドゥドゥーに対してあまり良い感情を持てないでいる様は、少々ショックだった。でもそういうところが非常に人間らしいし、今は同じ学級であり戦友であるという事実を踏まえ、折り合いをつけていくのは立派だ。
 多分、彼女だってシルヴァンが言ったように「ダスカー人は罪をなすりつけられただけ」ではないか、ぐらい考えているのではなかろうか? でも、本当に無実なのか、一部のダスカー人がやはり利用された形とはいえ関与しているのではないか。色んな可能性があるから、今のようなところに落ちついているのだろう。
 シルヴァンは誤解が解けても、感情のわだかまりが消えるまでは長い年月がかかると言っていたし、その通りだと思う。いつか「ダスカーの悲劇」の真相が明らかになった後、彼女がドゥドゥーに対してどう接していくのがとても興味深い。
 それとも、真相が明らかになる前に、彼個人を認めていってくれるのかもしれないが。それはまだ先の話。
 それはそれとして、戦闘ではついシルヴァンとセットで運用してしまう。実は食いしんぼキャラなのも可愛いし、わりと肉体派お嬢様ですな。

黒鷲の学級(アドラークラッセ)

エーデルガルト

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 赤級長で皇位継承者、つまり将来の女帝様。
 エガちゃんエガちゃんとよく聞こえるから、半裸の芸人とこのゲームになんの関係がと思っていたら彼女のことだったのでびっくりだ。分かるけど、なんてあだ名だい!
 実は開始前に彼女のネタバレを一個踏んでしまい、ギリギリまで青スタート予定から赤スタートに変更するかかなり悩んだ。二周目が楽しみだぜ!

ヒューベルト

 なんか人気キャラらしいのは聞こえてくる人。青獅子担任でスタートしたら、冗談とはいえ「目障りですよ」と言われるのは塩というか唐辛子のような対応だった。
 まあ実害があるわけではないからいいんだが。好みのタイプの悪人面が良い。

フェルディナント

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 第二の頭文字F。最近やっとフェリクスとフェルディナントの名前を取り違えなくなってきた……と思う。税の書類が手元にあるあたり、士官学校に来てまで親の仕事を手伝っているんだろうか。貴族というか「政治家」という印象。
 エガちゃんに対抗心を燃やしてよく突っかかっているらしいし、なんなら私が皇帝に! とまで言っているが、先生は君の担任じゃないのでそれもいいんじゃない? とか適当に答えている。でも後に革命とか起こされたらどうしよう……。
 クエストと投書箱から、ローレンツと紅茶党(チーム)を結成しつつあることがうかがえ、微笑ましい。

リンハルト

 睡眠大好きキャラというのは好みの属性なんだが、選択肢で失敗したり、タイミングが合わなかったりとなんだかんだ特に支援値を上げることが出来ていない。
 二周目の楽しみに取っておきます。

カスパル

 少年漫画とかキッズアニメの、喧嘩っ早い熱血直情主人公みたいな子。全然タイプが違って見えるリンハルトとは仲良しらしい。
 作中に「ガスパール領」という地名とその名を冠した敵が出てくるので、ちょっと彼の名前と紛らわしい。英語風に言うとたぶんキャスパー。
 ナチュラルに大貴族の子弟だ、ということを忘れそうになるキャラ性をしている。

ベルナデッタ

 休日は部屋から出たくない引きこもりガール。引きこもりにはのっぴきならない事情がありそうな気がするが、そのライフスタイルとボサボサの髪と暗い表情はシンパシーを覚える。仲良くなりたいが、スカウトを狙うかどうか悩ましい……。

ドロテア

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 歌劇団の元スター、士官学校へ。男女どっちから見ても、ぐっと来そうな美女タイプだと思う。マヌエラ先生の後輩。悪い人ではなさそうだが、まだよく分からない。

ペトラ

 物語の舞台であるフォドラ大陸とは別、ブリギッド諸島という異国の姫君。南国だったので寒いのが苦手。片言でしゃべる様は、中途半端に中国語を勉強している私としては非常に親しみを覚える。ネイティブには遠く及ばなくとも、もうかなり流ちょうな部類だよ、イイヨイイヨ!

■金鹿の学級(ヒルシュクラッセ)

クロード

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 黄級長。金鹿編は地獄の赤青に比べればまだ穏やかな方(というか「少年漫画」という声すら聞こえる)ので、最後の癒やしに取っている。
 髪型のセンスが好き。

ローレンツ

 彼の顔を脳裏に思い描くとき、油断すると顎がハンサム学園になる。
 胸元に真っ赤なバラを飾るなど、おしゃれのセンスはやや気障。貴族というものに強い理想を抱いているのが、なんか若さを感じる。
 彼の「貴族かくあるべし」はアッシュくんの騎士への憧れにも似た感触を覚えるが、話してみると違うのかもしれない。
 そういえばフェルディナントの高級な茶器は、先生の手を通して彼に渡されたのであった。君らクラス違うけど仲良くしてね。殺し合わないでね。

イグナーツ

 貴族ではなく大商人の子息だそうで、美術品や書物が大好きで詳しい、とても文化的なキャラ。その趣味のことなら、かなり面白い話をしてくれそうである。フォドラにインターネットがあったら良質なブログ書けそうな気がする。
 ラファエルとは仲良しらしい。

ラファエル

 一人称が「オデ」で、肉(筋肉と食事)のことしかほぼ考えていない……という、今時珍しいくらいドストレートの脳筋大食漢キャラ。
 でもこのゲームのことだから、まだ何かありそうな……なさそうな……とりあえず、見かけるとご飯を上げたくなる。ぱっつんぱっつん過ぎる胸元はどうにかして欲しいが、彼の周囲はなにか癒やしの波動を感じる。そのままの君でいてくれ。

ヒルダ

 ピンクツインテで面倒なこときら~い! なお嬢様。貴族の令嬢というのも、婚活とか大変だったそうだが(※ヴィクトリア朝イギリス貴族の場合)貴族であるはずのキャラクターから、典型的な貴族のご令嬢、と説明されている。
 それはさておき「暇だな~、でも町へ遊びに行くのもめんどいな~」とぶらぶらしている様は、とてもとても親しみがわく。

リシテア

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 白髪赤目で士官学校では確か最年少クラスの少女。声はなんとなくのじゃロリそうだが、ちゃんと実年齢は低い。子供扱いとかされたくない。
 実は操作ミスで課外協力を申し込んでしまい、回復がありがたいのでしばらくお世話になり、支援Cを取り付けた。思い入れが出来てしまったので、スカウトしようかなとも思うが、やはり悩ましい……どうするべ……殺したくないな……。

マリアンヌ

 人より動物が好きで、暗い雰囲気のお嬢さん。
 罪悪感に何やら苛まれていたり、整理整頓が苦手だったり、詳しく知りたいなあとは思うのだが、あまりかまうチャンスがない。申し訳ない。やはり三周目の楽しみに取っておくべきか……。

レオニー

 ジェラルト(主人公父)の弟子だったそうな。服装が一番現代女子高生っぽい感じがする。髪が短いから、余計現代的に見えるのだろうか?
 平民出で「片手間に(士官学校)やってる貴族なんかに負けない」ということを言われ、ついつい課外協力を要請してしまった。ちょいとうちの子たちの頑張り、見ていきなさいよ! いや君も色々大変なんだろうけれどさ!

■その他のキャラ

ジェラルト

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 主人公の父。外観があまりにも似ていない・主人公母の説明がなんかおかしい(レア様への説明だと「修道院を離れて数年後に死んだ」なのに、〝修道院内の墓地に〟母親の墓がある)ので、実は養子なのではと疑っていた。
 しかし言葉の端々や、何より墓前での会話は「父と子」のそれなので、もはや血がつながっているかどうかはどうでも良い。
 おそらく二十年来の付き合いがある親子だからか、この人にはお茶会も贈り物もできないのが寂しいところ。二十年前の失踪といい謎が多い人だから、そのへんが明かされたらアプローチとか出来るのかなあ。

レア様

 安物の茶葉はあまりお口に合わなかったようで……いや茶会はパーフェクトにこなしてしまったけどね。
 デミは「眉一つ動かさず~」と言ったが、慈悲深い聖人らしい表情のまま、反逆者は討伐です裏切り者は処刑です、とすらすら言う彼女は殿下にどう映っているのだろう。私は「ヤバイお人や……」とドン引いています。
 あまりに柔らかく優しく人の死を指図するので、一瞬聞き流してから「ん?」となってしまう。
 そんな彼女が今のところ唯一柳眉を逆立てたのが「破裂の槍」引き渡しを拒んだくだり(選択肢が出る)。正当な持ち主の家に返すよって言っていたけれど、この反応見ると実は返す気なかったのでは……というのは、うがち過ぎでしょうか?
 あと忘れかけていたが、ゲーム開始時に出てくる「千年前の戦争」ムービーの聖者セイロスにうり二つである。さすがに同一人物ではない……だろうが? いやでも、この人二十年前から今の容姿なんですっけ?
 格好いいガリアンソードで、買収なんてされないんですからね!

セテス

 レア様の側近。二人きりの時は名前で呼んでいるが、恋人とかそういう雰囲気ではなさそうな? レア様の「どこの馬の骨とも知れない傭兵を、突然教師として雇用し始める」「大陸屈指の貴重な武器を主人公に預けると言い出す」等々の、とんでもない思いつきに振り回され、苦言を呈する。
 彼の言うことは至極ごもっともであるため、レア様よりはまだ信用のおける人間だと思う。あと、妹のフレンに対する溺愛ぶりから、いまいち悪人と思いづらい……まあシスコンでも悪党なら悪党ですが……。

フレン

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 セテスの妹。彼が唯一の身内だそうで、士官学校の生徒ではないが修道院で暮らしている。可愛い。トマシュおじいちゃんは「ここに務めて長いけど、あんな子昔はいなかったんだけどな~」と言っているが、おじいちゃんちょっと記憶が曖昧なだけなんじゃ……? 一緒に言及していたジェラルトの年齢は、まあそうなんだけれど。
 本編では今大変なことになっている真っ最中なのだが、今月の予定が全部パーになるので、もうちょっと待っていて欲しい。すまんな、すまんな。

ソテイス

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 物語冒頭、主人公の性別・名前・誕生日選択は彼女の質問に答える形で設定する。主人公の夢に現れ、そのまま頭に住み着いているスピリチュアル存在な少女。というか幼女。DLCで彼女の衣装が「神祖の服」という名前で配信されたので、だいたいどういう存在かはお察しな気がする。
 最近は主人公の部屋にも姿を現せるようになったが、出番はそれほど多くないし支援も発生しないので、重要な所だけ押さえるキャラといった所か。
 しかしレア様・セテス・フレン・そしてソティスと主人公、みんな似た感じの緑髪なのも気になる。

ハンネマン

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 教師の一人で、紋章学者。紋章を調べるのがだ~い好き。
 主人公が持つ見たことのない紋章に興味を持ち、研究の協力を依頼する。勝手に髪の毛を取られた時は「もう何本かいる?」と訊いたら喜ばれたが、勝手に取るぐらいならちゃんと許可取ってもらいに来て欲しい。怖いので。

マリエラ
 お色気系な妙齢の女性。ドロテアの先輩で元歌劇団の人。
 最近は主人公の信仰スキルの教員研修でお世話になっている。

イェリッツァ
 仮面で顔を隠した謎の鍛練教師。あんまり他人と交流する気がなく、主人公に「死合うか?」と言ってくるあたり、フェリクスと近縁種の人類だとうかがわせる。
 そのフェリクスは案の定この人としょっちゅう剣で打ち合っているらしく、刃を合わせた印象から相手の様子まで推し量るので、こいつらの空気感だけ〝武〟の密度が高い。好きなタイプだが、果たして敵か味方か……。

カトリーヌ

 ロナート卿にはカサンドラと呼ばれていた。レア様に従う聖騎士レディ。彼女と組んでの戦闘では、ダメージ90点以上のクリティカルと四回攻撃に大変びびりました。うわ~、この人と組むの(レア様の手下だし戦う相手がロナート卿だし)嫌だけど、刃向かったら今の自分たちじゃ学級ごと殲滅される~~と恐れおののいたよ。
 まあレベルを上げていけば、いつか彼女にも勝てるだろう……。
 初対面の印象が上記のように最悪なのだが、最近は話しててそんな悪い人でもないかな……とちょっと思えてきた。

シャミア

 レア様の元で働く戦士のお姉さん。まだよく知らないが格好のいい美女。

アロイス

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 ジェラルトパパの元部下。二十年前急に失踪されちゃったそうだが、二十年前ならさすがにこの人も若者なわけで。それでいて、ジェラルトがまったく老けていないことに「団長もお変わりなく」で済ませて笑顔でやってくるの、天然ボケなのか事情を知っているのかよく分からない。まあなんかキュートなおじさんだよ。

ロドリグ

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 フェリクス父。これまでの課題出撃で出てきた相手が相手だったので、今度はこの人が教団に刃向かって、息子が討伐に行かなならんのでは? と戦々恐々としている。そもそもなぜ今修道院に来たかよく分からないし、顔立ちと「気さく」という評判が余計にうさん臭く思える。頼むぞロドリグ殿、デミと息子を裏切らないでくれ……!

■(備忘録)紋章至上主義社会、という世界観

※紋章、ものによってはだいぶ役立つと後で気づいた。


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