自分のことは、自分でやるしかないんだよ。

私からしたら「えっ」と思うような言動や行動に出る人はいて、ことにそれが身内だったりすると悩みの種になる。

えっ!なんでそんなこと言うの?
えっ!なんでそれやっちゃうの?
ええっ…………。

でそうなると家族は、必死に本人を説得しようとする。

そんなこと言わないでよ
ああすればよかったのに
なんでこんなことしちゃったの!?

ついつい、言ってしまう。非難めいた口調になる、批判的にもなる。そして身内に対してそんな態度をとってしまう、自分が嫌になる、あー、罪悪感。

困った行為をしてしまう身内は、もちろん周囲を困らせようとしてやっているのではないということは分かってる。
自分なりに良かれと思って、自分なりに考えて、自分が率直に思ったことを、ただやっているのだと知っている。

でもそれが周囲にとっては、受け入れられないことだったり、違和感を感じることだったり、共感できないことだったりすると、つい意見したくなってしまうのだ。

ただ聞いて欲しいだけなんだろうな。

自分の存在を認めて欲しいのだろうな。

そんな風にも、思う。

私だってもし、自分が言ったことやったこと、身内から注意されたり否定されたら、やっぱり面白くないもんな。
それが正論だとしても。



説教なんて求めてない、私はただ思ったこと素直に言っただけ。

なのになんでみんな怒ってしまうんだろう。

なんで誰も褒めてくれないんだろう。

なんでいたわってくれないのか。

私は本当に本当に、一番大変だったんだから。



過去を生きている人の意見はなかなか受け入れ難い。

過去の辛かった体験を大変だったね、と聞いてもらえるのはせいぜい数回、何年にも渡って言い続けられて、親身に話に耳を傾け続ける人はいないだろう。

そして過去から脱却するには、自分で気がつくしかない。

自分で脱却するしか、ないんだよ。


私には何もできないな。

そう、何もできない。

身内だろうが家族だろうが関係なく、個人の問題は個人のことだから。

私にできることって結局は、自分をを快にすることだけ。

自分のことを快に保つことができていれば、結果、周囲とも安定した関係づくりができるものだと思うから。

いくら近い関係でも、人に対して自分がどうにかしなくちゃ、と思う時代は終わった。


余計な荷物を背負ってる場合ではない。


自分のことは、自分でやるしかないんだよ。

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