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ラブレター

こんばんは。

明るくなれない内容なので、noteの記事にするのを迷いました。

ですが、
毎日更新をしていて、この話を避けて更新を継続するのは難しいので、
きちんと思い出の一つとして残しておこうと思います。

本日、愛犬の大介が急逝しました。

本当に突然。
なんの前触れもなく。
あっという間に。


昨晩も一緒にベッドで寝て、
朝は前足でトントンと起こしてくれて、
隣の枕を叩きながら、隣においで?と誘うと、
仕方なそうに隣で寝てくれて。
そして珍しくお散歩に行こうと起こしに来たので、
お散歩に行く準備をして玄関を出ました。

なんとなく調子が悪そうだったので、
また前足を痛めてしまったのかな?
なんて思っていたのですが、歩き方を見ていると、
前足よりも左後ろ足の方が力が入らない様子で、
今度は左足の関節なのかな?
なんて思い、お散歩はいつもより短いコースに変更。

のんびりペースで歩いていたので、私も大介の方を向きながら、
「が~んばれ。だ~い君」
「ちゃんと歩いていい子だね。」
「お家に帰ったらささみ食べようね?」
なんていつもの調子で歩いていました。

ですが、お散歩の後半。
お家近くの公園の通りに出た頃に、いつもとは呼吸の仕方が違い、
ぜぇぜぇと音をたてて息をしていて。

暑くもないし、よほど痛いのかな?
と思いながらゆっくりゆっくり応援しながら家に向って歩きました。

何とかマンションの前に着き、エントランスの段差でよろけた大介。
やっぱりなんだか様子がおかしいと思い、
励ましながら家の玄関の中へ入ると、すぐに横になり息をあらくしていました。

ご飯をあげたら落ち着くかな?
何時ものようにもどるかな?
大好きなささみなら食べるかな?
なんて思っていたのですが、みるみるうちに呼吸するのも辛そうで、
しばらくすると目線も合わなくなり。

おしっこも済ませたはずなのに、失禁。

とにかく不安になり、お世話になっている訓練士さんに早朝にもかかわらず電話をしました。
ですが、こんな時に限って私のスマホの調子が悪くて電話すらかけられない。

長女が起きていてずっと大介のそばにいてくれたので、
長女のスマホから訓練士さんに電話をするように伝えかけてもらい、
なんとか繋がると、長女も泣き出し話せない状態。

大介のそばから離れたくなかったけれど、
病院すらやっていない時間だったため、状況を訓練士さんに話すと、

「知り合いの獣医さんに聞いて折り返し連絡はしますが、状況的に覚悟はしておいてください。」

やっぱりそうなんだ。
となぜか腑に落ちてしまい長女になんて伝えようか考えましたが、
誤魔化すことなんてできない状況。

そのまま伝えました。

電話を切って大介のそばにもどり、
頭やお顔をなでると気持ちよさそうにする反面、
呼吸が止まってしまう事もありその度に「だい君!だい君!」と声をかけていました。

そして、訓練士さんから折り返しのお電話が入り、
話を聞いている時、丁度、長女が大介を撫でてみてくれている時に息を引き取りました。

自宅の玄関に入って15分くらいの出来事です。

いつかお別れする日が来るとは思っていても、構えてはいても、まさか今日になるなんて。

なんで今日なんだろう。
さっきまでいつも通りだったのに。
何がいけなかったんだろう。
もっとしてあげられることが沢山あったのに。

沢山の「なんで?」と
沢山の「後悔」と
沢山の「ごめんね」と
沢山の「ありがとう」

そんな気持ちでいっぱいの中、
運よく葬祭場の空きがあり、綺麗なままの大介とお別れすることができました。

大介が我が家に来たのは、
私が2度目の卵巣嚢腫で手術を終えて退院した日でした。

大型犬を家族にするのは、元夫と私の夢だったことと、
子育てもある程度落ち着いてきたので退院したら飼おうと入院中に探し、
「この子しかいない!」と思って迎えに行きました。

そう考えると、私の節目に出会い、節目にお別れしたことになるのかな。

それなら、まだまだ節目なんて山ほどあるんだから、こんなに早くお空に行かなくたって良かったのにな。

まだまだ消化するのも無理だけど、
ベッドに入るのも悲しくてできないけれども、

これは時間が解決してくれるし、
なにより、周りの人がみんな支えてくれて、
優しく寄り添ってくれていて、大介のおかげでそのありがたさも感じられているから、少しづつ前向きになれたらなと思っています。

8歳と10か月。
本当に早すぎる。
平均寿命まであと2年。

悲しいな。
寂しいな。
逢いたいし、撫でたいし、匂いも嗅ぎたい。
冬の寒い日に一緒にベッドで眠ることももうできない。

本当に寂しいな。

私にとって、
一番の理解者で、
一番に寄り添って
一番に見守ってくれていた存在でした。

大介からもらった沢山の愛情と沢山の思い出と感謝の気持ち。
絶対に忘れないし、ずっとずっと大切にしていこうと思います。

お空で大好きなフードと、お芋にリンゴにパンを思い切り食べて、
沢山走り回って、大好きだった水たまりで沢山遊んでね。

だい君。大好きだよ。
ありがとう。




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