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『 であったこと』 制作日記 vol.27

2020.2.23

 森脇山下以外全員出席。全体への予定としては、「今日までに動きひととおりつけ終える」。
稽古途中、まほさんが「とりあえず最後までさっさと行こう!」と言ってくれていた。みんなが「最後まで今日終わらせるぞ」と思ってくれているので稽古の進みが早い。実際の舞台装置の確認も挟みつつ、なんとか稽古終了30分前になんとか完了。

「これで…終わり!」と言った時、少しだけ荷物が軽くなったような気分になった。最後、早回しで一回動きをおさらいする。映像の早送りみたいなそれを見ていると、「あれ、案外いけるんじゃないか」と思った。上演時間としても、物語としても。あとは道具を全部そろえて、いま(仮)で置いていた舞台演出を、実現させるため何度も何度も稽古していく。

「よっしゃ~~~終わった~~~」「全部動きつけ終えた~~」と言ったけれど、きっと次の稽古からが本番だ。舞台装置、衣装、音楽すべて入ってきっとまたどんどん変化していく。残り一週間でどれだけブラッシュアップできるか。やっとスタートラインに立った感じ。

その夜、帰宅途中にさっそく「意味合い的に変更した方がいいんじゃないか?」という箇所が思い当たって、なんというか…まだまだ安心は遠そうだ。

執筆:私道かぴ
撮影:北川啓太

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