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【ご意見募集】新規事業担当者や起業家は、政治・行政と積極的に関わるべきか否か

一般社団法人シェアリングエコノミー協会で公共政策を担当している石山です。 シェアリングエコノミーサービスのベンチャー企業の政策支援をしている中で、イノベーションと規制に対する課題を日々感じています。

先日、このような記事も話題になりました。

https://www.businessinsider.jp/post-172927

「ロビイスト」という職業、日本ではあまりポジティブな響きではないですよね。アメリカ映画によく出てくる、特定の業界に利益を誘導するために政治家に働きかける人たちのこと?時には多額のマネーをチラつかせながら。。そんなダーティーなイメージをお持ちの方がまだ多いような気がします。

しかし、ロビイストによるロビイング(ロビー活動)とは、要するに法律や規制を今の社会に合う形に変えるための働きかけ、ということです。それ自体、ネガティブな意味はありません。最近日本でも、業界の変化スピードが特に速いIT系の企業などが、ロビイングを積極的に展開しようとしています。

日本で先駆的にロビイングを実施してきたヤフー執行役員の別所直哉さんは、著書の中で「社会を形作っているものはルールなのです。そして、そのルールを作る資格は、もともと私たち一人ひとりが持っているものなのです」(「ビジネスパーソンのための法律を変える教科書」)と説いています。そうなんです。ルールは従うだけでなく、変えていけるものなんです!

ルールを変えるのにあたって、自社への利益誘導を優先するのではなく、社会的に意義のあるような形でルールメイキングをする、ロビイング2・0の時代がまさに到来しようとしています。

改めてここで皆さんにお聞きします。新規事業担当者や起業家は、政治・行政と①積極的に関わるべき②関わるべきでない。皆さまのご意見は①②どちらでしょうか。また、事業を進める際に立ちはだかった法律や規制の壁についても、あなたの経験をシェアしてください。下の投稿欄に自由にお書きください。

頂いたご意見は、9月27日19:50〜21:00に東京・丸の内の丸ビル一階WIRED CAFEで実施するトークセッション「これからのルールメイキング」でご紹介する場合があります。あらかじめご了承ください。

© Anju_Ishiyama

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