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No.601 「言語による啓蒙」を卒業していく【エッセイ】

筆者は、自閉症スペクトラム(ASD)の特性があります。
よって、これまでのブログで「A」ということを伝えるのにそのまま「A」と書くことが多かったです。

しかし、本日の講演の仕事で「その必要はない」「却って効果がない」ということに気づきました。それは、筆者が言語化しなかった話のエッセンスまで、聴く方々に伝わっていたからです。

ブログで「A」ということを伝えるのにそのまま「A」と書いて伝えるのは、逆効果です。それどころか、「危険」ですらあると理解しました。

このことは、筆者が一生ものの付き合いになるであろう認知科学者の苫米地英人博士の書籍「人を動かす[超]書き方トレーニング」にも書いてあります。また、同じく博士の「オーセンティック・コーチング」にも書いてあります。「内省言語」という言葉がキーポイントです。

これからも、ブログで「A」ということを伝えるのに「A」と書いてしまうことはまだあるでしょう。しかし、人格を磨いて、それを避けていこうと思います。

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