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【アーカイブ】インドゆかりの人に話を聞いてみる企画『インドTalk Relay第2弾(2020.7.)』

皆さんこんにちは! 楽しいインド案内人アンジャリです。

そういえばアーカイブがあるのにイベント報告を残していなかった! と思い出し、掲題のトークイベントのまとめ記事を書いておくことにしました。

本イベントが開催されたのは、もはや約2年も前のことになります。2020年3月、最後のインド添乗から帰国して、こんなに長くインドツアーができない状況になるとは……。

まだまだ油断はできない状況ではありますが、インド観光ビザも昨年11月から再開、そして本年3月末からインドへの通常の商業フライトも運行再開。日本に帰国後の待機期間なども条件付きではありますが解除され、やっと、やっと! 観光業にもすこし光が射してきたように思います。

そんなわけで、皆さまの旅情を思い切り刺激してしまおう! 全9回、インドゆかりの「ひと」にお話を聞いてみたアーカイブをぜひ✨

第1回 インド古典カタック舞踊家

『インド舞踊から探る魅惑のインド文化』
前田 あつこ(まえだ あつこ) / 北インド古典カタック舞踊家・振付家

カタックを愛し、カタックに愛された前田さん。6歳から習い始めたカタックを入り口に、インドに恋い焦がれていた彼女が初めてインドを訪れたのは小学6年生のとき。 カタックひと筋の舞踊家の目から語るインドの魅力をたくさん話していただきました。

【Profile】北インド古典カタック舞踊(ラクナウ流派)の舞踊家であり振付家。繊細で軽やかな表現が持ち味と評されるライヴソロを踊れる希少な日本人カタックダンサー。幼少よりカタック舞踊に親しみ、2006年インド政府奨学金を得てKADAMB舞踊団へ国費留学。優美な振付で著名な巨匠クムディニ・ラキアに師事。 毎年のように渡印を重ね、日印の舞台で出演を重ねる。2007年より東京を拠点にカダムジャパンを主宰。『アムルート・マンタン』『インド、独り舞ふ』などインド芸術の発信機会の創設にも力を入れている。

インドの舞、カタックを踊ろう👉カダムジャパンのサイトはこちら

第2回 インド下着ランゴリー創始者

『ビハール州で農村ホームステイ』
江副 亮子(えぞえ りょうこ) / ビジネスプランナー

「インドで最も貧しい州」と言われることの多いビハール州。 株式会社リコーの「地元に密着して暮らし、何が必要とされているか探る」というミッションを携え、いまをさかのぼること10年前にひとりの女性がビハール州の農村に1か月ホームステイ。

リコーが理念として掲げる「リコーウェイ」には「私たちの使命」として「世の中の役に立つ新しい価値を生み出し、生活の質の向上と持続可能な社会づくりに責任を果たす」とあります。

その理念のままに派遣された社員、江副さんが見たインド農村の姿とは。女性たちの暮らし。 私たちはともにどんな未来をつくっていけるのか? 昨年2019年にインド女性のための下着ブランド「Rangorie」を立ち上げ、リコーとともに事業化を進めている江副さん。農村ホームステイから下着ブランド設立に至るまでの年月そのものが旅路のようにも思えます。

リコーの理念を受け継ぎインド農村を「私の村」と呼ぶ江副さんに、その旅路と、これからの行き先をうかがいました。

第3回 楽しいインド案内人

『ハイデラバードの歩き方』
アンジャリ / 楽しいインド案内人

2017年12月、友人を訪ねたハイデラバードで、大好きな映画の撮影セットを見学。そのブログ記事をきっかけに映画村を訪れるツアーを企画し、たくさんのお客様とインドを旅する仕事を始めた"楽しいインド案内人・アンジャリ"こと八尋 美樹が、いま大注目の南インドの街ハイデラバードの見どころをご案内します。

これまでツアーをご一緒したお客様各位、ラモジ・フィルム・シティの愛あふれる園内ガイドさんたちやマネジメントオフィスの皆さまに感謝いたします。

Special thanks to: My dear tour members, lovely & professional guides in Ramoji Film City, and the management office of Ramoji Film City

第4回 漫画家 / 流水りんこさん

『変わりゆく(?)聖地バナーラス』
流水 りんこ(ながみ りんこ) / 漫画家

インド渡航歴35年、インド話からオカルトまで数々の著書をお持ちの流水りんこさん。お連れ合いであるケーララ州出身のサッシーさんと出会ったバナーラス(バラナシ)を長年見続けてきたりんこさんと、この街にインドのなかでももっとも長期滞在をしたアンジャリが、バナーラスの今昔をたくさんのエピソードとともに話します。

モディ首相の「清潔なインド」推進計画のもと、少しずつ変化していく街。ガンジス河の流れ、入り組んだ路地裏、出会った人々。どこがどう変わり、どう変わらないままなのか。

Special Thanks to Kerala Bhavan

第5回 インド古典バラタナティヤム舞踊家

『11歳でプロデビュー! 南インド古典舞踊バラタナティヤムの世界』
富安カナメ(とみやす かなめ) / 中学生舞踊家

2020年7月当時12歳、中学1年生のバラタナティヤム舞踊家。家族とともに6年間インドに滞在、4歳からバラタナティヤムを習い始める。

サロジャ・ヴァイディヤナタン師匠の元、11歳の誕生日にデビュー公演「アランゲトラム」を許され、その後国内外で活動。 巫女の奉納舞が起源とされる南インド発祥の古典舞踊バラタナティヤムは踊るヨガとも呼ばれ、中腰姿勢での激しいステップが特徴的。神話を元にした演目では、顔の表情はもちろん指先まで使った表現も見どころとなる。

カナメのバラタナティヤム帳(ブログ)
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第6回 アーユルヴェーダコーディネーター

『アーユルヴェーダで生きやすく』
田澤 ともき(たざわ ともき) / アーユルヴェーダ・コーディネーター

【田澤 ともきさん プロフィール】
1974年青森生まれ。2007年にアーユルヴェーダに出会う。2013年にインド・デリーに移住、2018年にインド人と結婚。「アーユルヴェーダをインドで学ぶ」Nomadasia(ノマダシア)をスタート、アーユルヴェーダを勉強したり、ブログを書いたり、イベントを運営したり。

インドで学ぶアーユルヴェーダ NOMADASIA
Radiotalk インドとアーユルヴェーダと私
note "インド嫁(ノマダシアの人)"
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第7回 ジャングルを切り拓く人

『旧庭園都市バンガロールの魅力とケーララ自転車エコツーリズムの旅』
横沢 由佳(よこざわ ゆか) / ナチュラルライフ研究家

【横沢 由佳さんプロフィール】
国際交流基金から派遣されたイギリスにて、その後教員資格を取得、公立・私立初中等教育の日本語教育に携わる。私立女子校で教壇に立つかたわらインドに魅せられ、その後10年間の休暇はすべてインドの旅に費やす。2013年夏、インド最北部ラダックでバンガロール出身の現夫と劇的に出会い、2014年春に電撃結婚、秋にインドに移住。その後夫婦で1年半世界自転車旅行に出かける。

道中、アルメニアでTEDトークイベントに参加し、”Golden hearts on the road”について話す。帰印し、旅録をTIMES of INDIAにて連載。インドで夫婦自転車旅行をしている間に、ケララに移住することを決める。2019年夏にケララで小さなファームを購入し、IT会社の翻訳をしながら二人の夢だったファーム生活を始める。

TEDx Talk "Golden Hearts on the Road"
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第8回 インド在住Youtuber

『20代駐在員が伝授! インドの都会の楽しみかた』
チャロブラザーズ / YouTuber

インドのデリー・グルガオンで働く(2020年7月当時)20代の男子達によって結成されたYouTuber集団"Chalo Brothers"。

東大卒の金融マンさわじさん、会計士グッチさん、ヨガマスターの駐在員なんちゃん。個性的なメンバーが、単なる旅行では感じることが出来ない、インド在住だからこそ伝えられる、リアルな生活環境をSNS中心にお届けしています。

公式Youtubeチャンネル
さわじのうんちく研究所 - さわラボ SawaLabo
HIRO WORLD

第9回 作家・出版社『旅行人』主宰

『インド先住民アートの世界』蔵前 仁一(くらまえ じんいち) / 作家・旅行人主宰

1956年鹿児島生まれ。1980年代からアジア、アフリカを中心に世界中を旅行し、1995年に出版社旅行人を設立。雑誌「旅行人」(現在休刊)、ガイドブック、旅行記などを制作発行する。著書に『新ゴーゴー・インド』、『わけいっても、わけいっても、インド』、『インド先住民アートの村へ』など。近著に『失われた旅を求めて』。

旅行人公式サイト
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協賛をいただいて出演依頼して宣伝動画を作って

さまざまなインド繋がりのゲストをお迎えした第2弾は、インド政府観光局様の協賛を頂戴して開催しました。「協賛をください!」とお願いしてプレゼンテーションをして……。登壇していただきたい友人の皆様にお願いして、宣伝用の動画を作って。懐かしい😁

いつになったらツアーが再開できるのかまったく見通しが立たないなか、「とにかくなにかをやらねば」という一念でした。精神的にも、経済的にも、いろいろな面で大変な時期でした。みんな大変だったよね。いまも大変ですが。

皆さまそれぞれに安心して過ごせる毎日が戻ってくることを祈って。生き延びましょう。


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