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『はじめての王国ツアー』が生まれるまで〜バーフバリ生誕の地へ Vol.4

みなさんこんばんは。楽しいインド案内人アンジャリです。

さて私は、2018年6月に『はじめての王国ツアー』という企画で、ラモジ・フィルム・シティをはじめとするテルグ語映画の本拠地ハイデラバードを巡るツアーを開催、以後、同様のツアーを6シリーズ企画してきました。

なぜこのツアーを企画することになったのかは話せば長いのですが、そのきっかけとなったのは、娘と2017年末に訪れたラモジ・フィルム・シティでの大興奮ぶりを記した当時のブログでした。

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2018年1月3日のブログより。

さて、まだまだバーフバリの撮影オープンセット見学ツアーは続きます。

コンパクトにまとまっているようで、歩き回るとわりと距離があるオープンセット。時折目に入るブルーシートもなんのその、見学後半は、もはや映画のセットではなく、マヒシュマティ王国の遺跡を見学しているような気にすらなりました。

入り口近くからもチラチラ目に入ってはいたのですが、これを目の前にすると感慨ひとしおです。空にいななく馬たち。サイズが、もう、圧倒的。

足の筋肉の躍動感など、たまりません
この馬たちの間にある細い階段が、戴冠式のときにバーフバリたちが颯爽と登っていったところです

高さもあり急な階段なので立ち入り禁止のフェンスがありましたが、それを乗り越えて上まで行こうとする輩が5分に1回ほどいて、しょっちゅう「そこ登るなー!」という警備員さんのホイッスルが鳴り響いていました。

よぉく見ると上の写真でも片足突っ込んで登ろうとしている人がいますね。まあ、気持ちはわかります。そりゃね、登りたくなるのが人情というものですよね。

下から見上げると馬具の装飾がまた……!
わあああああああ!!!

ここはパネルなんです。そうです、ちょっと安っぽいといえば安っぽいんです。でも、そんなことはどうでもいいんです。このシーンのことを思い出すともう何度目かわからないくらいの胸いっぱい。

さて、順路通りに行くと最後の大物はこちら。

その場ではどのシーンのセットか分からなかったのですが、「伝説誕生」でバーフバリ(父)とバッラーラデーヴァが技比べをしているときにシヴァガミたちが立っていた場所です
登りつめると、この方々がお出迎え。等身大パネルで迫力満点のシヴァガミ様とビッジャーラデーヴァ! このロープも超えて王座に座る人、続出。まあ、気持ちはわかります。
でも傍に警備員さんがいて、すぐさま追い出されています
ふりかえればマヒシュマティ王国

大掛かりなセットはここまで。順路を行くと、このあと出口なのですが、まだまだお楽しみは終わりません。続きます。しつこいですが、続きます。ええ。

というわけで、次回いよいよ最終回。

HIS×映画.com共催企画『バーフバリ ロケ地巡りツアー』

2023年3月4日(土)15時から、ラモジ・フィルム・シティのオンラインツアーのナビゲートをします。現地からのリアルタイム配信は、『はじめての王国ツアー』で私とコンビを組んでいる現地ガイドのモハンが担当します。よろしかったらぜひ!


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