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英語と病気:エジさんが来る

外国に行ったとき、病院に行くことになるのはイヤですよね。

ある50代の女性が風邪気味になり、旅行先のアメリカの病院に行ったそうです。その人はまったく英語がわからなかったのですが、少しだけ日本語がわかる看護師がいて説明をしてくれました。ただの風邪にしては念入りに検査をされるので不安になりましたが、看護師は「Take it easy.」としか言いません。

医師がカルテに何かを書き込むとき、看護師と話していた言葉が気になり、ホテルの部屋に帰って大学生の息子に電話をします。

「病院に行ったんだけど、なぜかたくさん検査をされたわ」
「不思議だね、何て言われたの」
「ほとんど聞き取れなかったけど、『cancer』って書いてあるのは見えた」
「え、本当に」

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エジさんという人が、役に立たない英語を教えてくれます。

多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。