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アニメーターにとって健康的なオフィスとは?

これはアニメーターに取った話では無いのかもしれませんが、現在、健康的なオフィスが求められているように感じます。

実際に多くの論文によれば、長時間のデスクワークによって脳梗塞や心疾患などの重大な病気のリスクが上がることがわかっています。サラリーマンのほとんどがデスクでPCを置いて作業し、会議もやはり椅子に座ります。これでは健康的とは言えないし、睡眠不足の場合には眠気との闘いにもなります。

そこで近年、注目を集めているのがスタンディングデスクです。これはその名の通り、立ちながら作業できるデスクのことで、上手く活用すれば長時間のデスクワークを解消できるだけでなく、生産性向上にも繋がります。

アニメーターの仕事も、やはり座りながらの仕事がほとんどです。そこでスタンディングデスクを導入すれば、様々なメリットを享受できるのではないかと思います。

一方で、さらに先進的な取り組みも見受けられるようになりました。それは「脱・デスク」です。

Apple Vision Proの登場で空間コンピューティングの実用性が大幅に向上。また、空間上に巨大なディスプレイを映し出せることから、映像制作や音楽制作の在り方まで変えるポテンシャルを持っています。

Apple Vision Proであれば、デスクは必要ありません。視界にさえ注意すれば、歩きながらでも仕事できる未来がやってくることでしょう。

村上春樹やニーチェなど、優れた創造性を持つ偉人は、いずれも「散歩」の習慣を持っていました。運動によって脳が活性化されるのは、多くのデータからわかっており、特に「軽度な有酸素運動」で脳の認知機能がピークに達するとのこと。

つまり、Apple Vision Pro等のツールを使って歩きながら仕事することで、健康的かつ生産性の高いワークフローを実現できるようになるのです。

おそらく今後、Apple Vision ProとApple Pencilを組み合わせて、空間上で絵を描ける時代が当たり前になるでしょう。実際に、せきぐちあいみなどのVRアーティストは、空間上で作品を制作しています。

このような時代では「脱・オフィス」どころか「脱・デスク」で、アニメスタジオのオフィスを考える上で、これは非常に重要な要素だと考えます。そう考えれば、人目を気にせず気軽に散歩できる立地(つまり地方)が最適なのかもしれません。

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