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ドキュメンタリー映画を作ります

2024年6月3日より、クラウドファンディグのプロジェクトを開始しました。内容は「アニメーター」をテーマにしたドキュメンタリー映画制作です。

▼プロジェクトの内容
一般社団法人日本アニメーター・演出協会の『アニメーション制作者実態調査2023』によると、アニメーターの平均年収は422.5万円、新人扱いである動画マンの平均年収は263.2万円とのことです。

また、アニメーターの1ヶ月の平均作業時間が「198時間」であることから、アニメーターの平均時給は1,778円、動画マンの場合は1,107円という計算になり、高度な技術力と忍耐力が求められる職種とは思えない給与状況となっています。

そこで今回のドキュメンタリー映画制作では、主に2つのソリューションに取り組みます。

1つめは、アニメーターの現状や労働環境を世界に発信します。文章では伝わりづらいリアルな雰囲気を、映像を通して世界中のジャパニメーションファンに届けるのです。

そしてもう1つは「アニメーターの給与改善」という問いに対するアンサーを出すことです。日本のアニメ制作の現場に留まった方がいいのか、個人のアニメーション作家として独立すべきか、それとも海外に進出すべきなのか。数多くのアニメーターに取材・撮影しながら、アニメーターの個人戦略の未来に迫ります。

▼資金用途について
まず大前提として、本作品はテクノロジーを大いに駆使して、制作費の削減に努めます。
現在、ミラーレスカメラが高性能になったことから、商業映画と遜色ない撮影が可能になっています。また、32bitフロートレコーダーの登場により音声技師は必要なくなり、編集・BGM制作などのポストプロダクションは全てMacBook Proと数万円程度のアプリケーションで完結します。
使用機材のほとんどを私が個人所有しておりますので、本プロジェクトで発生する最低予算は、基本的に「取材費」だけです。これを第一の目標金額として設定します。
【最低予算】
取材費 6万円(1人あたり2,000円の経費で、最低でも30人に取材する予定)
音声収録用のレコーダー 5万円
リターン制作費2万円〜
計13万円

→うち6万円をREADYFORで調達
目標金額を超えた場合は、品質向上のために、以下の経費に充てます。

【品質向上のための経費】
英語字幕作成 10万円
取材人数の増員 5万円〜
ナレーション 10万円
BGM制作 20万円
機材のアップグレード 10万円〜(ヘッドホン10万円、カメラ66万円)

また、プロジェクト期間の期限である2024年8月1日まで、このnoteで「アニメーター」をテーマにしたコラムを連載しようと思います。

ぜひ読んでみてください。


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