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アニメーター志望におすすめのアニメ④:SHIROBAKO

アニメーター志望におすすめのアニメと言えば、やっぱりこれを紹介しないわけにはいきません。『SHIROBAKO』です!

『SHIROBAKO』は、2014年に公開されたTVアニメ作品で、監督は水島努、アニメ制作会社はP.A.WORKSです。個人的にはPA作品の中で『SHIROBAKO』が一番好きですね。

『SHIROBAKO』は、アニメ制作の現場をアニメで描いた作品でして、しかも監督はコミカルな動きに定評のある水島努で、アニメ制作は勢いに乗りまくっていたP.A.WORKS。これがおもしろくないわけがありません。

主人公はアニメ制作のプロジェクトを現場でマネジメントする制作進行の宮森あおいで、ほかにも脚本、声優、3DCG、企画など、実に様々な職種のエピソードが深掘りされています。『SHIROBAKO』を見るだけで、アニメ業界でどのような人たちが働いているのかをある程度理解できます。

ハッキリ言って、アニメーター志望の方にとって『SHIROBAKO』は絶対に見るべき作品でしょう。アニメ制作が一目でわかるのはもちろんのこと、全体としての品質も非常に高く、万人にもオタクにもウケる作品に仕上がっています。

また『SHIROBAKO』は、夢を追いかけることの辛さとおもしろさを、とても丁寧に描いている作品にもなっています。第23話「続・ちゃぶだい返し」の名場面も最高ですが、個人的には第22話「ノアは下着です。」で男2人が日高屋で夢を語るシーンも最高に好きです。

アニメ業界は、たしかに辛いこともあるのでしょうが、一方で夢が詰まりに詰まった世界でもあります。この世界にどのように向き合っていくのか。そしてそれは、アニメ業界に限った話ではありません。

アニメーターという「夢を作る仕事」に就くのであれば、それなりの覚悟も必要でしょう。

少なくとも私は、愚痴をこぼすためにお酒を飲むのではなく、夢を語るためにお酒を飲みたいと思います。

次回に続きます。


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