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ペット業界ってどうなの?全国規模でペットショップ市場を紹介!(就職・転職向け)

今回は、ペット業界・ペットショップ市場の全容について分析・解析をしていきます!

これから就職・転職を考えられる方にお役立ていただけると幸いです!!

①ペット業界の市場規模

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まずはペット業界の市場についてみていきます。

ペット業界の市場を表しているデータをご紹介します!

ペット業界の市場規模(矢野経済研究所調べ)
                     市場規模(億円)
2015年度      14,743
2017年度   15,193
2019年度   15,700(見込)
2021年度   16,257(予測)

市場規模に関しては、どんどん大きくなっていくことが見てとれ、またこれからも増えていくことが予想されています!

この背景にあるのは、ペットにかけるお金の単価が上がっていることがあります。

ペットがより家族の一員として捉えられるようになり、これまでよりもお金をかけられているという現状があります。

ペットのファッションや写真撮影、ペットフード、おもちゃなど、展開されているサービスは多岐に渡ります。

また、ペットを室内で飼育する割合も増えてきているため、トイレ関連や掃除用品も合わせて需要が高まっていることが、市場の伸長を助長しています。

②ペットショップ件数(全国・都道府県レベル)

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1)ペットショップ件数(全国)

続いて、全国のペットショップ件数の推移をご紹介してきます!

ペットショップ件数(全国)
2001年   12,475
2006年  13,674
2008年  13,488
2011年   14,693

こちらも右肩上がりに件数が増えてきていることが確認できますね!

この背景には、これまで犬・猫がペットといえばメインに飼育されてきましたが、爬虫類や鳥など、ペットの多様化があります。

依然として、犬・猫が人気であることに変わりはありませんが、そういったペットショップの多様化がペットショップ件数にも影響を及ぼしているのです。

2)ペットショップの件数(全国TOP5)

では、全国の中でも、ペットショップが多いのはどの都道府県なのでしょうか?

今回は、人口10万人に対するペットショップの件数から全国TOP5をランキング形式でご紹介します!

人口10万人に対するペットショップの件数(タウンページ データベース)
       (1位から順に)
2001年 和歌山、大阪、福岡、三重、広島
2006年 和歌山、福岡 、広島、石川、香川
2008年 福岡、和歌山、大分 、愛媛、香川
2011年大分、福岡、山口、香川、愛媛

この特定の年において複数回ランキングに出てきたのは、

福岡(4回)、和歌山(3回)、香川(3回)、広島(2回)、大分(2回)、愛媛(2回)でした!

反対にワースト7(順不同)は以下の都道府県でした。

2006年:青森、秋田、岩手、新潟、福島、茨城、島根

2001年:青森、秋田、岩手、新潟、福島、島根、鹿児島

2008年:青森、秋田、岩手、福島、茨城、島根、佐賀

2011年:青森、岩手、福島、茨城、埼玉、神奈川、沖縄

ランキングの上位に複数回出てくる都道府県は、全て日本列島の西側でした!

一方、ランキングの下位に出てくる都道府県は日本列島の東側、特に東北の県がほとんどでした!

あくまでも、このランキングは人口10万人あたりのペットショップ件数ですが、

市場が盛んで競争が厳しい環境なら西側、市場を自分で作っていくなら東側と捉えてもよいかもしれません!

下記に、横浜市内のペットショップ市場に焦点をあてたコラムもありますので、興味がある方はチェックしてみてくださいね!

横浜市内のペットショップ市場の全容(就職・転職向け)

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