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なでしこリーグ出身者に聞く!フットサル挑戦の舞台裏!〈後編〉

前編はこちら⇩

-なでしこリーグとの環境の差は感じられましたか?

高橋:サッカーとフットサルではまだまだ環境の違いが多くあると思います。仕事先の斡旋や勤務時間を考慮して頂き、練習場所等様々な面で、とても恵まれていたんだなと感じます。

脇嶋:やっぱりなかなか適応には時間かかりますよね。海咲さんはいかがでしたか?

小林:前所属が日本リーグのチームで女子フットサルではトップリーグのチームでしたが、練習場、スポンサー獲得、イベント企画からチケット販売も全て選手で行っていました。サッカーではチームスタッフがいてやってもらえていた部分をフットサルでは全て選手でやらなければならない、サッカーとフットサルの環境の違いを大きく感じました。あと、大人になってから、ボールを蹴る為にお金を払うという感覚がなかったので(会費、遠征費、チームウェアなど)こんなにかかるなんて、思わなかったですね。今まで(サッカーの時)が恵まれていたのは金銭面でもすごく感じました。

脇嶋:そんなに違うんですね。緩奈さんはいかがでしたか?

尾田:奈々さんと同じく、サッカーの時はチームが仕事も準備してくれて、選手としてすごく優遇してくれる環境でプレーさせていただいてました。アニージャに入団してびっくりしたのは、自分のやりたい職業につき両立している選手が多いこと。両立しててすごいな〜と思いました。看護師として働きながらやってる方もいて本当に驚きました。え、夜勤明け!?とか。笑

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-アニージャの雰囲気など教えてください。

高橋:チームの雰囲気はすごくいいと思います。人見知りの選手が多い印象ですが、みんなとても優しいです!今年は、プレー以外のの時だけでなくプレー中にも、もっとコミュニケーションをとっていきたいです!

脇嶋:確かにうわさでは聞いてました笑 海咲さんはいかがでしたか?

小林:昨年は、経営母体も変わって、半数以上が新メンバーで全く新しいチームになり、最初の方はコミュニケーションが取れてないと感じました。シーズンのスタートがオンライントレーニングのみだったので、特に選手のパーソナルな部分を知ることができなかった。練習や試合を重ねるごとにコミュニケーションも取れてきていまではすごくいい雰囲気になっていると思います。でも、サッカーからの転向組が多いこともあり、プレーに対してお互いに強く要求したりはまだできていないかなと思います。

高橋:そうですね。昨シーズンは、分からないこともあり発言や要求が中々出来なかったので今シーズンは、分からないことはその場で解決して、プレーの要求等もしていき、限られた練習時間の中でより良い時間をみんなと共有していきたいです。

脇嶋:ありがとうございます!緩奈さんはいかがですか?

尾田:サッカーだとチームメイトが近くに住んでることもあり、練習後にご飯に行ったりする機会が多かったです。ただ、現在はみんなが仕事をしながら、フットサルをしてるので近くに住んでいないし、コロナもありなかなか練習以外でのコミュニケーションは増やせなかったですね。あとは、フットサル1年目ということもあり、自分の要求するプレーが正しいのかわからずに発言を控えてしまったのはありましたね。

脇嶋:奈々さんと緩奈さんは来シーズンで2年目だと思いますが、要求していけそうですか?

尾田:わたしはまだ吸収期間になるかと。。ですが、いつまでも受身ではなく成長して要求していきたいですね。

高橋:継続して吸収しつつ、昨年の課題は克服し、プレーで感じたことはすぐに話す!決まった時間での練習になるのでその場で終わらせず、活発なコミュニケーションをとっていきたいです。

-これからの展望は?

高橋:セカンドキャリアの中で、チャレンジしたいことがあるのでその目標が達成出来るように、頑張ります。

脇嶋:ありがとうございます!海咲さんいかがでしょう?

小林:noteにも書きましたが、競技だけで生活できるアスリートになると、それだけしかやらない選手が多いので、引退するときにはセカンドキャリアの選択肢が全くないことが多い。アニージャや個人の活動を通じて、競技とキャリアを両立していくことの大切さが伝わればいいと思います。セカンドキャリアの準備がフットサル以外の競技にも広まるように行動していきたいですね。

脇嶋:具体的にどんなことをしてみたいですか?

小林:セミナーとかも開催できたらとは思うのですが、うまく伝えられる自信がまだないので、とりあえず今は強みである文章で伝えていこうと思います。

脇嶋:強みを伸ばしていくということですね!緩奈さんいかがでしょう?

尾田:自粛期間に海咲さんのnoteを読んで、アニージャを選んだくらい感銘を受けた1人です。笑 私自身もセカンドキャリアで何がやりたいのか悩んだ時期がありました。ただ、私はサッカーと比較的まだ環境が整ってないフットサルと両方を経験できているので、女子フットボール全体に恩返しができるような選手になりたいと思ってます。

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-これからセカンドキャリアやフットサルへ挑戦しようとしてる人へ一言お願い致します。

高橋:人生一度きりなので、ぜひ(無謀に見えても)トライしてみてほしいと思います。

脇嶋:ありがとうございます!海咲さんいかがでしょう?

小林:自分が今までの人生、やらないで後悔するよりやって後悔したほうがいいと思って生きてきたので、ぜひやることを選んでほしいと思います。

脇嶋:確かにやって後悔した方がいいですね!緩奈さんいかがでしょう?

尾田:環境を変えるとか、挑戦することには勇気が要ることだと思いますが、勇気を振り絞って挑戦した先には明るい未来があると思うので、「やればできる」と思って、挑戦し続けて欲しいです。

取材終了後の小言

高橋:女子フットサル界と、アニージャをもっと色んな方に知ってもらいたいです。チームで色んな事にチャレンジしていきたいですね。

脇嶋:コロナがなければやりたかったことはありますか?

小林:個サルはやりたいですね。SNSを通じての応援も大変ありがたいですが、リアルでファン・サポーターとのコミュニケーションは取っていきたいですね。

尾田:観客が入って試合したいですね!

小林:そうですね。実際に声援がある中で試合したいですね。

脇嶋:早くこの事態が収束することを願いたいですね。

高橋&尾田&小林:そうですね。

脇嶋:では本日はありがとうございました!この後の練習頑張ってください!

高橋&尾田&小林:ありがとうございました!

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