単身者・高齢者はペットシッターを味方につけよう!
こんにちは🐈
今回は、特に単身者や高齢者の方に向けて、ペットシッターをおすすめしたい理由をお話しします。
何事もなく日々を過ごしているとつい忘れがちですが、誰もがいつどこで突然の事態に見舞われるかわかりません。
特にひとり暮らしや高齢でペットを飼育されていれば「もし自分に何かあったらうちの子は...」と考えておくのはとても大切です。
いざという時にペットを誰かに頼める安心感があれば、どれほど心強いことでしょうか。
これからご紹介する実際にあった2つのケースから、ペットシッターの存在がいかに重要かを感じていただければ幸いです。
ケース1 : 緊急入院時のご依頼
ある日、知人から連絡が入りました。その方の友人が脳梗塞で緊急入院し、家に残された5匹の猫のお世話をしてほしいとのことでした。
幸い飼い主さまはお話しができる状態で、わたしは入院先の病院まで行き、直接お打ち合わせをしました。
長期の入院が予想されたため、ひとりでは毎日のお世話が難しく、知り合いのシッターさんに協力をお願いし、交代でケアすることにしました。この飼い主さんは無事に退院できましたが、最悪の場合、戻れないこともあり得たかもしれません。
ケース2:ペットのお世話で飼い主さんを救う
こちらも急なご相談です。かかってきたお電話に出ると非常に辛そうなお声で、様子がおかしいことにすぐ気がつきました。
なんと「熱中症で動けないが、猫がかまってほしくて鳴いているので遊んであげてほしい」というのです。私は経口補水液を買い、すぐに駆けつけました。
初めての訪問で、人見知りの猫ちゃんと十分に遊べたとは言い難かったのですが、持参した経口補水液を飲んだ飼い主さまの体調は回復し、とても感謝をされました。
もし猫ちゃんがいなければ、この方は誰にもSOSを出せずにいたかもしれません。熱中症も甘く見れば命に関わります。ペットの存在が、間接的に飼い主さんの命を救ったとも言える出来事でした。
ペットシッターを味方につける重要性
これらのケースで注目していただきたいのは、どちらも事前の打ち合わせなく急遽依頼となったことです。
どうにかお世話をすることができたこの2例は非常にラッキーだったといえます。
もしあなたが、ペットのお世話の備えをしないまま緊急事態になったら、どうなるでしょうか?
お世話そのものができない
・鍵の受渡しができない
・ペットの存在を誰にも知らせることができない
家に入れたとしても
・物の場所やお世話内容が把握しづらい
・見ず知らずの人が突然やってきてペットさんが怖がる
普段から信頼できるペットシッターさんと関係を築いておくことで、緊急時にもスムーズに対応できます。
具体的には以下のような準備ができるでしょう。
1. お住まいの近くにいるペットシッターさんを探し、平常時に打合せをしておく
2. 短時間の外出の際にお試し利用をしてみる
3. 鍵の保管場所や緊急連絡先を事前に決めておく
4. 職場や知人に鍵を預けておき緊急時はシッターと連携を取る
これらの「保険」を用意しておくことで、万が一の時も安心です。
まとめ
突然の出来事は誰にでも起こり得ます。特に単身者や高齢者の方は、「もしも」のためにぜひペットシッターを味方につけることをおすすめします。
まずは身近なペットシッターさんを探してみてはいかがでしょうか。緊急時だけでなく、日々の生活の中でも心強い味方になってくれるはずです。あなたとペットの幸せな暮らしのために、ぜひペットシッターという選択肢を考えてみてくださいね。
最後に、ペットシッターさんによって対応できることは異なります。長期で鍵を預かることや、緊急時の対応など、個別に相談してみるのがよいでしょう。また、法律上の制限もありますので、事前の取り決めが重要です。
単身者や高齢者の方々が、少しでも安心して暮らせるよう、ペットシッターという選択肢を知っていただければ幸いです。皆さまの日々の暮らしに、少しでも安心をお届けできれば嬉しく思います。
お読みいただきありがとうございました!
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