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食べ過ぎが病気になる

現代、病気の原因のほとんどが「食べ過ぎ」だ。

以前、体調が悪いと友人に話したところ、一冊の本を勧めてくれた。

「病気にならない生活のすすめ」

実は完読していない 笑。別に自分にとって必要なポイントを掴んで、実生活に活かせればOKだと考えてる。

私にとってこの本は新しいことを学んだというよりは、今までちょこちょこ入ってきていた知識を整理することができた本だった。

私はハンバーガー、フライドポテト、ピザなどのジャンクフードが大好きだ。日清のカップヌードル シーフード味に市販のイタリアンドレッシング(酢・塩胡椒・バジルのシンプルな味のもの)を入れて食べると超美味しい!

だから、健康食しか食べない訳では全くない。

ただ食品を選ぶ時に成分表をチェックしたり、自分の中でNGにしている食品(マーガリン・ソーセージやハムやベーコンなど発光剤や発色剤が入った加工された肉類・ジュース・お酒...など)は普段極力食べない。

外食では結構自由に食べちゃってるけど、添加物が多いものを食べた次の日は野菜・卵・肉などシンプルなものをシンプルに食べるようにしてる。

でも、最も大切にしてることは「食べ過ぎないこと」

アフリカのサバンナなど、人間に飼われていない動物のほとんどは常に飢餓状態だ。同じように、人間も元々は満腹な状態でいることなんて少なく、常にお腹が空いているのが自然だった。だから、飢餓状態であることで効率良い機能が肉体に備わっている。

同時に、人間を含めて動物には「食べれる時にお腹いっぱい食べる」という本能が備わっている。そうでないとサバイバルな環境を生きていけないからだ。

原始人が「2日前も食べたのは鹿肉だったし、野菜も食べないとバランス悪いから、あとで食べよう」と考えていたら、次に食べる機会が訪れるまで餓死してしまうだろう。

一日3食という習慣や穀物と野菜などをバランス良く食べるという習慣が生まれたのも、人間が狩猟生活を離れ、定住して作物を育てるようになり食べ物が備蓄できるようなってからだ。

そして今は、食べたい時にいくらでも食べたいものをお腹いっぱい食べられる。近所にはコンビニがあるし、料理ができなくてもレンジでチンしたり、お湯を入れたりして即食べられる。しかし、人間の本能や肉体機能はそんなに簡単に変わらない。

私たちは原始人の頃と変わらぬ本能で、飽食の時代を生きてる。だから、慢性的に食べ過ぎ、栄養過多なのだ。お腹が空いたらすぐに満たしたくなるし、常に何か口に入れていないと口寂しく感じる。

そして胃腸に常に負担を強いる。必要以上の栄養は「毒」になって腸を汚して血を汚す。汚れた血が体全体に巡って、それが病気というシグナルとして現れる。

私たちは「何を食べればいいか」を気にするけれど、本当は食べないということが大事な要素なのだ。

朝ごはんも本当は食べない方がいい。食べても果物だけとか、果物ジュースにするとか。なぜなら、朝は体が「断食あけ」の状態だからだ。

人間が唯一ものを食べることができない時間が「寝ている時」だ。だから睡眠時間は一日一度の断食時間となる。

イスラム教などでは断食をする習慣があるが、イメージして欲しい。断食あけには何を食べるべきだろうか?ご飯をお茶碗いっぱいに、味噌汁、塩ジャケ1匹、卵焼き、野菜のおひたし、果物と彩り良くお腹いっぱい食べるだろうか?

「断食あけは消化が良いものを少しだけ食べて、徐々に体を普段の食事に慣らしていく」というのは誰もがイメージできる。朝ごはんをお腹いっぱい食べなくてはいけないというのは、人間の思い込みだ。

お腹が空いている時間があるっていうのは大切だ。実際、お腹が少し空いている方が集中力が増す。

お腹が空いている時間があることで血が汚れない。

昔から女性は男性よりも長生きする。これは女性には「生理」があるからだという説がある。定期的に瀉血(しゃけつ)して、血を浄化することで長生きできるのだ。

瀉血とは、血を抜くことで病気を治すという考え方で東洋に古来から存在している。汚れた血を抜いて、浄化するのだ。

病気とされている症状の多くも、実は血を浄化している証なのだ。アトピーも、血を浄化しているため現れる症状だ。なんと癌も血をきれいにするために起きる症状なのだという。

血を汚さない。そのためにも食べ過ぎない。これを認識するだけでも全然体調は変わるから興味がある人は試してほしい。

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