「新型コロナと高血圧」の悪化を左右!　"ワーファリン薬"

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　日本では、新型感染者の2%が発症して、一部は重症化(死亡も)します。
欧米などでは、感染者の10～20%が発症するものとみられています。
　日本人の5～10倍ですね。

　日本人が感染(有症化)しない 理由として有名なのは、結核に対する「BCG接種」。日本では、1951年から摂取開始されています、今の69歳以下の人は「BCG接種」をしています。中国や韓国も「BCG接種」をしています。
　欧米でも、「BCG接種」を国民多数にしている国では、死者数が激減しています。

　ここにきて、もうひとつの、日本人が感染(有症化)しない 理由として「ワーファリン感受性」が挙げられています。

　ワーファリンとは血液を固まりにくくする作用を持つ、高血圧などで処方される薬です。
　今回の新型コロナウイルスの感染では、全身の血栓(血液凝固)が大問題となっていて、血栓防止に「ワーファリン」が幅広く処方されています。

　この「ワーファリン感受性」とは、ワーファリンの効ききやすさで
一番効ききやすいのは
①日本人(東アジア人)
　⇓
②欧米系
　⇓
③アフリカ系

　米国で、アフリカ系黒人に大量感染と死亡者が発生している理由のひとつかもですね。
　ワーファリンの効き方は、遺伝子によって左右されるそうなので、人種の差は大きいですね。

　高血圧でよく処方される「ワーファリン」は、血液を固まりにくくする作用で有名です。
　ビタミンKは、出血した時に血液を固めて止血する因子を活性化します。「ワーファリン」は、そのビタミンKの作用を妨害します。

　そのため、高血圧患者の人で「ワーファリン」を処方されている人は、納豆や、青汁、葉物野菜などのビタミンKの多い食材の摂取は厳禁です。
　30代以上になると、高血圧患者の人は多く、「ワーファリン」を処方されているかどうかのチェックは重要ですね。

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