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「デブ味覚」で"肥満のスパイラル"に

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 味覚には、主に「甘味」「塩味」「酸味」「苦味」「うま味」の5種類があり、そのうち「うま味」を感じなくなっている状態を「デブ味覚」と言います。

 濃い味付けのものばかり好んで食べていると、味の感じ方が鈍くなり、より濃い味、こってりした味を求めるようになり、結果「デブ味覚」になってしまい、おそろしいことに、摂取するものすべてが高カロリーという事態に。

 味覚が鈍る「デブ味覚」になると、うま味を補うために「塩分や糖分」を余分に摂取するようになり、肥満のスパイラルに入ってしまいます。
 塩分の多い食事を取ると、さらに味覚が鈍り、たくさん食べないと満足できなくなるのかもしれませんね。

 塩分の摂取量が多い人ほど、「デブ(肥満)」になる事が、世界の4か国(日本、中国、米国、英国)の約4700人を対象とした調査研究で判明。
 この研究では、従来のあいまいな塩分摂取量の推定値ではなく、より正確な塩分摂取量を採用しため正確度が向上しています。

 塩分摂取量が増加するにつれて、どの国でもBMI(体格指数)は統計学的に有意に上昇。
 1日当たりの塩分摂取量が1g増加すると、肥満リスク
日本では21%、中国では4%、英国では29%、米国では24%上昇。

 戦後すぐの平均寿命は50歳代
江戸時代の平均寿命になると30~40歳代とチョー短命。
 
戦前、冷蔵庫が普及する前は食べ物を塩漬け保存することが多く、これによって塩分過多となる食生活で、高血圧と脳血管疾患(脳卒中など)による死亡率が上昇。
 戦後の冷蔵庫の開発・普及で塩分過多が激減し、平均寿命が大きく上昇しました。

 また、塩分摂取の過剰は、肥満だけでなく、高血圧も発症させるので要注意ですね。
 塩分過剰が高血圧を引き起こし、脳卒中へとつながります。
県民の塩分過剰に悩んだ「長野県」は、塩分摂取の大幅低減運動に取り組み、近年では、平均寿命ランキングのトップ争いの常連です。


 デブ味覚からの脱出方法ですが、舌のミライの細胞が生まれ変わり、デブ味覚が完全にリセットされるのに必要な期間は2週間
 その脱出のための食材は「やせる出汁
➡ 特製「やせる出汁」の作り方

 小腹がすいたときにもOKなのがいいですね。

    ➡ ■アメブロ「不健康老人の若返りダイエット日記」

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