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結果、私はラッキーガール。ガール?

友A:晶のその髪の色は、何色って言って染めているの?
私:え??地毛だよ?
友B:晶は白髪染めしたことないよ。染めるとしてもインナーカラーばっかりだよ??
友A:B!Bは何色って言って染めているの??
友B:ごめん、地毛。
私:・・・ここで染めているの君だけ。

アラフォーも終わり、本格的に40代にもなると、グレイカラー(ってゆうらしいですよ最近は白髪染めのこと)が何色かという話になり、冒頭の会話に思いだしたようになります。

友人Aはアラサーと呼ばれる頃からグレイカラーをしていたらしく、同級生の私たちも自分と同じころからグレイカラーにしていると信じて疑わない素敵なコです( *´艸`)

さて、時を戻そう

中学生の頃の私は、年に何度か行われた「服装検査」というもので毎回ひっかかっておりました。そう、「髪の毛の色」というもので。2年時の担任はなかなかのツワモノで(←)「日本人の髪の毛の色というものは、烏のように黒いものだから、茶色というのはおかしい。染めてくるように」とご指導くださいました。1年時の担任にして学年主任だった先生は「君の髪色がその色なのはわかっているから、染める必要はないんだよ?」と言ってくださった。

帰宅し、両親に「日本人の髪の色は黒くないとおかしいらしいので、染めてくるように担任から指導を受けました」と報告。父はニヤリと笑い「なら、黒く染めるしかないねぇ」と、烏のように真っ黒になるヘアカラー材を買って、染めてくれました。

登校すると「そうです、それが正しい日本人の色です」と担任に言われ…1年時の担任にして生徒指導の先生には「地毛を染めたら本末転倒なんだがなぁ…」と絶句された1ヶ月後…見事なまでの”逆プリン”が完成いたしました。

担任絶句してましたけどね。ふふっ。
担任が私から学んだのは…

日本人にも烏の濡れ羽色な髪色じゃない人もいる

更に、高校を卒業し、関西の学校へ進学。心斎橋の大丸や高島屋前を歩いていると「髪の毛を切らせてもらえませんか?」という謎の勧誘があった…あれ、なんだったんでしょう?

そして、見ず知らずの素敵なお姉さんたちにも突然声を掛けられることがありまして…「突然すみません、その髪色は何色といってカラーリングをしてもらっていますか??良かったら美容室紹介してもらえませんか??」というものでした。毎回「すみません、地毛色です」と答えるのが申し訳なかったのですが、お姉さんたちがしてみたいと思っている髪色が自分の地毛色であるというのがかなり嬉しかった覚えがあります。

この見ず知らずのお姉さんたちからの嬉しい言葉によって私はカラーリングをするということから縁遠い生活をしています。とはいえヘアマニキュアが流行った頃には赤や青にしておりましたし(V系大好きなので)、インナーカラーでオレンジにしていた時期もありました( *´艸`)

年を重ねても、カラーリングをする人たちがされてみたい色だったようで、美容師をしている義妹も地毛色だということ大変驚いておりました。「ずっと、小まめに美容院行ってるんだと思ってた!!何なら、カラー番号教えてもらおうと思ってた!」と言われた時には、どんなお金持ち且つマニア扱いだよ!!と心の中で突っ込みをいれました。

そしてグレイカラーすることなく現在に至る…。茶系だった友人たちは明るめの茶系にすることをやめ、艶やかな黒系か暗めの茶系になっています。

艶のない明るめの茶系は実年齢よりもかなり上に見えることが多い

という教訓をもとに。20代でも、明るめの茶色で艶がない等誤った方向になると5,60代のグレイカラーをした感じに見えることもありますしね。アプリでの加工なしでの自分って本当大事。それが本当の自分ですしね( *´艸`)

とはいえ、私もグレイカラーが必要ない部分がないわけではないのですが、人には見えないおでこ周りなので、バレエをする人たち風におでこを出さなければ今のところ問題なく生活が可能。

思えば友人A以外にもグレイカラーをしている友人はいるはずなのに、そういう話をした覚えが…ない。そして、皆それぞれにあった髪色をしているなぁと思っているので、まぁ、いいか。

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