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夏越の大祓式[北嶋國造館]

出雲市にある北嶋國造館で6月30日(日)に夏越の大祓式が執り行われました。旅の相棒のいるLINEグループでお知らせしたところ、関西在住の友人も興味津々(笑)。

神事の1時間前からは神楽奉納もあるらしく、日曜日だし、人は多いとは思うけれど行ってみようかという話になりました。日帰り旅で、関西在住の友人も共に。

ちなみに地元の神田神社でも「わくぐりさん(夏越大祓)」と称して行っていたようです。神田神社については、参拝していないので省略致します。

友人達と合流後、スムーズに(?)、大社町に到着した後、まずは北嶋さんを参拝です。参拝後、社務所で神事参加の為の申し込みをしました。

大門(おおもん)
茅の輪くぐり♪
しっかり丸いいし、なんなら蒼い。
天神社
少名毘古那命(すくなひこなのかみ)がお祭されています。
スクナヒコナさん、ちょこちょこ登場されるので、
いつかかおりさんに聞いてみたいとは思っている。
天満宮
御祭神は学芸の神・菅原道真公
亀の尾の瀧(かめのおのたき)
雨だった為、普段よりも水量が若干多め
御三社(ごさんしゃ)
中央が國造家の始祖である天穂日命(あめのほひのみこと)をお祀りする天穂日命社、向かって左がお稲荷さんこと宇迦之御霊神(うかのみたまのかみ)をお祀りする稲荷社、右が三宝荒神(さんぽうこうじん)をお祀りする荒神社です。

夏越の大祓神事の開始直前に再び、北嶋さんに行くと拝殿?神楽殿?には沢山の参加者の方々がいらっしゃいました。三人並んで座れる場所が幸いにもありましたので、そちらにちょこんと座りました。

時間になると10人程の神職さんが真っ白な正装を纏って入っていらっしゃいました。嗚呼、たまらん♪(←HNT)。事前に大祓神事に必要なものが入っている袋の中に「大祓詞」の記された紙と、謎のitemがありました。

大祓詞の神にあるように神職さんが「集はるる諸人等聞召せと宣る」と言われると、参列者が一斉に「ヲヲ」と言いました。ほんまに「オオ!」っていった!と思っていたら一斉に「高天原に~」と響く神職さんと参列者の詞です。

後ろの方に総代さんなのか関係者の方がいらした様で、その方が大きな声で詞を先導してくださいました。謎itemの中の使い方が判らず、「???」となっていたら巫女さんが声をかけてくださって使用方法を教えてくださった。

謎itemを開封し中にあったものを身体にかけて、それを集めて再び謎itemにもどしたり、「水無月の詞」をあげたのですが、水無月の詞の前半が百人一首を読むのと同じ調べだったのですが後半全く違ったので驚いたりと初体験のことばかり(笑)。

ミニ茅の輪を頂いた。
これには赤い人型の神が入っていて、そこには同居家族の名前と数え年齢を記載が可能。自分のけがれをそれに移して、最後に息を吹きかけて半分に閉じて北嶋さんでお焚き上げ?をしてもらう仕様となっていました。
神事に参加したい旨を伝えたら頂いた袋
中には大祓詞の記された紙が
表のには「水無月の詞」も書かれていました。
夏越詞の神と一緒に入っていた謎item
持って帰るものだと思っていたら、まさかのその場で使用するものだったとは…。
あなどれぬ…。

友人達と「なんか解らないけど、めっちゃ面白かったねぇ」と神事の後にお茶をしながら盛り上がりました。大阪から友人がこなければ、雨が降ったのを理由に行くこと自体を中止にしていた可能性が高いので友人には感謝しかなく、友人もよい体験ができた感謝してくれて、お互いがお互いをたたえあった夏越の大祓となりました。


次は、木島坐天照御魂神社にある三柱鳥居が気になってしょうがないので、京都太秦へ参拝したいとは思っています。が、オーバーツーリズムな京都へ出かけていくのは腰が重く…暑そうだし…。迷う。


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