『届けることの大切さ』人生釣り三昧#28
どうも!
YouTubeに流れてくるバラエティ番組を見るたびにYouTuberより芸人さんの方が遥かに面白いよなぁと思うかずおかです。
#脱力タイムズが最高に面白い
#陣内さんの不倫をイジり倒す回が特にツボです
さて。
こんな状況なので中々釣行ネタについては更新出来ない日々が続いております。
それはそれで僕らしいのかもしれませんが…
そんなわけで今回は『届けることの大切さ』というテーマでお話ししたいと思います。
前々回の投稿では『エゴの塊を売る』と題して特に自分が欲しくて作ったものを紹介してみました。
※その記事はこちら
ここで紹介していない商品についても自分がデザインする時には必ず「この人にはこうしたら刺さるかな」といったような事を考えて実験・検証感覚で反応を見ています。
その過程でたまに感じるのが「判断してもらう土俵にすら立ってない」という問題です。
これは色んなサービス・商品に共通して言えることだと思うんですけど…
好き・嫌い、欲しい・欲しくないの判断をする以前に「そもそもそんな商品・サービスなんて知らないよ」という状態
であることが凄く多いんですよね。
これは物の品質や機能がどうとかではなくて(革命的すぎる新発明とかは例外です)、売れない理由の大半がこれであると言えます。
逆に売り方次第でゴミみたいな物も売れちゃう訳です。
そう考えると『届ける』ってめちゃくちゃ難しい反面、とても大切なことなんです。
自分でデザインした物を市場に届ける側の立場になってそれをヒシヒシと感じる訳ですが今ウチの会社が取り込んでいる客層を見るとやっぱり磯系のお客さんが圧倒的に多い。
糸に限らずウェア・グッズについてもある程度のお客さんは今でもしっかりと掴んでおり、最盛期と比べると流石に落ちてはいますがG社、D社、S社に続く位置からは離れず頑張っている方だと思います。
#松田さんしか勝たん
一方ルアージャンル、若年層、釣り以外のアウトドアも楽しんでいる客層、普段アウトドアブランドのウェアを着用している層がほぼ取り込めていないのでこの層を少しずつでも取り込んでいけたらなと考えながらデザインについては考えています。
普段はキャンプをしているけどたまに釣りもするというような人でもウチのTシャツを着てアウトドアを楽しんでくれている、そんな感じです。
例えば今年の新商品に『コットンTシャツ SUW-15021T』というTシャツがあります。
デザイン的にはかなりルーズ感のあるデザインになっているため釣りで着るTシャツとしては刺さらなかった人も多かったのではと思います。
注文の初速を見てもそんな感じでした。
これは釣具店で注文を取る以上、想定内の反応です。
このTシャツについてはカッコつけて着るものでもないしこの前の投稿でも僕が着用した写真はありませんし触れてすらいません。
このモデルについては今までウチが苦手としていた『家族層』『アウトドアのライト層』に少しでも届いてくれという思いを込めてデザインしました。
なので写真についても社員さんの友人ご家族に協力して頂き撮影を行いました。
※他の写真は最後に貼っておきます。
こうやって見ると結構良くないですか?
お陰でこの商品で伝えたいイメージというか世界観は表現することが出来たと思います。
実際に会社のインスタで投稿したところ過去を見てもかなりトップクラスの反応がありました。
釣りネタじゃなくウェア・グッズ紹介でここまで反応が良かったのは僕が見る限り一番だと思います。
SNSの反応だけでなく実際にこの投稿の後、自社オンラインショップの在庫もガッツリ売れておりました。
その投稿をする前はほぼ全カラー全サイズの在庫があったんですが気付いたらこの状態。笑
そんなこんなで市場在庫全体の動きまでは追えていませんが見える範囲だけでも効果があったことは素直に嬉しかったです。
Tシャツ関係は特に他のグッズやウェアに比べて機能で選ぶことがほぼないのでデザインが示す世界観が凄く重要だと感じます。
そしてその世界観をできるだけその形のまま届けることでアクションが生まれるみたいです。
そう考えるとデザイナーはデザイン・商品を生み出すだけじゃなくてそのデザイン・商品を生み出した思いや伝えたい世界観も含めて『届ける』に注力することはとても大切なことなんだと改めて感じました。
今は会社がこれまでに培った土台を活用して伝え、届けることが出来ますがこの土台を無くしてテメー1人で戦うならどうすんの?ってことを考えるとまだまだヒヨっ子なので怖くて堪らないのが正直なところです。
でもウェアはそれ単体としてブランディングしていき、ゆくゆくはサンラインの釣り糸を使ったことが無い(釣りはしていない)という人でもサンラインのウェアは着ているといったシーンが見れたら凄く嬉しいなと思います。
使える物は使いながら開拓すること、ブランディングすることから逃げず失敗したとしても経験という旨みだけはしっかりと蓄えるつもりでこれからも頑張ります。
それでは今回はこの辺で。
でゎでゎ👋
釣り人もそうじゃない人も少しでもいいなと思ったら是非サンラインショップも覗いてみてください。
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