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『幹を育て、幹を生み出す』人生釣り三昧#48

おはようございます。

アウトドアブランドについて詳しくはないのは知っていましたが彼女がパタゴニアを知らないことに驚き「パタゴニア知らないの!?」と聞いたら「ホモサピエンス?」という謎の回答が返ってきて困惑したかずおかです。

#極めて平常運転
#ロゴは知ってた

さて。
 

今回は『幹を育て、幹を生み出す』というテーマで「この意識を持って商品・サービスの展開を考えた方がいいし自己プロモーションにも応用できるよね」という話をしてみたいと思います。
 

ぼんやりと頭の中にある自分の考えを整理するために書いている部分があるので上手くまとまった話になる保証はありません。
よろしくお願いします。
 

▼幹と枝と実と根▼
僕が勤める会社に限らず世の中の企業には幹となる事業・商品、枝となる事業・商品、実となる事業・商品があると思っています。
 

根は商品やサービスとして表(お客さんに見える部分)に出てくることは殆どありませんがその企業の土台となる部分だと思ってください。
 

幹となるのはその企業の大黒柱とも言える事業やサービス。

ウチで言う所の釣り糸事業でしょうか。Amazonで言う所のクラウドサービス。

ここで得たお金(養分)を新たな事業(枝)に分配し成長させていくということです。
 

枝となるのはそれに付随する他の事業。
ウチで言うと釣り糸含む各産業資材や用品グッズ類ですかね。Amazonで言う所の小売事業やプライムビデオ、ミュージックを始めありとあらゆるサービス。
 

幹に比べてそれ単体で独立するほどの力はないけどそのまま上手く実が熟せば新たな幹になる可能性を秘めるものですね。
 

本当に大きな企業だと広がった枝は幹より目立つので時に幹以上の知名度を持つこともあるイメージです。(正にAmazonはそんな感じ)
 

実となるのはそれぞれの事業で売っている商品・サービス。

枝と同じようなものですが幹から枝を通して養分を貰い、時には熟し親元の幹から離れ新たな幹として成長し始めるそんな存在。

もし根が腐り最初の幹が倒れそうになっても新たな幹が次の大黒柱になる可能性もあります。
 

あれです、今でこそゲーム会社として世界で認められた任天堂も元々は花札から始まったというものです。

時代は変われどエンタメという部分に変わりはありませんが明らかに幹が変わっていると言えます。
 

▼それぞれの役割▼
こんな感じで事業・サービスを仕分けると自分のポジションが分かると思います。
そして僕は主に枝という部分で仕事をしている事が分かります。
 

枝の役目は何か?と言われれば「実を熟させ新たな幹を生み出すこと」でしょう。

僕は自分自身の役割・目標として
『釣り糸の愛用者が使うグッズ』から『グッズを通して釣り糸の愛用者へ』
という事を強く意識して仕事をしています。
 

単純に釣り糸を宣伝して売り上げを伸ばすだけでなく、機能だけで差別化することが難しくなった今だからこそこのような方法が効いてくると考えているわけです。
 

主には枝に分類される仕事と言いましたが一部幹となる釣り糸についても携わっております。

異なる部分の仕事をすることで感じたのは一貫して同じ攻め方をするよりそれぞれの部分に適した攻め方が良いという事。
 

特に幹の部分は企業の中でも重要な軸となる部分なのである程度の柔軟性やスピード感を意識しつつも幹になったら軸をぶらさない事が強さやブランディングに繋がると感じています。
  

ここら辺から話がややこしくなるような、繋がるようなという感じの話になってしまうのですが幹と枝、そして実に例えた理由はここにあります。
 

それぞれの部分で役割が違うという事は動き方が違うという事です。
やっている事業・サービスは変わっていなくても現在位置が変われば立ち回り方も変わります。
 

その境目を感じ取れず同じ手法を繰り返すとせっかく新しい幹になっているのに成長することなくすぐに木は枯れます。
 

逆に実のまま成長させ続けるのは幹に負担が掛かるのでどこかで新しい土壌へ種を植え、新しい幹にすることも欠かせないと言う訳です。

僕は先ほど『釣り糸の愛用者が使うグッズ』から『グッズを通して釣り糸の愛用者へ』を目標として意識していると言いましたがさらに細かく考えるとジャンルによっても変わってくるわけです。
 

磯関係のジャンルは既に新しい幹としてあるはずなのに枝と同じような動きをして流行りに乗って軸がブレると大抵ろくなことになりません。

磯・鮎釣りは最盛期に比べて土壌(市場)自体が枯れつつあるのが注意点です、土壌のことまで考えると長くなるので今回は割愛。
 

この辺が実際に仕事をしていて痛感している点で幹目線の思考で作品を出すジャンルと枝目線の思考で作品を出すジャンルで考え方、大事にする部分を変えないとだめだなぁと。
 

比較的ライトなジャンルに向けたグッズという物は枝の部分としてまだ数年は同じような軸線で展開していけると思っていますがこのまま伸びるのであればどこかで実が熟し新たな幹にする必要もあるかもしれません。

幹にせず現状維持ではいつか終わりがやってくるのでそこがまた難しい。 

その瞬間をちゃんと捉え柔軟に動きたいとは常々思っています。
(その時も同じ仕事をしているのかが一番心配ですが…。笑)
 

▼考え方を転用してみる▼
この考えは自分自身(人間)に置き換えても考える事ができると思います。

まだまだ何者でもない僕らがそれを考えるのは難しいかもしれませんが幹、枝、実について、さらには土壌や根についても転用して考える事ができれば自分が今何をするべきなのかが見えてくると思うんです。
 

まずは良い土壌でしっかりと根を張り、太い幹を伸ばし、枝を広げ、実を育て新たな木を作る。
 

そう考えると釣りという土壌を選ぶ時点でかなり厳しい戦いになるのは覚悟しなければならないのかなとも思ったりしますが。笑
 

土壌を再生するためにはどうすればいいのか…
一番簡単なのは新たな土壌を探す事、これは海外進出もしくは業界ごと変えることですね。
 

土壌を再生するというのはこの日本国内においていかに難しいことかは言わずもがなだと思います。
 

土壌の話をし始めると話がそれるので話を戻したいところですが正直この考えを人間に転用することについては上手く文章に出来る気がしなかったのでまたの機会に改めて。
 

自分自身を商品としてプロデュースしていく感覚があればより似たような考え方にはなると思うのですが、ん~難しい。
 

そんなこんなで宣言通り綺麗な着地はできませんでしたがご了承ください。
 

それでは今回はこの辺で。
 

でゎでゎ👋

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