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『錦川のサツキマス、錦鱒を追って(2022②)』人生釣り三昧#67

シャンプーとか洗剤の詰め替え用商品には大抵「お得!」「大容量!」と書いてあるのですが本当にお得な内容量の商品ってごく一部だよなと買い替えの度に思っているかずおかです。

#特にシャンプーはひどい

さて。

今回は『錦川のサツキマス、錦鱒を追って(2022②)』というタイトルで前回お話しした内容以降の釣行についてお話ししたいと思います。

釣果を期待して記事を読んでくださった方には申し訳ありませんが前回からは一匹もサツキマスをネットインするに至っていません。

それでも自分が今後サツキマスを狙うに当たって書き残しておきたい気付きや発見について今回はお話しする予定です。

興味のある方はお付き合いください。

それではよろしくお願い致します。


▼錦鱒の圧倒的強者感▼

前々回noteでもお話ししたサツキマス釣行の翌週は前回のnoteでお話ししたようにGT釣行でした。

そんなこんなで先週末、2週間ほど振りにサツキマスを狙って錦川へと足を運びました。

釣行初日。
2週間ぶりとは言え大きな水位変動はなくむしろ30㎝程減水が進行しているような状況でした。

これだと遡上状況も進行していないのではないかと思いとりあえず一番反応の良かったポイントから探ってみる事に。

何度も足を運んでいるポイントなので少しは流れのクセも感覚的に掴めていたのかしっかりと流芯にルアーを飲み込ませる事に成功。
少しレンジを入れてからアクション開始し始めると突然奴は流芯から姿を現し激しくフラッシュミノーに襲い掛かってきました。

前回の釣行までを含めもう10回程度はサツキのチェイスを見てきましたがそれらとは明らかにサイズが違いました。
飛び出してくる勢い、ルアーに襲いながら舞い踊る姿、その全ての迫力がこれまでに見たものから三倍増しくらいの迫力。

今回は一度目のチェイスでそのまま掛ける事を目指し全力で仕掛けましたが軽くサツキマスの口を捉え、わずか数秒でフックオフとなりました。

何㎝あったのかは釣ってないので分かりませんが「あれがきっと錦鱒だろう。」と思えるほどの圧倒的な強者感でした。
それと同時に場所が分かってもタックルバランスが今のままだとネットインまで持ち込むのは困難だと感じました…。

フックオフの後、少しだけ時間を空けて狙いなおしてみましたが奴が再び姿を現すことはなく少し下流で今までに見てきたようなサイズが一匹チェイスしてきただけとなりました。

それ以降は反応もなく、結局初日の結果は2チェイス、1バイト、0キャッチ。
途中、遡上が進行したことも視野に入れて回った上流のポイントでお茶濁し感覚で戯れたニゴイ2匹のみで終了。笑

ニゴイはアベレージがデカい。笑

サツキマスという魚の難しさを改めて体感したのと共に目指すべき、狙うべき一匹と出会えた事に喜びを感じた一日となりました。


▼消えた錦鱒▼

二日目。
連日の釣行だったため、一晩過ぎれば昨日と同じ場所でまた同じ個体が狙える可能性は十分に考えられると思いいつものポイントからスタート。

しかし、あれだけ毎回のように反応を得ていたポイントから反応が返ってくることはなく以前反応が返ってきたポイントを中心に点々と釣り歩きますが結局無反応。

この状況でなぜここまで反応が返ってこなくなったのかが分からないというのが正直な感想でした。

大潮ではあるが干満差があるエリアではないこと。
川の水量は増水後の減水ではなく通常水位から緩やかに減水を続けていたこと。
という点からも遡上して魚が抜けた可能性は低いのかなと思いました。

少し気になる点としては僕がメインで釣りをするエリアは途中ダムからの流入も絡んでくるエリアなのですがそのダムがここ最近かなり減水傾向であること。

前日に釣ったニゴイもルアーには反応してくれましたが元気に泳いでいるというよりはフラフラと元気なく彷徨っているような泳ぎ方をしていたんです。

大雨ではなかったですが前日も長時間雨は降っており通常に比べて若干水に色が付いていました。
その色も茶濁りではなく白っぽい濁りだったので時期的にも少し農薬だったりの成分が水に混じっていたのかなと思います。

釣行初日、反応があったのは下流側のスポットでその日の午前中は白濁り感も無かったのでサツキも動けていたのかもしれません。

それが雨が強まるにつれて水位は変わらなくても水が変わったのであれば今回の急変化も納得できます。

サツキマスの遡上能力が正確には分からないので何とも判断が付きませんが今回の反応の変化についてはそのように捉えています。

ちなみに6月からは鮎釣りも解禁されたので一気に人も増えて二日目はサツキ狙いの方も多く、ほとんどの場所で先行者と出会い中々思うように釣りが出来ない程でした。

併せて上流の方は殆ど鮎が泳いでいる姿をまだ見ないのですが釣れてるんですかね?
例年であればこの時期辺りから水位の増減水を繰り返すたびに一気に上流でも姿を見るようになりますが今年は本当に水位が増えるタイミングが少ないので今の状況も頷けますが…

そんなこんなで二日目は0チェイス。
今年初めての完全試合を食らいました。笑

話は逸れますが二日目の昼頃、先行者ばかりで釣りにならなかったのと水の動きが気になったのでダムの様子をチェック。

錦川まで放水した水を送り込んでくるダムはやはり減水を続けており、水の色も下流側は激濁りでした。

結局、気晴らし程度にバス釣って帰るかと思いつくがままに別のダムまで移動。笑

当然バス釣りをメインでするつもりではありませんでしたが最低限の道具は車に積んでいるのでササっと準備してフィールドへ。

お昼ごろ到着だったので既に先行者は5名程度。
実際に釣りをしながら「あ、あれ忘れた」を何回も繰り返しつつベイトの動きと地形を照らし合わせながら「一匹でもマシなサイズが釣れたら十分かなぁ」とボケっと釣りをすること数十分。

ビーブルでベイトボールを意識して撃っているとヒットした魚は完全に予想外の特大サイズ!

回復系の特大、久々に重くて横持ちがしんどくなるサイズのバスでした。笑
この前に釣った魚が30㎏のGTだったので実際に測るまではこんなにデカいとは思いませんでしたが…。

この肉厚感伝わりますか?

脳内フル回転で考え倒してもこのサイズは大抵狙って釣れないのに無気力でだらっと釣りをしていても釣れるときは釣れる。
それもまた釣りという遊びの面白さという事で一人無理やり納得した週末でした…。

ピープルはリアのブレードだけ変更しています。

▼そして梅雨入りへ▼

話は逸れましたがこの週末から平年より一週間ほど遅れて中国地方も梅雨入り発表。
実際に今週からは雨マークが一気に増え、今回ばかりは川の水量も大きく増減水を繰り返してくれるだろうといった雰囲気。
(今のところ殆ど変わっていませんが…)

まとまった雨が降った後は期待大なのですが、渓流同様川の釣りなのでバス釣りのように雨天時に無理してまでは狙う事が出来ない以上、6~7月でチャンスはあってあと数日。

7月も上旬は予定が詰まりまくっているので今シーズンは6月にあと1~2回行けるかどうか…、といったところですがチャンスがあれば頭をリセットしてまたサツキマスを追いかけたいと思います。

その際はまたnoteを通して釣行についてお話ししますがこれが今年は最後かもしれません。

どんな形であれ自分なりにサツキマスと向き合ってみて何かと発見の多かった2022シーズン。

今シーズンの気付きを元にタックルバランス諸々、来シーズンに向けて煮詰め直したいと思います。

それでは今回はこの辺で。

でゎでゎ。

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