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「釣れた」を「釣った」に変える3つの要因 人生釣り三昧#16

最近の週末は部屋の片付けと釣具の整理が楽しみになっているやり始めると止まらない系男子ことかずおかです。

さて。

今回ですが自分はこんな感じに考えて釣りをするようになってから「釣れた」が「釣った」に変わったよという話について書いていこうかと思います。

僕自身まだぺーぺーなので釣りが上手い玄人の方々は見なくていいと思います。
とりあえず全魚種に通じる話だとは思いますが目線的にはバス釣りを軸に話していくのでご理解・ご了承ください。

それでは早速いきましょう。

そもそも釣りは運の要素もかなり絡む遊びです。
適当にやっても対象魚が居る場所で釣りさえしていれば(水中に仕掛さえ入れていれば)誰にだって釣れる可能性はあるものです。

その運の要素を出来るだけ最小限に抑え、「だから釣れたんだ」と理解することの反復作業によって成功確率を上げていくゲームみたいなものが釣りの本質だと僕は捉えています。

釣りを始めたての頃は90%運で釣れていた魚をその作業を繰り返すことで運の要素を50%程度まで抑え狙い澄まして釣れるようにすることに面白さを感じるわけですね。

とりあえずバットは振らないと当たらない!な思考から相手の球種を読んだり必要な筋力を身に付けたりして狙って打つような感覚かなと。

大前提としてこの運要素の割合を減らしていく作業に魅力というか楽しさを感じないのであれば恐らく本当の意味で釣りは楽しめないし、案外あっさり辞めちゃうと思います。

逆に言えばこの作業に魅力を感じることができる人であれば一生楽しいと思いながら釣りを楽しむことが出来るんじゃないか僕は考えます。

少し話が逸れましたが少しでも運要素を減らすためには「知識」と「経験」がかなり重要になってくるわけです。

「経験」に関しては僕がどうこうできる問題ではありませんが「知識」であれば少しだけ見ている人の参考になる点もあるのかなと思い書いていきます。

釣れる魚は年々増えているけど内容を振り返ると「釣行頻度が増えただけかも…」「毎年同じような釣りをしているな…」「感覚的に釣れる理由は分かるけど…」的な事を考えていたり、何となく壁にぶつかっている釣り人に少しでも刺さればいいかな。笑


さてさて。


もっと考えて釣りをしようと思う人は多くても実際何を考えればいいのか?という人が大半なのではないかと思います。

タイトルにもある通り大きく分けて3つの要因をまず大枠に考えてみるというのが僕的にはオススメです。
※あくまでも持論なのでその点ご理解の上読み進めてください。

その3つの要因というのが

■環境的要因
■生物的要因
■道具的要因

という3つです。

それぞれを簡単に説明すると

■環境的要因とは?
→釣り場を取り巻く環境や構造上の特徴、天候などの自然環境の変化に伴い発生する状況変化と推移。地形の変化だったり単純に狙うべきポイント。そのフィールドの人的プレッシャー。

(この川は上流地域に田んぼが多いから田植えの時期は代掻きの水が流れ込む、このダムは3本の川筋から形成されているけど流入量はあの川筋が一番多い、暖かい日が3日続いたけど明日は寒波で冷え込む、今年は台風の直撃が少なくて冬が寒いetc.)


■生物的要因とは?
→対象魚の生態や体の構造からなる特徴。対象魚の生活圏内に絡む生物。フィールド規模に対する対象魚の密度。生息生物から読み取れるフィールドの豊かさ具合。

(バスは障害物や変化を好み反応する要因が幅広い。ワカサギ、テナガエビ、カエル等、基本的概念を壊すほどの影響を与えるベイトの有無。この鳥が居るならここにこのベイトが居る可能性が高い。この植物が生えているならこのポイントの環境はこんな特徴があるetc.)


■道具的要因とは?
→リール、ロッド、ライン、フック等の釣り具に対する知識と適した選び方。ルアーセレクトにおける波動・素材やカラーへの理解。各道具の使い分け。

(バスの分析・判断能力が鈍るから波動、存在感の強いルアーを選ぶ。トッププラグの浮力を殺さないためにナイロン・PEを使う。食いが浅いからソリッドティップを使う。魚探の使い方etc.)


ざっと紹介するとこんな感じですね。
世間的には『道具的要因』ばかりに目が当てられがちですが本当に釣りが上手い人って基本的に『環境的要因』と『生物的要因』に対する理解度が深い印象です。

もしこの3つの重要度に順位を付けるのであれば『環境的要因>生物的要因>道具的要因』の順になると思います。


環境的要因と生物的要因の差はそこまで大きくないというか魚種と釣法によってウエイトバランスが変わるけど生物的要因と道具的要因の差は結構大きいかな。

基本的に場所は船長任せなオフショアだったりフライフィッシングは生物的要因が占めるウエイトも大きくなると思いますし。


話をバスに戻しますが極端な例だとバスが居ない湖でステラを使おうがカットテールを使おうがバスは釣れるわけがないよねって話です。
瞬足を履いてもデブはやっぱり走るのが遅いんです。

要するに道具云々にこだわる前にオカッパリなら満水でポイントも限られ10匹しかいない大規模のダムでバスを狙うより、減水してどこでも狙える小規模溜池に100匹バスが居る方が釣れるよねっていうことが理解できる方が重要ということ。

まずはバスが住んでいる環境を選ぶ。
そしてバスがどんな理由でルアーに反応するのか理解する。
その場所でどんな生き方をしているのか考える。

こんな感じのことを考えたその先に「じゃあこんな道具を使えばもっと釣れるよね、快適に釣りができるよね」ってものが生まれてくるものなのです。


凄い当たり前のことばかり言っている気もしますが僕自身釣りをしていて何年も気付かず釣りをしていました。
そこから『環境的要因』と『生物的要因』を考えて釣りをするようになり本当の意味で釣りの深みを知れたし一匹一匹の「釣った感」が増しました。


とにかく言えるのは一匹の釣果に対してどれだけ多くの「なぜ?」を問いかけ、答えられるようにするという反復作業を行うのが良いと思います。

それでも難しいことばかりだと思うので今回挙げた3つの要因についてそれぞれ細分化して出来るだけ分かりやすく書こうとは思っています。気が向いたらですが…。笑



あんまり多くの人に気軽に見られてもって気持ちはあるのでその時は有料記事にするかもしれません。
その時は自分が取り入れたい考え方かもと思った記事だけでも見ていただけると嬉しいです。

最初にも言いましたが僕もまだまだ勉強中のぺーぺーなので玄人の方は構わず自分の釣りに集中しましょう。

今回は軽く触れただけですがあんまり意識してなかった人は是非この機会に考え始めてみるともっと釣りが面白くなると思います。

そんなこんなで長くなったので今回はこの辺で。

でゎでゎ👋

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