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『刺激だらけの数日間』人生釣り三昧#46

おはようございます。
船に乗る際にチケットのバーコードを読み取る機械を体温チェックの機械と勘違いしてしまいスタッフの方が持っている機械に何も持っていない方の手のひらをひたすら見せ続けたかずおかです。
 
#恥ずかしかったなぁ
 
さて。
 
今回は『刺激だらけの数日間』というタイトルで先週行った研修を通して感じたことについてお話していきたいと思います。
 
▼先週の研修について▼

先週は4日間に渡り某釣り糸メーカーへと研修へ行ってきました。
企業名はあえて言いませんがPEラインの製造を主としており、国内に限らずOEM等も含め世界中にそこから生まれたPEラインを届けている会社です。
 

僕自身、釣り人としての歴はそれなりのものですが勉強が出来る人間ではなかったので研究者、開発者的思考で釣り糸や釣具を見る機会は中々ありません。

今回の研修の目的は複数ありましたが一番は商品企画を進める際、感覚的思考で進めていた部分をきちんと理論的思考でも考えられるようにし、円滑な企画進行に繋げていくということ。
 

ここではあまり掘り下げた内容をお話しすることはできませんが結果としてPEラインに対する知識の乏しさを痛感することとなりました。

同時に何の知識もない人間によって飛び交う感想によって間違った知識が常識になっている事にも危機感を感じてしまいます。
 

釣り糸に限った話ではありませんが自分達の製品を正しく理解し使用してもらう為にも知識の矯正は各社協力しながらでも進めていかなければならない点かもしれません。

 
色々な方法があると思うので模索しながら頑張りたいと思います。

 
▼一番の収穫▼

学ぶことだらけで非常に有意義な研修でしたが、個人的に一番の収穫は相手方の社長に出会えたことでした。
勿論、初めましてでしたし今回の研修に至るまで正直名前も知らなかった方です。

 
社長と言ってもびっくりするぐらい若い方(30代後半)でこの業界において、あの会社規模でその年齢の方はまず他に存在しないと思います。


それだけ大きなものを背負うだけのことはあるというか久々に人との出会いで衝撃を受けることになりました。
 

とはいっても研修中は殆ど話す時間もなく、じっくり話せたのは研修3日目の夜。
研修後の食事会で始めてじっくりと話すことができました。
 

この業界に対する意見、未来像、これまでとこれからの動き。

経歴を見ても元々ガチのビジネスマンだった方なので凄く捉え方や視野が新鮮で話すのがとにかく楽しくて仕方ありませんでした。

一流の世界の最前線で戦った人間が纏う雰囲気、出てくる言葉は深みも半端じゃないです。
 

その社長に惹かれて付いていく方々もみんな個性的で魅力的な人ばかりでした。
組織としての完成度も高く、今の時代に適したチーム編成だとつくづく感じました。
 

 
少し話が逸れますが、僕は正直この業界に明るい未来を描けなくなるときがあります。
 
 

それは釣り場を取り巻く環境に限らず、事業の継承問題であったり…、この業界に限らず国自体が抱える仕組みの問題でもあるので言い出すとキリがありませんがとにかく自分にはそれを変えるだけの知識も権力も持ち合わせていません。
 

そしてどんなに力を付けたとしても革命には大きなエネルギーが必要なので自分ひとりの力でどうこう出来る問題ではありません。
この業界内部でそういった危機感を持っている人がどれほどいるのか。
 

僕は限りなく少ないものだと思っていました。
 

だから明るい未来を描けなかったんです。
 

でも、今回の研修を通して某社長と出会って「あぁ、まだこんな熱量を持った人間がいたのか。これならまだ変われるのかもしれない。」と素直にそう感じました。
 

もう日本国内のメーカー同士でシェア率がどうとか争っていても世界は獲れないんです。

日本の釣り糸(釣り具)が世界一だと示すためには日本のメーカーが協力し合う他無いと思います。
 

その方が言った「こんな状況のまま、未来を担う世代にバトンを渡すわけにはいかない」という言葉はなによりも僕の心に響いた言葉でした。

僕に何が出来るのかは分かりませんが今は自分の力を伸ばし続け、来るタイミングで僅かだとしても自分の力を貸せたらいいなと思います。

そしてその意思を引き継ぎ『釣り』という文化とその周りの環境・生活を守り、また次の世代へ引き継いでいきたいです。
 

▼身を置く環境によって成長速度は大きく変わる▼

そんなこんなで久々に魅力的な人に出会い刺激をもらったわけですが今回の研修を通しても『身を置く環境によって成長速度は大きく変わる』と改めて感じました。
 

成長しやすい環境として『一流の人の近くにポジションをとる』ことと『自分で作品を作り届ける環境にポジションをとる』の2つがあると思っていますが僕はどちらかというと後者側です。

 
事務的な業務は周りにも凄く支えられていますが根幹となる企画案やデザインについては僕自身が生み出し続けなければなりません。

さらに結果も出し続けようと思えば常に、考え、実行し、届ける努力をし続けなければいけませんが脳(思考)に刺激を与え続けるという意味では恵まれた環境に居ると思っています。

実際、今の仕事を始めた頃に比べて感覚は研ぎ澄まされている実感もあります。
『才能は開花させるもの、センスは磨くもの』ってやつです。

だからこそ来年はもっと売れる(売る)と確信しています。
 

ただ、今回の研修を通して前者の一流の人間と接する事も良い刺激になるし必要不可欠なことだと再認識することが出来ました。


勿論成長しやすい環境はどちらか一方ではなくどちらも揃っている環境に身を置くもしくはその環境を作ることです。

今回は僕が感じたことをつらつらと書いてみましたが自分が今置かれている環境はどちらに属するのか?
 

もっと成長するためにはどの環境に身を置くべきなのか?
 

結局、環境ってめちゃくちゃ大事だと思うのでここはじっくり考えてみるのも良いかなと思いますよ。
 

それでは今回はこの辺で。
 

でゎでゎ👋
 

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