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『憂鬱な梅雨』ビオトープ観察日記#23

どうも、かずおかです。

今回は『憂鬱な梅雨』というタイトルで5月中旬から今に至るまでのメダカ達とらんちゅうの様子についてお話ししたいと思います。

タイトルにもある通り、この一か月は正直憂鬱になる出来事が多く毎日ドキドキしながら観察を続けております。

思い出しながら書き残すのも辛いですが来年以降また同じことを繰り返さないためにもしっかりと書き残したいと思います。

それではよろしくお願い致します。


▼異変が現れたサタン達▼

まず一つ目の異変は2匹のサタン達に現れました。

元々ほかの種類に比べてエサの食い付きが良いとは言えず繊細なメダカだなとは思っていました。
色々考えたのち、幹之のフルボディ&ダルマに混ぜてみたところ少しは元気に活動するようになったので安心していたのですが…

ある日サタンを観察していると色が若干薄くなっているように感じその時は特に対処もせず様子見状態だったのですがその翌日から日を追うごとに白くなっていきよく見ると体には水カビのような物が発生。

慌ててサタンだけを隔離して塩浴させながら様子をみていたのですが中々状況は改善されないまま数週間が過ぎました。
色々調べながら対応した結果、一匹はだいぶ回復しましたが一匹はその後も衰弱していき為す術なく息絶えました。

とても優雅でカッコいいメダカだったので少しずつでも増やせたらと思っていた中での出来事だったのでとにかく残念で仕方ありません。

残った一匹については試しに室内水槽に入れてみたところ環境が合ったのか元気になってきたので増やすことは考えずしばらくは室内での飼育を続けようと思います。

▼連続して発生したトラブル▼

前回の投稿でも幹之容器で謎の死が続くと書きましたが容器のリセットと配置換えを行って以降は改善。

これで一安心と思った矢先、次に同じような事が起こり始めたのはミックス個体の容器。

こちらの方は既に2~3年目に突入している個体も多いのでどうしてもポツポツと息絶える個体がいるのですがそれが凄く多かった日があって焦りました。

梅雨入り前天気のいい日が続いた期間で水生植物が一気に成長し、その状態で曇るとソーラー式のエアレーションが作動せず元々過密飼育だったのと相まって酸欠で息絶えてしまったのだと思います。

これでは真夏以降が思いやられると判断しらんちゅうもすっかり色が変わるほど成長していたので一番大きな容器に移動させました。

らんちゅうの子供だけで広々としていた大容器ですが一気ににぎやかになりましたね。

今年もコケに悩んでます…

これについては今のところ互いにトラブルも起こっておらず上手く混泳できているようです。
らんちゅうはまだまだ大きくなるので将来的にはミックス個体の飼育数を減らす方向で今は考えています。

これにてしばらくはまた落ち着くかなと思った矢先、次のトラブルが起こります。

それは一番期待値の高い幹之フルボディ&ダルマの容器で起こりました。

少し前に中国地方でも梅雨入りが発表され雨が降る日も多いのですが梅雨入り前にサタンを室内水槽で単独飼育するため室内である程度育った個体は屋外へと移すことにしました。

サイズに違いはあれど共食いできるサイズではなかったし、攻撃するような事も無かったので特に問題はないと思っていましたが幹之ダルマが毎日一匹ずつ息絶えていき、そして全滅しました。

これについても正直明確な原因が分からず先月幹之容器で起こった事例と非常に近い状況なのですが残っている個体もイマイチ元気がない様子。

これは水替え程度では改善できないと知っていたのですぐさま大容器に移動。

相変わらず断定はできませんが大体が雨の降った後に起こっている事と連続死が起こる容器は同じ位置に置いている容器であるため有害物質の入った雨水が原因だと思います。

環境変化に弱いであろう室内組の体が小さい個体から順に息絶え、何とか耐えているのは皆室外組。
こんな形で知りたくありませんでしたが室内組と室外組、通常体型とダルマ体型の生命力の差を痛感しました。

その際、エビが死なないのは相変わらず不思議でしたがもうそれ以外考えられません。
とりあえずはその位置を避けて配置していくしかないわけですが狭いベランダで買っている以上、メダカ棚ごと大きく移動できないのでとてももどかしいです。

日除けのすだれは設置していますがそれだけだと雨水の流入は改善できなさそうなので透明ビニールシートだったりを使っての対策を検討しています。


▼らんちゅうの色変わり▼

メダカ達は憂鬱な話が続きましたがらんちゅうについてはとても順調に成長しております。

これは5月下旬、色変わり初期段階
まだコケもほとんど生えてない…笑

前回の投稿から早い個体はどんどんと色が変わり始め気付けばあっという間に黒色が無くなる個体も現れました。

その後もどんどん色が変わり始める個体が増え、今ではすっかりこの状態。

つい先日、6月中旬の様子
だいぶ色が変わりました

一匹以外はほぼ色が変わりきってしまい色の出方についてもそれぞれ特徴がハッキリと出てきました。

今はオレンジ色ですがこれは成長に伴い赤色に変わるものなのでしょうかね。
そうだと嬉しいのですがそうじゃなくても立派に成長してくれるのが楽しみです。

この子なんかオレンジの部分が赤になったら凄く綺麗な紅白らんちゅうになりそうです。

ビオトープからだと上から見た様子しか見れないのでたまーに掬ってお腹側も観察してみますが特に気になる点も無くすくすくと成長しています。

冬を屋外で乗り越えさせるためにもそれまでにしっかりと体づくりをさせたいですね。

らんちゅう特有の肉瘤が出るとしたら来春以降だと思いますがいずれにせよ冬を屋外で越させるかは重要らしいので。

この子と同じ血筋で売っていた1歳魚と2歳魚にはらんちゅうらしい肉瘤が出ていたのでちゃんと育てればこの子達も出るはず!

引き続き可愛がりたいと思います。

話は変わって針子達の様子はというと…

しれっと写るのはがんもです。

少し前までは品種ごとに小さな容器で分けていましたが次々生まれる割には少し大きくなると死んでしまうと言う状況が続きました。

そこでもう少し広々とした環境を作ってやりたいと思いちょうど良い発泡スチロールがあったのでそちらにまとめて移動。

屋外というのも良かったのかそこからは安定しており写真の通り少し大きくなった個体も見受けられます。

親にトラブルがあった分、この子達にはしっかりと育ってもらいたいものです。

最後に我が家のベランダに住み着いたアマガエルのずんだとがんも。
昨年はずんだだけが定住していましたが今年はがんもも定住しています。笑

基本的に茶系の体色なのががんもです
たまーに緑になります。

毎日見ているのでお気に入りの位置と大きさで違いがわかりますが写真だと分かりにくいですね。笑

特にメダカに害を与える事もないので安心です。

あとはそれぞれの容器についてですが今更ながらメンテナンス面の事を考えてベアタンクにしてしまおうか悩んでいます…笑

どうしても夏が近づくにつれてコケの増え方が早くなってきて植物にもまとわりついて厄介なんですよね…

これまでは割と順調な事が多かったものの今年は楽しいだけじゃなくて悩みも尽きないベランダビオトープ。

そんなこんなで今回は『憂鬱な梅雨』と言うテーマでお届けしました。

それでは今回はこの辺で。

でゎでゎ👋

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