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『若さは盾にも武器にもなる』人生釣り三昧#85

東京の電車の扉が「閉まりまーす」のアナウンス後、閉まる勢いが想像以上に早いのと強いので真っ二つにされると思ってヒヤヒヤしたかずおかです。

#大阪は閉めますよの言い方が徐々に荒くなるけど東京は無言の圧力

さて。

今回は『若さは盾にも武器にもなる』というタイトルでお話ししたいと思います。

社会人になってから数年が経ち、後輩含め同世代の人間がほとんど学生から社会人という枠組みに当てはまるようになりました。

僕含め同世代の人間を観察していると人によって「若さ」というものの扱いや捉え方が違うんだなぁということを度々感じます。

そんな話です。

それではよろしくお願いします。

▼都合の良い「若さ」▼

若いの定義自体は結構業種によっても変わる気がしていて曖昧だと思うのですがこの業界にいると肌感覚的に20~25歳は超若手(新人)25~30歳は若手、30~35歳若いとは言えないけどまぁ。って感じで捉えています。

僕は25歳になったので超若手(新人)と若手の丁度境目に位置している訳ですがどんな場でも基本的にはまだまだ若者扱いされる状態です。

この若さってとにかく都合が良い言葉・要素で一昔前までは「若いやつはとにかく寝る間も惜しんで頑張れよ」みたいな風習があったと思うんですが、実際に飲み会の席や仕事の取り組み方でも若さ故のがむしゃら感を武器にしているシーンが多く存在していたかと思います。

しかし年々コンプライアンスの類が厳しくなってしまったせいか若さは都合よく捉えられることが増えたような気がしていて、どうみたってそれを盾に使う人が増えたと思っています。
#君は君らしくでいいんだよ的なノリ

実際に周りをみても若さを武器にしている人間に比べて盾にしている人間の方が圧倒的に多いように感じています。

特に周りに合わせることで落ち着くという民族柄、周りが続々とそれを盾にするようになると自然とそういった人間が倍々式で増えた結果でしょうね。

若さという無条件に手に入る最高の要素を盾に使い続けてしまう人が増える人ほど個人的には楽なゲーム展開になるのは間違いないんですが凄く勿体ないなと感じているのは間違いなくて今もこんな文章を書いているんだと思います。

▼若さは武器にしてなんぼ▼

分かりやすい例だとそれが先輩なのか上司なのか別の要因によってなのかは分かりませんが何かに挑戦する機会が与えられたとき「何も失うものが無い」という強みを生かして積極的に挑戦・失敗しにいくのは若さを武器にしている例だと思います。

逆に「自分にそんな能力はない」「自分はそんなことを任されていい立場じゃない」「まだ〇年目、まだ〇〇歳だし…」と理由を並べて失敗を恐れ挑戦から逃げているこの図はまさに若さを盾に使っている状態だと思います。

特に盾にしている人は「面倒」という理由も大きく関係しているのでしょうがとにかく無意識で息を吐くように若さを盾にしている人も結構いる気がします。

本人はただ謙遜しているつもりだと最悪で「なんで自分にはチャンスが回ってこないんだ!」「環境が良くない」と逆に不満を漏らし始めることすらあります。笑

文章として見ると自業自得なのは一目瞭然なのですがここまでいくと「愚かだなぁ」というレベルです…

誰しも一度は「20代の生き方でその先の人生が決まる」という言葉を聞いたことがあるかと思いますがそれも「若さを武器にしたやつと盾にしたやつでその先の人生が決まる」と言っているような気がしてその方が分かりやすいししっくりきます。

僕自身色々な挑戦権を与えられるたびに数秒~数分で「その挑戦を経て得る物」というのを判断して直感でも「アリ、面白い」と思えば積極的に挑戦していますし、その結果失敗もそれなりにしています。

その場だけ見ると確かに失敗することもあるんですが長い目で見れば見るほど失敗というより成功の布石としか思えないし、若者が出来る失敗なんてほんとたかが知れています。

普通の会社・組織ならその程度の規模の仕事しか若者には振られません。
本当に会社・組織が潰れる可能性がある、死に際に立てる可能性のある挑戦が与えられるならそれは最高のチャンスです。笑

むしろここで失敗を失敗のままにせず成功へと結びつける「挽回力」なるものを身に付けておかないとそれ以上の仕事は絶対に任せられないと思います。

僕からすれば小さな失敗を恐れ、挑戦から逃げ続けて空っぽの人間になる方がよっぽど怖いです。

▼ギャップによる加点▼

先ほども話したように「若さ」は無条件に与えられる要素です。
欲しいと願ってなくても勝手に身に付いていて気付けば失われていくものです。

最近良く感じるのが「ギャップによる加点」です。

僕はその立ち振る舞いと言動、容姿から30代前半と勘違いされることが本当に多いのですが、年齢を言うと「え、この完成度で25歳なの?」という顔をされることが多いです。
#老け顔なのは認めない

その顔をされた相手に直接聞く事はしませんが明らかにその反応はマイナスではなくプラス、脳内の分析・評価で加点されているんだと思います。
(自意識過剰だったらごめん。笑)

このギャップによる加点というのは僕からすればほぼ確定的に手に入るものなので本当に甘い汁だなと感じるほど。

若さを盾にする人が増える一方だからか若さを武器にする人との能力差は開く一方、よりギャップも生まれるのかもしれません。
若さを武器にする人間からすればこの「ギャップによる加点」にも共感していただけるかと思います。

そんなこんなで考えれば考えるほど「若さ」は武器にしてなんぼだし、盾にするだけでどれだけ大損こいているのかが恐ろしくなってきます。

盾にしている人もコンプライアンスに守られ、今は上の人間にも心のどこかで「最近の子だし仕方ないか…」と思われるだけで済まされているかもしれませんが凄く、凄く勿体ないことなんだと気付いてくれるといいなと思っています。

そんなこんなで今週は『若さは盾にも武器にもなる』というタイトルでお話ししてみました。

それでは今回はこの辺で。

でゎでゎ👋

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