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『サイズとコンディションは別軸』人生釣り三昧#31

「鋼の羽根」という曲を聴いてRADWIMPSさんの言葉選びに感動して惚れ直すと同時にどうやら3年周期で惚れ直していることに気付いてしまったかずおかです。

 #2018年は「そっけない」
#2016年は「なんでもないや」
#2013年RADWIMPSの曲を初めて聞いて惚れました

さて。

今回は『サイズとコンディションは別軸』というテーマで書いていこうと思います。

前回の釣行で産卵期のハスにバチっと釣りがあった時の爆発力については書いてみましたがその後出撃した後輩はまさかの撃沈。

撃沈といっても数はそれなりに釣ったようですが僕らはあの爆発力の片鱗を見てしまったので満足できなかったのでしょう。笑

潮回り的にも悪くはなさそうでしたが急激な減水。
数日前まとまった雨が降り、本流筋へ田んぼの水が流れ込んできた?

こういった環境変化の影響もありデカい魚が口を使いにくい日に当たったのかな~という気がします。

それから数日後は魚も水質の変化に少し慣れてポジションが変わったばかりだからかとても釣果が賑わっている印象でした。

そして個人的にもアフターから回復にかけての勉強をしたかったので再び同じフィールドへ。
残念ながらボートは満員御礼だったので今回は陸からのお話です。

ついてびっくり、前回から1か月経過していないのにさらに2~3mは減水している様子。

結局、早朝から夕方前まで釣りをして釣れたのは3匹。
内訳はこんな感じです。

朝イチの1匹目。

デカダッジとダッジで計7回バイトはあったもののキャッチに至ったのはこの1匹でした。
水面系では羽モノが圧倒的に高反応でした。

それにしても下に突っ込むリザーバーのバス、ハネモノで食わせるとかなりバレやすいっすね…泣

日が昇ってからは一気にタフタイム突入。
ライトリグ、ビッグベイトにもチェイス止まりの中、流れに乗せた一点ホバストで口を使わせた1匹。
ルアーは「サカナサカナ」です。

その後、メインの筋で反応が悪くなったので探索もかねて別の筋へ移動し釣った1匹。
稚鮎ボールに依存しているアフターだったのでホバストでサクッと釣れました。

使ったのは「ヴィローラ」、ホバストでは個人的マストアイテムですね。

まぁ気になる点として時期的に仕方ないとは思いつつもやっぱりバラシは多発しました。
アフター系の個体は食わせやすい反面、本当にバレる💦

 
とはいえある程度魚の動きが把握できたので収穫としては十分だったかなと。

このリザーバーに関しては川筋によってベイトの割合にも変化があるので狙い方が変わるとは前回も書きましたが、
どうやら回復状況によっても狙われるベイトが変わっているようでした。

メインの川筋の最上流、ほぼ回復しきっているイケイケな個体がメインで捕食しているのはやはり「ハス
バイトまで繋がらなくても10~20㎝というサイズ感のルアーに対して一番反応を示しました。

逆にホバストで釣った魚、
特に「ヴィローラ」で釣ったようなアフター回復初期のような魚はハスのサイズに合わせても反応は悪く…

3インチ程度のサイズ感で稚鮎の群れに混ぜるか岸沿いのハゼ、エビをイミテートしてあげると強く興味を示します。

つまりアフタースポーン~回復の過程の中でもスポーニングシーズン同様に初期、中期、後期と細分化できるほど釣り方が変わってくるということです。

当然サイズ、コンディションによってその差が生まれるのでその辺を考えて狙わないと小型サイズが猛烈に混じり始めるのもアフター以降の特徴ですよね。
 

逆に春から産卵活動の進捗状況を把握できていれば梅雨明けから高水温期に突入するまではしっかりとデカい魚を狙えると感じました。
 

子バスがバイトできないほど大きなルアーを使って強制的に釣れたらデカいという釣りを展開することもできますが個人的にそれだと心は踊りません。
 

あくまでも一般的に使われるルアーサイズ全てを駆使して旬の魚にバチっと釣りをはめてアベレージサイズとコンディションを上げていきたいというのが僕の考え方。
 

今回の3匹だって一番小さい魚はデカダッジで釣れた魚。(コンディションは1番良かった)
この一匹が釣れる前、最初に出た1匹は予想通り特大でしたが見事にバラしました。笑

ホバストで釣れたのは普通にデカいけどアフター中期といった感じの魚。
 
どうやらサイズを選ぶ釣りとコンディションを選ぶ釣りは別軸で考えることができるようです。

まずは大前提としてそのフィールドでベイトとなり得る生物が何種類存在するのかを把握することが重要でしょう。
 
僕が今回行ったフィールドであれば「稚鮎」「ハス」「ハゼ」「スジエビ」この4種が主なベイトだと思われます。
(ギルは個体数の問題なのかイマイチハマらない)
 

こう見るとハスだけがボリュームベイトとなっておりこのベイトを追うためにはそれなりのエネルギーを要することが予想されます。

この釣りで釣れる魚はサイズ、コンディションの両者を選べるのが魅力ですが回遊性が高く、魚のポジションを追う難易度は高めだと思います。
 

一方稚鮎、ハゼ、スジエビを食べている個体はアフター初期であればなんとかサイズは混ぜれるものの比較的コンディションは選べない印象です。

ただ、上記3種類のベイトは場所に対する依存度も高いのでそれに付くバスのポジションも変わりにくいのが魅力。

狙い方的にも中層より【岸際+ボトム】であることが多いため釣りやすいと言えるでしょう。

そんなこんなで考えていると「ザリガニ」と「ギル」はボリュームベイトなわりに場所への依存度も比較的高い印象なのでそりゃ楽しいわと納得した夜でした。

さてさて。

次こそはボートで出撃したいと思っているのですが水位が減少しすぎて船が出せるか微妙な状況になっております。


もし行けなさそうだったら別のフィールドでまたゼロから考えて釣りをする事になりそうです…

一匹一匹の質を高める釣り。
まだまだ分からないことばかりですがそれがまた深くて面白い!


それでは今回はこの辺で。

でゎでゎ👋

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