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『初スモールが釣りたくて長野県野尻湖へ…』人生釣り三昧#69

iPhoneを初めて持ち始めた頃、標準装備されたアプリの中に天気予報のアプリがあるのですがこれの的中率の低さだけは今考えても酷かった思い出しかないかずおかです。

#今は流石にマシになったのかな?

さて。

今回は『初スモールが釣りたくて長野県野尻湖へ…』と言うタイトルでお話ししていきたいと思います。

自分でも意外だと思ったのですがこれだけ釣りをしてきて(特にバス釣り)スモールマウスバスを釣りに行ったことは一度もなかったんです。

7〜8年前から年々そろそろ釣ってみたいなぁと言う思いは強まっていましたが公的にスモールを狙える野尻湖(長野県)と桧原湖(福島県)は九州からも今住んでいる山口県からも少し行くのに手間がかかる場所だったんです。

そんなこんなで中々トライすることが出来ませんでしたが今回はひょんなことから勢いで釣行が決まって野尻湖へと行くことになりました。

その辺りの話を備忘録として諸々お話していきたいと思います。

それではよろしくお願いします。


▼釣行前の過密スケジュール▼

今回の釣行についてお話しする前に少しだけその前の話をしておきます。

実はこの釣行前から久々に出張案件が重なり、時期的には秋冬新商品の詰めと来春夏以降の新商品企画がスタートする時期なのでまぁまぁ忙しい日々を過ごしていました。

案の定出張&野尻湖帰りの今週はサンプル確認作業や溜まった事務仕事に追われています。笑

出張中最初に向かったのは三重県三瀬谷ダム。
JBマスターズが久々に三瀬谷ダムで行われるという事でスポンサー代表としての挨拶へ。

これは閉会式、開会式の写真が欲しかったのですが…笑

100名程度の前で挨拶をすること自体超久々でしたがまぁ何とかなったんじゃないかと。
実際に運営内部の方と話したりしてみると僕が知らない頃からの根強い関係性というものを流石に感じるわけで…

この業界に限った話ではないのかと思いますが歴史ある業界におけるこういった関係性というのは費用対効果やその類の言葉だけでは簡単に縁を切れない根強さを感じます。

まぁそれについてだけでも話し出すとキリが無いので今回は深く掘り下げることはしませんが…

次に向かったのは主にキャップ類を作ってもらっている業者さんの会社。

特に写真は撮っていませんがまだ僕が担当してからは来てもらうばかりで一度も伺えていなかったので丁度いいタイミングでお邪魔させてもらいました。

来春以降の話も色々する中、社内でも海外出張に行けるような状況になれば海外(中国or台湾)の生地屋や工場にも行けそうなので楽しみです。

そして次に向かった先は愛知県。

初日はイヨケンガレージにて。

元々別案件での撮影を控えていたのですがその前日を使って別の撮影もまとめて撮っちゃおうと言う話になり今回の出張に繋がる形で撮影を行ってきました。

サンラインは今年の8月を持って45周年を迎えるのですが磯系のグッズを主に5年に一度の周期で限定グッズを販売する流れがあります。

その一環として今回はバスジャンルについても限定ラインとグッズを販売することになったためその辺の解説動画だったり写真撮影ですね。

これについても来月の発売前後に発売に至るまでも色々な事が起こったので裏話と言っては大袈裟かもしれませんがそんな話もしたいなと思ってます。

詳しくはまた後日…

華が無い釣具筆頭候補の釣り糸に華を持たせるって結構難しいけど面白い案件だと思い僕なりに1〜2年掛けて向き合ってみました。

そんなこんなで1週間ほどの出張を終えて山口へ帰宅。

正直可能ならそのまま野尻湖へ行きたかったですが流石にそうするわけにも行かないので一旦帰って翌日には再び東へ…


▼初めての野尻湖へ▼

今回は1人で行く訳ではなく専門学生時代の同期、柳原(長野県出身)に「スモール釣りたい!」と相談したところ「7月に会社の人達と行く予定がある!」と返事が返ってきたのでお願いしてその釣行に混ぜてもらえることになり釣行が実現しました。

柳原が勤めるささめ針は兵庫県なので山口から長野に行く丁度中間地点あたり。

一旦会社で合流して長野県に向かうこととしました。
今回は僕を含め4人での釣行です。

特にトラブルもなく予定通り夜中に野尻湖の近くへと到着。
この日は朝まで数時間なので車中泊にて夜を過ごしました。

長野県に来るのは高校生の修学旅行以来、その時はスキーが出来るような季節だったので夏頃に来るのは初めて。

以前営業で回っていた北陸方面にも近い部分があると感じたのですが人の手によって汚されていない自然も多く残っている印象で青々と茂る木々を見ているだけで癒されます。

もっと景色の写真も撮っておけば良かったと魚とご飯と柳原の写真ばかりなフォルダを見て絶賛後悔中です。笑

そんなこんなで朝を迎えレンタルボート屋へ。

当初の予定であれば僕が失効し、再交付した船舶免許が届く予定だったので連日それなりの装備船で出れるはずだったのですが間に合わず…

1艇は船舶免許不要艇で4人で半日ずつローテーションしながらの釣行となりました。

釣行開始後、すぐに柳原がスモールをキャッチ!

「ちょちょちょ、」の図
「おいおいおい、ちゃんと撮ってやぁ」の図
ちゃんと撮って加工までしてあげました。笑

そしてスモールという魚がよく分からないまま自分もヒット!

初スモールは可愛いサイズでした!

確かに同サイズのラージに比べると引きが強いというより鋭く感じアタリの出方も吸い込み感が弱く感じました。

これはポンポン釣れるやつか??
と思いましたがそこまで連発はせず大きく移動。

このサイズは狙えば入れ食い状態。笑

移動先では小型サイズが釣れただけ。

お互いに1匹ずつ大型を掛けたのですが見事にバラしました…
しかもある程度近寄ってきてからの鋭い突っ込みでフックオフというところまで一緒…笑

その後は目立った反応も無く一旦昼食休憩。

魚豚ラーメンだったかな?
こーゆーところって値段高めで量少なめな印象が強く大盛りを頼んだ結果めちゃ大盛りでした。笑

レンタルボート併設施設にご飯が食べれる場所があるって良いですよね。

昼食タイムが終わり昼からはペアをローテして西村さんと同船。

午前中、既に大型スモールを釣っていた西村さん

西村さんは大阪校の一つ上の先輩で営業時代に数回取引先店でお会いした事があったので初めましてではありませんでした。

昼からは風が強くなり2馬力艇の装備だと風裏で釣りをするしかない状況に…

中々反応も無く午後4時までなのであっという間に時間が過ぎ最後の最後で僕にヒット。

スイミーバレット3インチ
ショートリーダーDSにて。

終了間際に釣れたのは大きくもなく小さくもないなミドルサイズでした!

あっという間の初日が終了してそのまま宿泊先のコテージへ。
さすが長野県の田舎エリアという事なのか部屋に冷房はなく、窓を開けたら十分涼しいよの姿勢で運営されてましたが本当にそれでも快適でした。笑

ゆっくりとベッドで眠り迎えた2日目。

またペアをローテーションして今度は栗原さんと同船。

初日のカバスキャフィッシュ!

栗原さんとは完全に初めましてでしたが普段は琵琶湖での陸っぱりが多いらしくどこからかの話で僕の存在自体は知っていた?感じでした。

初日も琵琶湖スタイルらしくカバースキャットで良型をキャッチ。
僕は使わないかなぁと思って持って行きませんでしたが色々な釣果情報をみているとどうやらスモールでもカバスキャブームがきているようです。笑

2日目は朝から風が強く午前中は南風、午後からは北風といった1日でした。

午後に関してはそれなりの装備でもちょっとしんどいくらいの強風でかなり釣りをする場所も限られる状況、魚の反応も初日に比べて激渋でした。笑
(これについては僕らの経験不足が1番ですが…)

結局2日目は午前中にキャッチした良型1匹で終了。

ステルスペッパー70S
中々のグッドコンディションでした。

レンタルボートのバリエーションも多く中にはスポットロック機能付きのエレキが付いたバスボートもレンタル可能だったので次回以降余裕があればどれほど便利なのか試してみたいなと思います。

2日目のランチ

2日目のランチは夏野菜のチーズカレーを食べましたがこれまた大盛りはかなりのボリューム。

夏野菜とチーズが合わさったカレーは最高に美味でした!
超おすすめの一品です!

2日間の釣りについてはざっくりこんな感じ。

最後にスモールバウスバスを初めて狙ってみて感じた事だったりついてまとめて締めにしたいと思います。


▼スモールマウスバスと向き合ってみて▼

スモールといえば同じバスの類でもラージと比べられる事が多く色々な違いが言われています。

・口が小さいので使用するルアーサイズは小さい
・俊敏で鋭い引きを見せる個体が多い
・気性は荒め、繁殖能力が高い

上記3点については特によく言われる点かと思いますが個人的に釣ってみて感じた事としては…

・ルアーサイズ
→小さいルアーへの反応は良いがラージで使われる標準的な3.5〜4.5インチクラスであれば普通に良型は食ってくる。
ロングワーム等、口内での収まりが良いルアーであれば6〜7インチでもいける感じ。

・引きの強さ
→ラージに比べて確かに瞬発力を感じる引き、感覚的にはサツキマスとかの部類に近い感覚かと思いました。

・気性の荒さ、生態
→ルアーに対してスイッチが入った時はいきなり飛び出してバイトしてくる。
チェイスの追い方はこれもサツキマス(ネイティブトラウト)に近い印象

→生態面についてはまだ分からない事が多いがラージに比べて中層が機能しない印象。
スポーニングシーズンが終わってたので繁殖活動については不明。

→基本的にストラクチャーやカバーは好きだと思うが水中で動き回ってる個体が多い印象。
これはワカサギだったりの動きに似てるイメージ。

といったところでしょうか?

経験が足りなさすぎてどれも感覚レベルですので経験を積むうちに解像度が上がってくるとは思います。

正解かどうかでは無く初見で思ったことを書き残しておく事が重要かと思い今回も書き残しています。

ここからどのように理解度が深まっていくか、次のスモール釣行後に書く自分の記事とこの記事を見返すのが既に楽しみです。

この景色、最高です。

今回は野尻湖に行きましたが環境としては本当に素晴らしくバス釣りをしている感覚じゃない景色というか完全に観光地のような雰囲気でした。

話を聞く限りでは桧原湖も似たような湖だと思うのでそちらにもいつか足を運びたいですね。
とりあえず年1回でも良いのでスモールと向き合う機会は今後も設けたいなと思います。

時系列の通りに書く遠征系の釣行記事は長くなりがちですがご容赦ください。笑

ここ最近、新たな人・土地・体験に触れるというのを重視しているのですがそういったことから得る刺激や経験は最高ですね。

これからも諸々頑張りたいと思います。

それでは今回はこの辺で。

でゎでゎ👋

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