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自分の思考が自分を1番苦しめる

という話を先程、耳にしまして
一人で大いに納得してました。


その方(以下Aさんとします)は、
長らくバンド活動をされているのですが、
遺伝性の難病指定されている心臓の病を
患っており、元々ドラマーだったものの、
それが発覚したことによりドクターストップが
かけられてしまったそうです…

それでもそのバンドでの活動を諦めず、
しばらくしてベーシストとして復帰し、
今も活動されてます。

正直、この時点で凄いですよね。

今まで自分がやってきたことを
禁止されて尚、やりたいことを続けるために
文字通り命懸けで奮闘する強さと言いますか、
同じ状況下に置かれたとしても、
少なくとも私には真似できないと思いました。


昨夜、Aさんがツイキャスで
ラジオ配信をされていたので聴きにいきました。

普段LIVE配信アプリをほぼ開かない私ですが、
最近Aさんを推していることもあり、
気になったので聴きにいきました。

しばらくはそのバンドや、作った曲に対する
Aさんの想いや抱いている世界観
みたいな部分を解説してくれたり、
楽しく話していたのですが、
話の流れで、病気や障がいについての
話題になりました。

その中で、Aさんは

「声をかけてくれるという行為自体は
もちろんありがたいし嬉しいことだけど、
自分のことを完全に理解した上で
かけてくれている言葉では無いから、
内容によっては
逆にしんどくなってしまうこともある。」

「だから、考えて考えて
結局なんて声をかけたらいいか
分からなくなって、
そのままそっとしておくのも優しさだと思う」

といったようなことを
話していました。

その発想はなかった、と感動しました。


こんな感じのことも言っていました。

「例えば、相手に
頑張れよ
と声をかけたとしたら、
そのまま受け取ってくれる人もいれば、
頑張って無いように見えるから
そう言われたんだ…と受け取る人もいる。
結局は相手がどう受け取るかで、
自分の発した言葉は悪にもなりうる。
それは逆でも言えること。」

「相手からどういう風に声をかけられても、
自分の受け取り方次第で+にも-にもなる。
確かに世の中苦しいこと、しんどいことは
いっぱいあるけど、
自分の思考が自分を1番苦しめる。

これ聞いて
「確かにしんどいことは多々あれど、
1番というか素を辿っていけば
最終的にはそうなるか。」
と納得しつつ、

なんて成熟した人なんだ!!

と感動しました。


発達障害という治らないものを持っている
という意味でも共感できるところは
あったのですが、なんとも
人として完成してるなぁと思った
とあるバンドマンさんのお話でした。

こんな人になりたいものです。
最強の推し!とはこのことですね。

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