フランス国内の移動手段(電車編)
こんにちは!オダマキです。
今回は、フランス国内の電車移動について紹介します!
フランスは列車が非常に発達しています。エコの観点から、電車移動の人気が高まっているそうです。日本のように南北に長いわけではないので、飛行機に乗らずとも電車だけで十分に国内を巡れます。
電車の特徴
1、安い
フランスは物価が高いと言われますが、交通費は日本よりも安いと感じます。
列車の予約は早ければ早いほど安くなりますし、学生であればお得な割引・定期券を使うことでとってもお得に旅ができるんです。
この間は、パリからリールまで10ユーロ(1600円)のチケットを見つけました。
2、速い
バスよりも圧倒的に速いです。
飛行機のほうが早いですが、空港までの距離や搭乗手続きの時間を考慮すると電車とトータルでかかる時間はあまり変わらないことがあります。
しかし、アンジェのような小都市からの移動だと行きたい都市への直通列車が走っていないことも多いです。乗り換えに時間を取られ、遠回りをするせいで近い都市なのに4時間かかる!なんてことも…
3、信頼できる
出発時刻・到着時刻がしっかり決まっているという点ではバスやカーシェアに比べたら信頼度は高いです。
フランスの国鉄では、毎年必ずストライキが発生するそうです。実際に私が滞在している間にもストライキが起こっていました。あと、雨や風ですぐに止まります。以前、嵐のせいで連絡もなしに電車がキャンセルになり、大変困りました。
日本の新幹線に慣れている人だと、イライラすることが多いです!笑
ですが、遅延やキャンセルに対する保証はバス移動よりもしっかりしています。
チケットの購入方法
都市間の移動に使う列車は
・TGV
・TER
・Intersité
など、いくつか種類があります。
格安高速列車のOuigoや特定の地方だけを走っている列車(ノルマンディー地方を走るNomadoなど)や、イギリスやベルギーに行くユーロスターなども。南仏とパリを結ぶ寝台列車なんかもあります。
どの列車のチケットも、SNCF connectから購入できます。
日本語に対応していないですが、Omioなど他のサイトで購入するよりも安いです。
お得な割引制度・定期券
大学生が利用できる割引制度は主に二つです。
・La carte jeune:28歳未満向けの割引サブスクリプション
・TGV Max:28歳未満向けの定期券
La carte jeune
28歳未満向けの割引サブスクリプションです。年会費は49ユーロですが、TGVに30%引きの料金で乗ることができます。TERでも割引が適用されます(割引率は地域により異なります)
1年間で約50ユーロと初期投資はかなり高いですが、行き先によっては1回の旅行で元が取れます!
定期券を購入しない人でも、La carte jeuneを購入することを絶対にお勧めします!
TGV Max
1ヶ月79ユーロで、繁忙期以外の列車のチケットを無料で購入できます。
1ヶ月で79ユーロ、だいたい2万円…
そんなに旅行するかな?と思い、割引サブスクの方を購入したまま6ヶ月が経過しましたが…
今思うと、定期券を買っておいた方がお得だったんじゃないかな?と思います。
デメリットとして
・購入できる期間が限られている
・全てのTGVに対応しているわけではない。乗りたいTGVに乗れるとは限らない・対応していない列車もある(TERなど)
があげられます。
特に、TERで定期券がが利用できないのは小都市(ジヴェルニー、サンマロ、モナコなど)に旅行するときに痛いです。
ですが、出費を気にせず毎月3回も旅行ができるのは最高です!!
そんなに行きたい都市ないな…という人でも、フランスに行って地方都市をめぐるにつれて行きたい場所が増えるはず!
フランスは街によって全く特徴が異なります。屋根の色だったり、家の形だったり…
ぜひそれらを、留学中にたくさん発見してください!!
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