夜行列車でイタリアを旅したおはなし ③ミラノ編

こんにちは、オダマキです。
再び旅に出ていたり、語学試験の勉強をしていたり、期末テストがあったりと慌ただしい日々を送っていましたが、やっとひと段落。

今回は夜行列車でイタリア周遊の一人旅、5日目です。ヴェネチア編とローマ編もぜひご覧ください!

5日目

朝6時55分、夜行列車でミラノに到着。

夜行列車が停まったのはPorta Garibaldi という駅で、街の中心部からは離れている場所にあるのか、ほとんど人がいなくて静まり返っていました。

早速トラムに乗って中心部へ移動します。
飛行機の出発は16時30分ですが、空港には早めにt着いておきたいところ。
空港までの移動を考えると、意外と時間がありません。

ミラノといったら最後の晩餐ですが、泣く泣く諦め。
連日の人混みに辟易していたので、歩く気力も湧かない…

というわけで、ミラノでやることは

・大聖堂
・スターバックス リザーブ・ロースタリー
・ガレリア

の3つに絞りました。

ミラノ大聖堂は、約600年の年月をかけて作られた、イタリア最大のゴシック建築。ゴシック建築が大好きな私にとって憧れの場所です。
イタリア旅行の一番の目的は、実はミラノ大聖堂でした。


ミラノ大聖堂に到着したのは、朝7時30分ごろ。

まだ早い時間帯だったので、大聖堂の前の人はまばら。

こんなに落ち着いて大聖堂を楽しめるのは、朝だけです。
写真をたくさん撮ったり、大聖堂の周りをゆっくりと歩いたり。

装飾が刺繍のように細かく、思わず声を出してしまうほどに美しかったです。

美しバラ窓の彫刻。
バラ窓だけではなく、聖人や預言者の彫刻が至る所にあります。
一つひとつ、ポーズも表情も異なり、眺めているだけでとっても楽しいです。


聖母マリアの生涯を彫刻したブロンズ製の扉。
この欠けている部分は、第二次世界大戦の爆撃で破片がぶつかり破損した箇所だそうです。
こういった細かいところからも、歴史を感じます。


大聖堂の周りを2周くらいしてしっかり楽しんだあとは、すぐお隣にあるガレリアに行きました。

モザイク画やフレスコ画で彩られ、ガラスの天井に覆われた、豪華絢爛な空間に背筋が伸びます。
結婚式の写真撮影をしている素敵なカップルもいました。


ミラノ大聖堂の時間指定チケットが11時からだったので、スターバックス リザーブ・ロースタリーで朝ごはんを食べながら時間を潰すことに。

複数のサイトで紹介されていた、おしゃれすぎるスタバ。
元々は郵便局だった場所を使っています。

世界4か国に6店舗あるスターバックス リザーブ® ロースタリー。ここはコーヒーの焙煎所であることはもちろん、スターバックスの飽くなきコーヒーへの探求心から生まれた、のめり込むようなコーヒー体験をお届けする場所です。スターバックスがこれまで培ってきたものを大切にし、コーヒーのロースティングとクラフトを今に伝えています。

https://stories.starbucks.co.jp/ja/stories/2021/roasteries-around-the-world/


お城みたいな外観!とてもスタバとは思えない…!
合計10ユーロ(1600円)…!!!!

バタースコッチのコーヒーとパンをいただきました。
4 月下旬でしたが、ヨーロッパはまだまだ冬。
フランスよりも南に位置するイタリアですが、マフラーが手放せない寒さでした。バタースコッチの甘さと暖かさが、冷え切った体に染み渡ります。


11時ごろ、時間になったので再び大聖堂へ向かいます。
だんだん人も増えてきて、大聖堂の前には長蛇の列が。

みんな時間指定チケットを買っているので、バチカンとは違いサクサク進んですぐに中に入れました。

大迫力で美しいステンドグラス

せっかくなので8ユーロ(1400円)で日本語音声ガイドを借りてみました。

ガイドブックやネットには書いていないこと、大聖堂の長い歴史とその価値をより深く知ることができました。高かったけど、払う価値あり!!

結局大聖堂の中に1時間30分以上滞在していました。もう一度、噛み締めながら大聖堂の周りを一周してミラノを後にします。

大聖堂を出るとすごい人ごみだったので、朝の間にたくさん写真を撮っておいて大正解でした。

飛行機の時間も迫っていたので、物足りないですが空港へ向かいます。

ミラノ中心部から空港は少し遠く、電車に乗って約1時間。街と空港を結ぶ高速鉄道の運賃は13 ユーロとお高めです。

ミラノ大聖堂からメトロでcardona駅に向かい、そこで高速鉄道に乗り換えました。高速鉄道のチケットは、駅の券売機で簡単に買うことができます。

イタリアの高速鉄道は車両が本当に綺麗。フランスよりずっと綺麗です。
さよなら、イタリア!!シャルルドゴール空港に向かいます。

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