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2021年の春に思う〜「害獣駆除」補足

雑草なんて名前の草はない。
害獣なんていない。
邪魔者扱いも、厄介者扱いも、ニンゲンサマの勝手な都合だ。

勝手な都合で「邪魔だから駆除する」のではなく。
自分たちの便利さばかり追い求めるのではなく。
この星にすむ同じ生き物として、自然とともに生きる術もあるはず。

今年は、春の花が昨年と比べ物にならないほど広範囲で見事に咲き誇っている。

それはもしや、この一年ニンゲンが活動を自粛していたからではないか。
踏み荒らされ、薬剤で枯らされることもなく、いつもよりきれいになった空気と水で育ったからではないか。
人間こそがこの地球にとって、一番の害獣なのではないか。
2021年の春に感じたそんなことを140文字の物語にしました。


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