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仕事が辛すぎてシェアハウスに引っ越したら人生が変わった話

HAPPY NEW YEAR!
新年の始まり、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

私は年末に実家へ帰り、大晦日の夜に夕飯だけ実家で食べて
シェアハウスのみんなと合流。

東京タワーの前でみんなと年越しを迎え、
夜明け前、みんなで自転車を漕いで
初日の出を見に行きました。

今までは寝過ごして昼まで寝ている人生だったので
生まれて初めて、初日の出を見たかもしれません。

こんなに美しくて感動するんですね。

素晴らしい1年のスタートを切ることができました。
今年はどんな1年になるのか
きっと、想像もできない1年が待っているんだろうな…


今日は私がシェアハウスに住む前の生活
シェアハウスに住むことを決意した本当の理由
その結果をここに記したいと思います。


とにかく日本から出たかった1年前
地獄の会社員時代

私は現在、都内で働く社会人3年目なのですが
1〜2年目は本当に地獄でした。

初めての社会人は、右も左も分からないことだらけ。
それでも山のように積み重なる急ぎ案件の業務量。
お昼ご飯を食べる時間すらなく、夕方におにぎりを食べながら仕事をする日常。
食べる時間も気力もなく、残して帰ることもしばしば。
土日は疲れ切って雪崩れ込むように眠り込んで終わる1週間の繰り返し。
正直、生きているだけでしんどかった…。

毎日会社に行く事が本当に苦痛で、毎日涙が止まらなくなってきて
何事に対してもやる気が起きず、全てが暗闇でした。

「私は何のために生きてるんだろう。」

流石にこのままではまずいと思い、「辞めます」と伝えました。


辞めるという選択肢を持った上で働くことの重要さ


もちろん結局止められて、今もまだ同じ会社で続けているのですが
今年1年はあの時ほど辛くはなかったですし、定時で帰れるようになりました。

前と今で変わったところ、それは

常に「嫌なら辞める」という選択肢を持つことです。

今までは、会社に見捨てられないように
会社にとって必要な存在となるために
もっともっと頑張らないといけないと本気で思っていました。
この考えが自分の首を絞めていたと思います。


「いつでも辞めてやる!」
というポテンシャルを持ってからは、かなり働きやすくなりました。
無理なことがあれば断るし、おかしいと思ったことは意見を言います。
もし理不尽な事が変わらなければ、いつでもすぐ辞める覚悟があります。



世の中には山ほど会社があって、もっと自分に最適な会社は必ずあるから。
ましてや20代の私は、社会にとっても貴重な存在であるから。
不満を抱いてまで、その会社で働く必要はない時代なのです。


特に日本は、若くてやる気があれば採用してくれる会社が
たくさんある最高な国なのですから!
最大限に有効活用し、若いうちは自分に合う会社を探しましょう。



ただし、1つ注意点があります。


自分の実力を最速で身につけよう。

1年目の頃は、「何が正しくて、何が間違っているか」の判断が難しいです。
そして、実力もないから言い返す事ができず
また、誰も聞く耳を持ってくれません。
それに対しては、誰にも文句を言わせないくらい
仕事ができるようになるしかないです。
1〜2年目が辛かった分、仕事の習得はかなり早い方だったと思います。
仕事ができるようになるにつれ、不平を言う人が激減しました。
会社にとって必要とされる存在になることが何よりも先決です。

石の上にも三年は真実

もし、1〜2年目で辞めていたら
一人で仕事をこなすことができない状態で
私自身が中途半端に終わっていたと思います。

そう考えると、
3年目は一人で仕事をこなることができるようになり
仕事自体が楽しく感じるようになり
今では3年続けて本当に良かったと思っています。


何でもかんでも3年とは言わないものの、
一通り仕事ができるようになると
今まで見えてこなかったところが見えてくるのではないかと思います。
それまでは「いつでも辞めてやる」というマインドを持ちながら
できるところまで頑張って欲しいです。
でも本当に辛かったらいつでもすぐに辞めてくださいね。



シェアハウスに引っ越した本当の理由


社会人2年目の夏に「辞めます」と伝えた時、
上司が数日間の休みをくれました。
その時に、会社を辞めたらやりたいことを本気で考えました。
それが海外移住、ヨーロッパに住むことでした。
その夢の実現のための一歩が、
外国人とのシェアハウスに住むことでした。
英語を習得すること、それが1番の理由です。

(ちょっと特殊なシェアハウスなので詳細は下記記事にて。)


ですが本当の理由はもう一つあります。
それは、とにかく現状を変えたかったのです。


いつも疲れきって帰ると
お母さんが夕飯を用意して待ってくれていました。
夕飯を食べながらお母さんに会社の愚痴を聞いてもらい
朝はおにぎりを作ってくれて、水筒に紅茶も入れてくれて
しかも忘れてしまわないよう、ちゃんとカバンの中に入れてくれていました。
雨の日は駅まで送り迎えもしてくれていました。
今考えると、お母さんなりにたくさんサポートしてくれていたんだな…
これ書きながら泣きそう…泣


こんな感じで甘えた実家暮らしだったので
それはそれでもちろん幸せでした。
ですが、変化のない同じ日々の繰り返しが
本当に、本当に、本当に退屈だったのです。

「つまんない…何か楽しいことないかな〜…」

私は毎日、呪文のようにこのセリフを呟いていました。

とにかくこの現状から抜け出したい、
そんな想いでこのシェアハウスに訪れました。
そして、私の現状は
住む環境を変えたことによって突然の変貌を遂げました。


新しい人々との出会いがあり、付き合う人が変わった

シェアハウスに来たのであたりまえなのですが
新しい人との出会いが本当にたくさんありました。
私の会社は小さいので、部署移動したとしても全員顔馴染みで
2年目は新しい人との出会いがなかっただけに
社会人で新しいコミュニティができたことが本当に刺激的でした。

休日は学生時代の友人と会うことがほとんどだったのですが
今ではシェアハウスのみんなと過ごす時間が圧倒的に増えました。

自分の時間が増え、時間の使い方が変わった


以前までは片道1時間30分、往復3時間かけて通っていた
通勤時間が半分になり、家に帰る時間も早くなりました。

すると、一人暮らしではあるので
スーパーで買い物をし、自炊し、掃除もするようになりました。
大変と思うかもしれませんが、自分で考えて生活するようになり
それがまた意外と楽しいのです。
今まで何もしていなくてごめんね、お母さん…。

もちろん英語を勉強する習慣ができ、更には睡眠時間も増えました。

こうやってみると規則正しい生活を送れるようになった気がします。
ここまで読んでお気付きの方、そうです。
これは人生を変える行動として有名な3つの方法なのです。


人間が変わる方法は三つしかない。一つは時間配分を変える、二番目は住む場所を変える、三番目は付き合う人を変える、この三つの要素でしか人間は変わらない。もっとも無意味なのは、「決意を新たにする」ことだ。かつて決意して何か変わっただろうか。行動を具体的に変えない限り、決意だけでは何も変わらない。

大前 研一(経営コンサルタント)|時間とムダの科学

つまり、人生を変える方法は3つあって
①時間配分を変える
②住む場所を変える
③付き合う人を変える


シェアハウスに引っ越したら、
人生が変わる方法3つとも全て実行していたのです。
そして本当に変わっていたのです。

私は元々この法則を聞いたことはあったのですが
私自身、身をもって体感することとなりました。
1年前とは比べ物にならないくらい、私の人生は別物になりました。

あんなに日本から抜け出したかった私ですが
今年1年は日本に居て本当に良かったと心の底から思います。


シェアハウスのみんなともっと過ごしたいという思いもあります。
けれど、私が日本から抜け出したい気持ちは変わっていません。
海外に移住することが私の夢なので、
ずっとここで生活するつもりはありません。

更に環境を変えて、より素晴らしく充実した人生を求めて。

シェアハウスのみんなとチャリで観に行った初日の出。


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