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【No.9】なぜオンライン英会話だけで点が取れたのか
楽しい事をコツコツ続けること
TOEICは簡単な問題集を1冊やっただけで、とくに勉強はしなかった。それなのに、750点が取れたのは自分でも驚いた。
でも、平均週3回とはいえ、オンライン英会話で、英文のニュースを読むうちに知らずしらずのうちに語彙力は増えたと思う。
単語を覚えるというと単語帳を作ったり、同じ単語を何度も書いたり、ということを学生のときにはやったが、そういうことはしなかった。それでも、勉強を続けることで何度も同じ単語が出るので自然と覚えるのだ。オンライン英会話のおかげで、たとえばObesity(肥満)、Liber disease(肝臓病)、diabetes(糖尿病)、dementia(認知症)、anesthetist(麻酔医)、veterinarian(獣医)、Genetically modified food(遺伝子組換食品)といった、中高の教科書では絶対出てこないような単語も自然と覚えた。
ヒアリング力は、毎回25分とはいえ集中的に講師の言うことを聞き続けているから、自然と上がったのだと思う。
そういえば、色々な教材を試してはギブアップしていた頃、アルクの「TOEIC470点コース」という教材も買って勉強したことがある。そのときは、ヒアリング問題がちんぷんかんぷんで、絶望的になったものだ。すぐに投げ出して、しばらくほこりをかぶっていたが、そのうちCDが劣化して変形していたので捨ててしまった。今聞き返したら、難なく聞き取れたのかもしれない。
結局、こつこつ勉強するのは嫌いと思っていたけれど、結果的にはこつこつとレアジョブを続けたことが成長につながったと言えそうだ。
3年、と聞くと、「えー、そんなにやらないといけないの? 面倒くさい」と思ってしまうが、いつのまにか3年が経っていた。そのくらい、英語で話すということが楽しかったのだ。(つづく)
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