THE FIRST SLAM DUNK
今日は映画のスラムダンクを見てきました。僕自身、原作漫画を読んだ世代ではありません。テレビアニメもアマプラで昨年だか一昨年だかに見たけれど、それほど好きということもありませんでした。
しかし、この映画はとても良かったです。昨日はアバター2を見てくたびれたと書きましたが、今日のスラムダンクは元気もりもりになりました。
これは何度も見たくなるタイプの映画ですね。長いこと語り継がれる傑作と言ってもいいんじゃないかとさえ思います。
印象に残ったのは、負けを受け入れるということです。未熟さを認めること、足りなさを認めること、起こることを受け入れること、それでもやりたいことをやりたいと認めること、、、随所に、負けを認めることで新たな扉が開き、殻が打ち破られるように見えました。
先に進もうと思ったら、目の前の現実を受け入れるということがポイントなんだなと思いました。
負け組進化論じゃないけど、負けを認めて、降参して、それでも先を見ようとする時にいろんな奇跡みたいなことは起こるのかも知れません。
今までのやり方で負けることは悪いことではなくて、それを受け入れる時に起こる意識の変化に何か鍵のようなものがあるのかもしれません。
これは昨日のアバターについての感想の中で書いた、ネイチャーとフィシスの違いにも通じるものだと思います。
ネイチャーは克服すべき自然ですし、フィシスは吸収されその中に取り込まれるべき自然です。
奇しくもスラムダンクでも海が印象的でした。映画としてはよりスラムダンクの方がフィシスに通じる作品だったと言えるのかもしれません。