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太陽系と天の川銀河

今日は、このGIF画像を見るところから、あれやこれやと考えていました。これは太陽が天の川銀河の辺縁あたりを移動するときの様子です。惑星が太陽の周りを公転しているので、その軌跡が螺旋状に描かれていて、とても感動的ですね。

これら惑星の公転面は進行方向に対して、少し傾いています。この角度を調べていたら、銀河面という言葉を知りました。銀河面とは銀河系で構成される円盤のことです。その銀河面に対して、太陽の自転軸は60.2°傾いているのだそうです。

この図を見ると、銀緯29.8°と書いてありますが、これですね。90°ー29.8°=60.2°ということです。銀河面に対して、太陽とその惑星が作る黄道面は60.2°の角度で、傾いています。

地球は太陽に対して23.4°傾いているので、銀河面に対してはどうなるのかなと思ったら、どうやら地球の自転軸自体は銀河面に対して、62.6°の傾きだそうです。

銀河は天ノ川です。たしかに天ノ川は斜めって見えますが、それが赤道面と銀画面の作る62.6°という角度として見えているということになるわけです。銀緯でいうならば、27.4°ということですね。

90°のうちの約30°ほどの傾きですが、太陽も地球も、基本的には北側を前にして進んでいるといっても良さそうです。

北半球の方向に向かって進んでるということは、そちらの方向が前という事になるのでしょうか!?

前は未知であり、切り拓いていく方向という感じがします。実際には今はヘルクレス座の方向に進んでいるのだそうですが、今度宙を眺めるときには、その方向を意識してみたいと思いました。また、北半球の方から文明が発達していったということも、多少なりと関係あったりするかも知れません。

また、天の川銀河の中心は射手座と蠍座の間あたりの方向にあるのだそうです。その方向に、銀河系のすべてを引き寄せているような巨大なブラックホールがあるということを意識してみると、射手座、蠍座についてのイメージも少し変わる感じがします。

また、双子座と牡牛座の間あたりの方向が銀河の外という事になりますね。なんだか、外の方が軽いような気がするから不思議です。

そして、獅子座は天の川銀河の上方向にあり、水瓶座は下方向にあるということになります。

https://staff.aist.go.jp/r-morijiri/MyHome2016/bakusou/center/ginga.html


こうして、銀河系の中での太陽系の位置とか向きとかを考えていると、不思議な気持ちになりますね。



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