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プログレスの太陽

三重円をくるくると回しながら、細かいイベントを見始めたら、あまりにたくさんのイベントがあって、すべては拾いきれないという気持ちになったりもしますが、今日はプログレスの太陽の移動を追いかけてみると、ドラマが見えて、まさに僕らしいということを感じました。

獅子座の第三デカン

僕は生まれたときの太陽が獅子座21°で、Mcは24°ですから、3歳くらいの時にはMc(10室)に入ったという事になります。そして獅子座から乙女座に入ったのが、10歳の時で、その後40歳までの30年間、乙女座を生きてきたという事だったんですね。

獅子座の時代は21°から30°までですから、デカンという考え方で見ると、獅子座の第3デカンが10歳までの子供時代ということのようです。鏡リュウジさんの占星術の教科書Ⅲでは、このように書かれていました。

「この時期は太陽の快活なエネルギーに、火星の情熱的でアグレッシブなパワーが加わって、あなたの野心的な一面が強く出てきます。高い理想や目標を掲げ、それを達成するためならば、どこにでも恐れず飛び込んでいけるはず。知略家としての才能が開花する予感も。ただし火星の影響が悪い方へ出ると、好戦的になったり、他者を支配したいという気持ちが生まれてしまうので気をつけて。」

たしかに小さい頃の僕はアグレッシブだったと思います。負けん気も強かったし、それが故に怪我も多かったですね。火星の悪い面も多々出ていたような気がします。

乙女座の第一デカン

プログレスの太陽が、乙女座に移動するのが、10歳になったくらいの時のようです。小学校の高学年、中学生の頃~20歳くらいまでが、乙女座の第一デカンにあたります。

プログレスの太陽が乙女座に入ると、これまでただ自分を表現するだけで満足していた自分自身を、客観的に見つめ直すようになるようです。ただ表現するだけではなく、意味のあることがしたくなり、より上手に、より確実に、より効率や実利を求めるようになります。自分に対しての客観視が始まる感じでしょうか? 

乙女座の第一デカンについてはこのように書かれていました。

「この10年間は、水星の影響を二重に受け、何かを分析したり、研究したりすることに情熱を注ぎそうです。それはおそらく、信頼できる仲間や家族のためになることがあるはず。またこの時期は、組織の中にいるか、誰かの下に着くことで学べることも大でしょう。一方、水性の良くない性質が現われると、臆病になったり、自分を棚に上げ他人の批判ばかりをしたりするようになります。」

ここは水星の影響が強いんですね。たしかに中学に入ったあたりからは、僕は静かな子供になっていったような気がします。中学時代にはひとりで本を読むようになっていましたし、あまり獅子座的な振る舞いはしなくなっていったような気がします。

乙女座の第二デカン

次に乙女座の第二デカンの時期、僕にとっては21才~30才くらいまでに時期に当たります。

「この時期、水星の知性に、土星の責任感が加わって、誰からも頼りにされる、誠実で知的な人柄が前面に出てきます。努力するほど、その仕事ぶりに磨きがかかっていくでしょう。独立を考えている人はこの時期を選ぶと、組織運営や資金繰りなどに悩まされることなく、スムーズに進めることができそう。ただし力が悪い方向へ働くと、自己嫌悪や自信のなさから、発言と行動が伴わない人となり、信用を失うので、注意。」

21歳の時に、僕はインドに行きましたが、その後、バリ島の踊りをメインに活動を始めました。この21歳から30歳という時期は、まさにその時期に当たります。

踊りのグループの中では、僕は役に立つ存在であろうとしたと思います。踊れるようになりたいという狂おしいほどの欲求はありましたが、組織の中での僕の役割としては、まさにできる人であろうとしました。まさに乙女座の第二デカンの時期という感じがします。

乙女座の第三デカン

そして、乙女座の第三デカンの時期、それは僕にとっての31歳~40歳くらいまでに間ということになりますが、こんな風に書かれています。

「知性の象徴である水星に加えて、豊かさの象徴である金星の影響を強く受けます。この時期のあなたには、世の中が求めているものが肌で感じられるはず。それを形にするクリエイティビティも備わっています。仕事にすれば大きな利益を得られるかも知れませんが、あまりに最初から完全さばかりを求めたり、生産性にこだわりすぎて、自分を苦しめないことが大切。」

この時期はたしかにある程度の形が見えていたといえるかもしれませんね。踊りも仕事として踊ることもありましたし、踊りを教えるということもありました。

しかしそれだけでは食べられない世界だったので、治療の仕事を始めて、その中でそこそこ認められるようになっていきました。

この途中で、プログレス太陽は、10室から11室に移動しますが、それが1997年9月20日あたり。11室のテーマは人を喜ばせること、ファンを喜ばせ、仲間を作るというような所に移行していきます。

天秤座第一デカン

そして2001年にプログレス太陽が天秤座に入るころには、キネシオロジーのセッションとトレーニングコースを提供するインストラクターとして仕事をしていました。自宅でワークショップを開き、人を集めて、みなの前で話したりデモンストレーションをしたりしていた時期です。

天秤座にはふさわしい時期と言えるかもしれません。

天秤座に入って、自分を極めるというところから、他者との関係性ということがテーマになるんですね。パートナーとの関係もそうですし、仕事で縁のできたクライアントさんとの関係からもたくさん学ぶ機会を与えられたと思います。

天秤座の第一デカンではこんな風に書かれています。

「金星の影響を二重に受け、あなたの慈愛に満ちた、優しい人柄が強調されます。誰かに何かをしてあげたいという気持ちが自然とわき上がってくるでしょう。またこの時期のあなたは、他人の欲するものを直感的に感じ取ることができます。仕事に生かせれば、大きな成功を収めることもできそうです。一方、金星の力が悪い方に出ると、他人の言葉にばかり左右される、優柔不断な一面が現われます。」

ここでは大きな成功は収められませんでしたが、たくさんの経験は積むことができました。キネシオロジーのセッションは結構な数こなしましたし、経験値という意味では、とても充実した時期でした。


天秤座第二デカン

しかし、その後、他の記事でも書きましたが、2009年末に埼玉県の蓮田市に引っ越します。自然農、自然栽培でお米を作っていたのは、2020年までですから、ちょうどこの第二デカンは農と向き合った時期と言えます。その第二デカンについて、鏡さんはこんな風に書かれています。

「愛の星、金星に加えて、改革の星、天王星の影響を強く受けます。この時期、あなたのセンスに磨きがかかり、社会問題や政治に興味が湧いてくるかも知れません。世の中を少しでもよくしたいという気持ちから、ボランティアや企業のCSR活動などに参加することも。ただし、力が悪い方に働くと、ひとりで張り詰めた緊張感をまとい、周囲をピリピリさせることも。」

う~~ん、「たしかに」と、うなずいてしまうようなことが書かれていて、驚きました。

この期間、お米を作るのは、世の中に対しての僕なりのアピールもありました。無農薬で、自然栽培のお米作りを成功させることの社会的意義と、そのために先頭を走って、実験的に始めるというような意識で始めたというところがあったのです。

しかし、実際には理想通りには行かず、考えていたよりもはるかに大変でした。体力的にもきつかったですし、パートナーにもしんどい思いをさせてしまったなということ、じゅうぶんな収入にはつながらなかったので、子供たちにもつらい思いをさせてしまったと思うところもありました。

そんな米作りでしたが、不思議なもので、2020年を最後に、撤退せざるを得なくなりまして、せっかく土も良くなってきていましたし、ある程度の目星は立ち始めていたので、残念とも思いましたが、これはタイミングだろうと受け止めて、米作りをやめて、今住んでいる所に引っ越してきました。

この天秤座の第二デカンに天王星の影響が出てくるなんて、ちょっとできすぎかと思うくらいですが、僕のやってきたことにはたしかにマッチしていますね。驚きました。

天秤座の第三デカン

そして今はすでにプログレス太陽も天秤座の21°になっています。天秤座の第三デカンに入ったのが、2021年11月2日だったようです。なので2030年までの約10年間がこの天秤座の第三デカンという事になりますが、鏡リュウジさんの記述ではこのように書かれています。

「金星の柔和さに、水星の知性や言語能力が加わり、影響を与えます。あなたの明るく楽しいおしゃべりに、みんなが惹きつけられるでしょう。時にその言葉に癒やしを求め、相談事を持ちかけたり、重大な秘密を打ち明けてくれる人もいそうです。論理的かつ建設的な思考が得意なときでもあります。誰かを批判、非難するような話は、人を憂鬱な気持ちにさせ、遠ざけるだけなので避けましょう。」

まさにこれからやろうと思っていることに合致したようなことが書かれていて、これまた驚きました。ちゃんと流れのままに来ているということでしょうか。

途中、2025年7月23日にはプログレス太陽が12室に入りますから、その頃にはより本格的に、占い的な仕事が軌道に乗っているということもあり得るのかも知れません。

実際にどうなるかはわかりませんが、このように星を読むことで、たしかに間違ってないんだなということを確認させてもらってる感じですね。

ちなみに、今日参照したのは鏡リュウジ先生の「占星術の教科書Ⅲ」です。このシリーズ、ⅠもⅡも持っていますが、このⅢはプログレスやソーラーアークのことが書かれていて、参考にさせていただいています。

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