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トートタロット~ケルト十字でこれからのこと、仕事を占ってみる

ケルト十字について

僕がいつも使うケルト十字スプレッドは弦エニシさんという占い師の方が使っておられたスプレッドです。

以前YouTubeで、Mie Suzukiさんという方のチャンネルで、この弦エニシさんのスプレッドを紹介しておられたのを見て、自分でも使うようになったものです。

こちらがその動画です。まだありました。

ついでにひさしぶりに見てみましたが、最初の6枚をそのままひっくり返すというところは、間違えていました。

僕は6枚おいて、一番上をひっくり返していましたが、こちらで紹介されているのは、6枚ごとひっくり返すということだそうです。

そしてそれが現状の立場の裏付けであったり、質問者の立場の裏付けということになります。

おもしろいのは、その立場を表す6枚のカードを遡っていくことで、その立場に至る過去の流れも見ることができるということです。

そこまで見るということはほとんどありませんが、奥行きを感じるので、僕はいいなと思って使い始めたという経緯がありました。

というわけで、今日もこのケルト十字で、トートタロットで並べてみました。

実は、これをやる前に、今日のパスワークで見るとしたらどのカードになるかと、順番に引いていったところ、大アルカナ7番Chariot戦車が出ていました。

そして、このケルト十字スプレッドの現状の位置にでたのが、同じくチャリオットでした。

こういう風にちゃんと連続性を見せてくれるんですよね。ほんとおもしろいと思うと同時に、しっかり流れはつながっているということを感じる瞬間でもあります。


カードを読んでみます。

ちなみに、トートタロットでは基本的に逆位置とらないですが、今日はそのまま出たまんまの写真を載せておきます。すこしだけ、ニュアンス弱めという感じで、見てみようと思います。

順番に見ていくと、まず、現状の立場の裏付けとなるのが、ワンド4 Completionでした。そして現状がチャリオット、戦車。

ある程度完成したというカードですね。逆位置なので、少し弱い感じではあるけれど、達成して、安定に達したというのが今の立場で、その上に戦車があるようです。

戦車は前に進むということです。頭に蟹を乗っけているので、鎧の中で静かに守られつつ、瞑想しながら、ゆっくりと進もうとしている時ということだと思います。

戦車を牽いてる動物(スフィンクス?)が、牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座ですから、みな不動宮なんですよね。だから、さっと動くと言うよりは、ゆっくりと着実に動くというのが、この戦車であろうと思われます。

その上にあるのが、顕在意識で、「アート」です。下にあるのが潜在意識で、そこにあるのが「法皇」です。

意識的には、錬金術を自分でやってると思ってるけど、潜在意識的には、自分はより高次の存在に導かれてるというような感覚を持っているということかなと思いました。

過去のカードはディスク6 Success成功で、現在が戦車で前にゆっくり進んでいるところ。

そして、未来の位置にはカップのナイトがあります。このナイトも蟹の入ったカップを持っていますね。背中に大きな翼があり、空を飛びそうな勢いです。このカードは魚座か蟹座かはっきりしませんが、いずれにしても水というエレメントから、芸術家タイプの感性を持っていると思うので、そういう個性を生かした形で何かやり始めるのかも知れません。カップを差し出すということは、アウトプットしていくという感じでしょうか。

ちなみに、真ん中の横向きに置いたカードはキーカードで頭が左に向いていますから、過去の方に向かっています。ワンドのエースはすごく強い衝動であり、熱意ですから、それがあったから、Successができたんだよねという感じでしょうか。

それから、質問者(僕のこと)の立場の裏付けとして出ているのが、ソード7 Futilityです。これは一本の真ん中のソードに対して、他の6本のソードが逆向きに邪魔をしてますから、物事がそんなにスムーズにはいかないということを暗示しているように思われます。

しかし、その上に載っている僕自身を表わすカードはカップ2 Loveです。これも2ですね。ひとつ前のノート記事で、2は掛け算であるというようなことを書きましたが、カップ2の場合も二つが融合するというような感じだと思います。そこから僕は動き始めようとしているようです。

そして、右端の一番下は周囲の状況です。逆位置ではありますが、ワンドのクイーンです。オープンな意志の強い女性が少し心配しながらも、見守ってくれているという感じでしょうか。

最後の2枚がネガティブな感じ

その上が期待、恐れ、能力、可能性というようなものが見える場所ですが、ここにはカップ7 Debauch 堕落、逃避というような感じのカードが逆位置で出ています。ライダーで見るときは、妄想から目覚めると見たりしますが、ここではどう捉えたらいいでしょう? やはり、カードの意味、エネルギーをそのままに解釈するならば、あちらこちらに目を向けすぎてるんじゃないのという感じもあるのかな。もっと絞って集中した方がいいんでないのみたいなことかも知れません。このあたりは、経験のある方の意見を聞いてみたいところです。

そして、最後の結果の位置に、ディスク7 Failureですね。むむむ、という感じです。逆位置ですが、どちらであっても、不満に焦点が合いやすく、あまり意欲を感じられないカードです。

そう言えば、昨日も一度このカードが未来の位置に出てきましたね。

その時のスプレッドでは、もう自分で何かをしようとせずに、もがくのをやめて、流れに任せる、というモルフォさんの言葉をもらったのでした。

そういう意味では、その前のカップ7にしろ、あちらこちらに目移りして、非現実的な方向に思考を走らせようとする傾向があって、そこは要注意ですよ。釘刺しておきますからね。という感じ出てきたのかも知れないなと思います。

海王星と月のオポジション

たしかに、僕のネイタルホロスコープの中に、海王星と月のオポジションがありますが、イマジネーションは、始まると止まらない傾向があるというのは事実です。これは下手すると、人生を棒に振りかねないアスペクトであるわけです。

しかし、これに対しては、水星がTスクエアの頂点の位置にいることと、金星、冥王星が海王星とは60°、月とは120°でうまく調停してくれているので、それらがちゃんと表現されたり、文章化されたりすることで、イマジネーションのループの中には陥らないで済んできたのではないかと思います。

あと、火星ですね。火星は海王星と150°、月とは30°の位置なので、微妙ですがやはりアスペクトしています。

あまり意識には上らないけれど、月と海王星のイメージ力というのが、火星の行動力を知らず知らずのうちに高めていると言うようなこともあり、けして月と海王星のオポジションが悪い働きだけではないということだと思っているのですが、それでも、気をつけないといけないところではあるのかも知れません。


オラクルカードを1枚追加

このケルト十字のスプレッドをざっと振り返ってみて思うのは、考えすぎないようにということでしょうか。あれこれ自分でやろうとせず、ハイアーセルフや精霊にメッセージを求めていいのかも知れません。

と言うわけで、最後に、1枚オラクル的なカードをくださいと言って、引いたら、カップの3 Abundanceでした。


分かち合いみたいな感じでしょうか? 祝杯をあげるとか、みなで楽しむとか、溢れるエネルギーをみなで享受するというようなカードです。

なるほど、やはりそろそろと外に出て行くといいのかも知れません。アバンダンスのカードは受け取り、与えるの循環ですね。おおおという感じです。



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