見出し画像

”angelspace” 再考察

”angelspace"のホロスコープ

以前、”angelspace”のハウスルーラーシップについて書いたことがありましたが、今読み直してみると、ちょっと中途半端な記事でした。^^; 


肝心のホロスコープについては何も語ってませんし、考察的なものもありませんし、情報だけ並べて、はい終わりという感じで、ちょっと記事としてはいまいちだったなと反省しております。と言うわけで、今日はホロスコープのことをもう少し突っ込んで書いてみようと思います。

"angelspace"のホロスコープはこちらになります。

注目したいのは、AC蠍座7° DC牡牛座7° MC獅子座13° IC水瓶座13°というところです。

僕の個人のネイタルホロスコープでは、AC蠍座17° DC牡牛座17° MC獅子座24° IC水瓶座24°となります。

ACは同じく蠍座ですし、MCも同じく獅子座です。なので、このangelspaceのホロスコープは僕個人のホロスコープとかなり似ているところがあるということになります。

ちなみに、ここに引用したのは、松村潔先生の「最新占星術入門」の中に書かれていたもの。

AC蠍座×MC獅子座

周囲の動きに関係なく、ひとつの物事を追求し続ける集中力は蠍座特有のもの。これにMCの獅子座が加わると、唯我独尊的になる。自分の趣味、センスにこだわり、それ以外のものを受け付けない。平凡でありたくない願望が強く、好みは偏る傾向。芸術家、宗教家に多く見られる配置。プライドの高さは相当だが、自分が周囲にどう評価されているかわからず、妙に気弱になることも。熱中できる対象がしっかりしていれば、困難な人生でも歩んでいけるし、独自の世界を打ち立てる可能性も。

最新西洋占星術 松村潔著

この言葉は、何度読んでも、僕をよく表わしているなと思うのですが、これは”angelspace”においても、そうだということなんでしょう。

たしかに、こだわりはあります。いつも広い方というよりは、より狭い方を目指し、浅く広くというよりは、どこまでも深く掘るというような感じで、とにかくニッチな路線を突っ走ってきたという感覚があります。

僕がこれまでやってきたこと

angelspaceは1998年からですが、その前に僕が一番力を入れてやってきたことは、バリ島の踊りでした。グループに所属し、いろんなところで踊りました。バリ島にも何度も行き、現地で踊りの先生宅に長期ステイして、現地の人に交ざって踊りを習いました。この踊りに向き合った時期というのは、本当に上に引用したAC蠍座×MC獅子座に書かれている内容とまったく同じような感じだったと思います。とにかくすごい集中力で、踊りに打ち込んだ時期があったのです。それは”angelspace”以前の時代の話になります。

その後、結婚し、満を持して、"angelspace"を立ち上げたときには、スリーインワンのセッションとトレーニングコースを提供するというのが、主な目的でした。このキネシオロジーの手法を使うことで、人は信じ込みを超えていけるし、未来を開くこともできると思ったのです。平行して前世療法などのメニューも扱いましたが、目的は同じでしたね。

たしかに方法論としては、それだけのポテンシャルを秘めているものだと思います。ただ、ビジネス的にはそれほど成功したとは言えず、やがて田舎に移って農的生活をしたいと思うようになり、自然農の勉強を始めました。その流れで埼玉県に引っ越したのが2009年。良い環境で自然農の田畑を学びました。

そして、2011年から2020年までは、趣味を超えて自然栽培のお米を作って、販売するまでになりました。ほんとうに体力の限界に挑戦して、ギリギリの挑戦だったということを思います。これら、無農薬無肥料の貴重でニッチなお米を作っていたというのも、より狭く、より深くにこだわった結果の、選択であったと思います。まさにそれもまた、AC蠍座×MC獅子座の路線なんでしょうね。

しかし、借りていた家を返さなければいけなくなり、田んぼを続けることが難しくなり、2020年を最後に、田んぼから離れることを決めました。

そうして小川町に引っ越してきましたが、ここでまたあらたに何か始めることになるだろうと思いながら、しばらくは焦らないで、身体を休めて、本当にやりたいと思えることが出てくるのを待っていました。

実際には2020年の春あたりから、すこしずつ自分の中で興味が湧いてきたのが、西洋占星術でしたが、2022年になって、それをいよいよ本気でやりたいと思うようになってきたのです。

最初。2020年頃は松村潔先生の「完全マスター西洋占星術」を読む所から始めましたが、やがて2022年になって、YouTubeでミカミ・ポーラ先生が占星術について話をされているのを見つけました。それを聞くようになってから、その内容がとても魅力的に感じられ、魂に響いてくるような感じさえしたんですよね。

それは古典に残された、基礎を大事にしているという点で、とてもマニアックで独自性があって、とにかく魅力がありました。ポーラさんの語る星の話を聞きながら、こういうのがやりたいのだと、まさに火がついたんですよね。それが始まりでした。

占星術講座を受講する

その流れの中で、ポーラさんの開いておられる占星術基礎講座と中級講座を学ぼうと思ったんですね。

しっかりとここで学んで、基礎を身につけて、それから自分なりのスタンスで何らかの形で占星術を絡めて、キネシオロジーを生かしてもいいし、踊りの要素を取り入れたワークショップのようなものを開いてもいいしとか、考え始めました。

そんな思いで始まったポーラさんの講座はとても深くてマニアックで、ニッチ路線を目指す僕にはドンピシャだったと思います。ほんとわくわくするんですよね。講座も楽しくてしょうがありません。

今は中級講座を受けていますが、終わるのが今年の11月いっぱいくらいになります。なので、それをいちおうの目安としていて、その先にはセッションの提供や、テキストコンテンツの販売なども具体的に始めていけたらと思っています。

”angelspace”の品位

先日、"angelspace"のホロスコープから、エッセンシャルディグニティとアクシデンタルディグニティを計算してみました。僕の個人の点数(意外なことに、どれもかなり高い点数になりました)と比べたら、angelspaceの点数はぼちぼちな感じでした。

”angelspace”の天体でドミサイルを獲得しているのは、射手座の月と、獅子座の火星、魚座の木星、それと水瓶座の天王星でした。これらは強いところがあると思うので、そのあたりのメカニズムをチェックしてみましょう。

射手座の月は2室にいて、月がルールしている蟹座は9室です。2室のために、蟹座の9室を使うという事になります。お金を儲けたり、技術を高めるためであれば、人々に共感的に近づき、学ぼうとするだろうと思われます。学ぶことには前向きなのでしょう。

獅子座の火星は5度前ルールで10室で見ていくことにします。火星は1室のルーラー、アセンダントルーラーですから、生きる目的を表わしています。その目的は社会にオンリーワンの居場所を作ることです。そこに向けて挑戦しますし、そのためであれば、どんなに狭いターゲットでも、しっかりと集中して、深く深く掘るでしょう。

どうやら社会に出て行くことに関して、angelspaceは躊躇しないようです。勇気を持って、動くのでしょう。そのために蠍座の集中力を惜しみなく使うだろうと思われます。

魚座の木星は5室にいます。木星は射手座のルーラーでもあり、魚座のルーラーでもありますから、見えない世界をとことん楽しむために境界を越えてでも楽しもうとします。そして楽しむためならお金もリソースも使うという感じのようです。

水瓶座の天王星は5度前ルールで4室になります。4室から4室への自室回帰の天王星ですから、安心できて、尊重しあえる仲間との居場所を作るためであるならば、よりよくしていこうという意識を持っている人たちとの関係をよりよくしていこうと思う。という感じでしょうか。

こんな感じで見ていくと"angelspace"が何を目指していて、どんな存在なのかということは見えてきます。僕自身、なるほど、そうだったのかとこれらの情報を眺めているという感じですね。

特に品位が高い天体だけをここにあげましたが、これらから見て取れるのは、しっかり集中して社会的にもちゃんと成功したいと思っているし、そのために学ぶということに対しても意欲がある。それでいて見えない世界をしっかり楽しみたいという気持ちもあるんだということがわかります。それでいて、基盤である居場所をしっかりと作りたいし、しかもより良くなるという目的をともに共有する仲間でありたいと思っているようですね。

深海潜水夫

そうそう、最後ですが、ひとつ気がついたことを書いておきます。ACは蠍座7°なのですが、この度数、見覚えがあると思ったら、僕のネイタル海王星と同じ度数でした。

"angelspace"のアセンダントにネイタル海王星が乗っているという感じでしょうか! この度数のサビアンシンボルは「深海潜水夫」なんですね。深く潜る人という事です。

海王星ですし、魚座の見えない世界を楽しむという事ともつながってきますね。おそらく、潜在意識、集合無意識を超えて、人間の意識が存在している次元の探究であるとか、いわゆるアセンションというようなことにも首を突っ込んでいくというのが、"angelspace"なのかも知れません。

どんな活動になっていくかはこれから絞っていくことになりますが、このように情報を精査していくことで、また見えてくるものもあると思います。まだポーラ先生の講座も9回残ってますし、まだまだお楽しみは続きます。(*^-^*)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?