ニュー○ク釣りで覚えるドイツ語の構想
ニューエクシリーズでタタール語が出るそうですね。ワクワクしますね。
そこで、こんなものは出ないかと考えたのが「釣りで覚えるドイツ語シリーズ」です。どうですか。とても興味出てくるでしょ。そうでしょうそうでしょう。ということで、ここでは勝手にそのシリーズの構成を考えちゃおうというわけです。
第一章: あいさつ
そうですね。ここではまず釣り人同士の挨拶を覚えたいですね。釣り人はPetri Heilと挨拶します。これは「大漁を!」とか「よい釣りを!」とかそんな意味を表しています。このPetriはキリスト教の漁師であったペトロから来ているようです。そんな感じで小話も入れながら釣り人としての挨拶マナーを入れたいですね。
第二章: さあ釣りをはじめよう!
釣り場に着いたらまずは釣り具を組み立てなければいけません。ここではお父さんが子供に釣具の組み立て方を教える体で会話を進めたらどうでしょうか。
さらに、釣具の名前もここで学べるようにしたらいいと思います。例えばRolle(リール) Schnur(ライン) Pose(ウキ) Blei(鉛、釣り用語だとジンタンとかガン玉ですね) Rute(釣り竿)等々、簡単な釣り用語なんか入れるといい気がしますね。
第三章: 魚が釣れたら
さあ、ここが一番大事なところです。魚がエサもしくはルアーに食い付いたらFisch!と大声で言いましょう。これは周りの釣り人に魚が釣れたことをアピールし、糸が絡まないようにするという意味と、周りの釣り人に自慢するという意味があります。
釣り上げたところから会話を始めるといいでしょう。ドイツでは基本的にキャッチアンドリリースをすることはよろしくないとされています(あえて禁止されているとは書きません) なので釣った後は基本的に持ち帰ることになります。
なのでここでは魚を絞める方法をお父さんが子供に教える会話を描くといいのでしょうか。例えばそうですね。
Sohn: Papa! Ich will diesen Fisch nicht töten!
Vater: Infolge des Tierschutzgesetzes § 1 darf Niemand einem Tier ohne vernünftigen Grund Schmerzen, Leiden oder Schäden zufügen. Wir sollten also diesen Fisch essen.
息子: お父さんこの魚殺したくない!
父: 動物保護法§ 1により何人も合理的理由なしで痛みや苦しみ、障害を与えてはいけない。よって私たちはこの魚を食べるべきである。
こんな感じで生き物を食べるということの重みを伝える会話だと皆さんの役にたつでしょう。
第四章: 釣り場での職質
ドイツにはFischereiaufseherという、釣り人を監視する人たちがいます。たまに釣り場にやってきて、釣り免許証の提示を求められます。なのでここではその時の会話を入れてみましょう。
ちなみに免許なしで釣りをすることはSchwarzangelnと言って、州によって異なりますが罰金もしくは自由刑に処せられるので気をつけましょう。
第五章: 釣り免許試験問題
最後です。最後は釣り免許試験の問題を紹介して終わりましょう。州によって異なりますが、大体は魚の生態について、環境保護動物保護について、釣具の知識、法律についてといったものが問われます。なので魚の名前から法律用語までたくさん盛り込んでしまいましょう。素晴らしいですね!この章だけでもうドイツで釣りして生きていけますね!なんならこの試験問題だけで一冊本作りたいですね!著作権云々で厳しいんでしょうけど。
コラム
コラムも大事になってきますね。そうですね。何を紹介しましょうか。やはりドイツの釣り番組の紹介をするのが釣りをしない人たちにとっても楽しめるかもしれませんね。
ドイツの釣り番組といえばやっぱりこれですね。
https://www.ndr.de/fernsehen/sendungen/rute-raus-der-spass-beginnt/index.html
ドイツの村越正海ことHorst Henningsが出ている番組です。とても面白い番組として紹介すれば、きっとドイツのテレビ局にもこの本が取り上げられ私はこの番組に出ることができるでしょう。
と、頑張って2000字近くかけて書いたんですけど、こんな本が出ると日独の釣り人にとって有意義なものになるんじゃないでしょうか。ドイツ語も学べますしね。
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