東大生向け参院選比例代表アンケート結果
更新情報
今後、このnoteは追記していきます。その場合、ここにその旨を記します。また、その際、誤植等を除いて基本的にすでに書いてある内容や趣旨は変更せず、内容の追加にとどめます。
みなさんこんにちは、Angel*(@angelic_UOT)です。
ここでは、私が先日の参院選投開票日にTwitter上で行った、東大生の投票行動などに関するアンケートの結果を公表します。
アンケート概要
アンケートの対象は以下の通りとしました。
以下を全て満たす方
・今回の参院選で選挙権を有し、かつ投票した方(ただし、比例区に白紙投票など意図的な無効票を投じた方を除く)
・2019年7月21日時点で東京大学に学部生または大学院生としての学籍を有する方(休学者などを含む)
また、アンケートの質問項目は以下の通りです。
・今回の参院選で、比例区ではどの政党その他の政治団体に投票しましたか。
・(任意)その政党その他の政治団体に投票した理由を教えてください。
・あなたの普段支持する政党その他の政治団体を教えてください。
・(任意)その政党その他の政治団体を普段支持する理由を教えてください。
・あなたの専攻として最も当てはまるものを選択してください。
・今回の選挙で特に重視した争点を以下の中から1つ以上3つ以下選択してください。
・現政権(安倍政権)を支持しますか。
・(任意)その理由を教えてください。
回答数は、368件でした。
注意事項
このアンケートの結果は、東大生一般の投票行動や選好の傾向を必ずしも示すものではありません。あくまでも、このアンケートにおいてこの結果になったというだけです。というのは、ある程度の拡散を得たとはいえ、私の周囲のユーザーの回答に過ぎません。また、Twitterをやっている、こういったアンケートに回答する、などの行動にバイアスがかかっている可能性を否定できません。さらに、アンケートに正直に回答していない可能性を排除できないほか、上記の要件を満たさないユーザーが回答している可能性を排除できません(回答に要する心理的コストを勘案し、今回はECCSクラウドメールアカウントへのログインを要求しませんでした)。
また、今回はアンケート結果のみの掲載で、考察等は(ほぼ)述べていません。
このアンケート結果については、引用元を明記(このwebサイトへのリンクを貼る、URLを明記する、このwebサイトをリンクした私のツイートを引用する、など)していただければ、無断で使用していただいて構いません。
以上の点に注意した上で、以下の結果をご覧ください。
比例代表での投票先
「今回の参院選で、比例区ではどの政党その他の政治団体に投票しましたか。」の回答は以下の通りです。
表中の「日本」は総務省webサイトに掲載されていた日本全体での得票率、「pt差」はそれと今回の調査での得票率とのポイント差です。
与党への投票が4割弱を占める結果となりました。自民党への投票は日本全体と大差ないようですが、公明党に関しては、大きく得票率を下げています。
既成野党に関しては、最も票を得たのが立憲民主党で日本全体+7.3pt。日本維新の会、国民民主党、日本共産党と続きました。
注目に値するのは、ALS患者の舩後靖彦さんと、脳性麻痺で重度障害者の木村英子さんを擁立したれいわ新選組でしょう。11.7%の得票を得て、日本全体+7.1ptです。
(若年層の日本全体との比較をここに追記する予定です。)
普段の支持政党
「あなたの普段支持する政党その他の政治団体を教えてください。」の回答は以下の通りです。
今回の「日本」の出典は、7月のNHK放送文化研究所の政治意識月例調査です。
全国の傾向と比べて、自民党支持者がやや少なく、立憲民主党支持者が多い傾向にあると思われます。無党派層は4割に及びました。
(若年層の日本全体との比較をここに追記する予定です。)
支持政党と投票先の関係
それぞれの政党を支持している人が、今回の参院選で実際にどの政党に投票したかを以下に示します。
なお、支持政党や投票先としての回答が0だった政党については、その軸を掲載していません。また、1だったものについても、回答者の投票行動や支持政党の特定につながる可能性を考慮し、軸を掲載しないこととしました。ご了承ください。
まずは実数値での表です。
次に、それぞれの政党を支持する人(縦軸)がどこの政党に投票したか(横軸)の割合を示すのが次の表です。黄色の背景が、支持政党に投票したものを示します。
最後に、それぞれの政党に投票した人(縦軸)が普段どの政党を支持しているか(横軸)の割合を示すのが次の表です。黄色の背景が、得票のうち、普段その政党を支持している人によるものの割合を示します。
現政権の支持・不支持
「現政権(安倍政権)を支持しますか。」の回答は以下の通りです。
(ここに各政党支持者および投票者の支持・不支持について追記する予定です。)
専攻について
「あなたの専攻として最も当てはまるものを選択してください。」の回答は以下の通りです。この回答と他の設問の回答とを掛け合わせてみたいと思います。
「あなたの専攻として最も当てはまるものを選択してください。」の回答と投票先を掛け合わせた表は以下の通りです。
各分野を専攻する人がどの政党に投票したかの割合を示します。
いろいろ読み取れることはあると思いますが、顕著なものとしては、人文系では、自民党への投票率が低く、共産党への投票率が高かったです。ちなみに独立性検定にかけると、「有意水準2.5%で専攻と投票先(自民・共産)とが独立であるという仮説が棄却」されます。
(ここに専攻と現政権支持・不支持との掛け合わせについて追記する予定です。)
今回の選挙の争点について
「今回の選挙で特に重視した争点を以下の中から1つ以上3つ以下選択してください。」に対する回答は以下の通りです。
上位5つは、赤字で示した通り、全国的に話題になっていた争点や、各政党の思想、イデオロギー全般となりました。特徴的なのは、「教育政策」「学術、科学振興政策」がその次に来ていることでしょう。
以上が、本アンケートの結果になります。記述式の回答については、量が多くなるので、余裕があれば、別のnoteにまとめ直し、このnoteにリンクしようと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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