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アートで知る西洋占星術♍️乙女座編

美術で楽しく知る西洋占星術 乙女座

🖼️今回の絵は

フレデリック・レイトン『ペルセポネの帰還』(1891年) リーズ美術館(英語版)所蔵

乙女座のモデルは、正式なギリシャ神話がないのですが、

大地と豊穣の女神デメテル
豊穣の女神デメテルの娘ペルセポネ
が当てられることが多いです。

この2人は親子で、ギリシャ神話はあります。

冥界の王ハデスがデメテルの娘ペルセポネを誘拐して、妃にしたという神話があります。
悲しんだデメテルは、娘を捜し世界中を歩き回ります。
豊穣の女神がいないと大地は枯れ、飢饉が起こり、みんな困りました。
そこで全能の神ゼウスが取りなし、ペルセポネを母の元に返すようハデスに持ちかけます。
(とはいえ、ゼウスは誘拐事件を知っていて黙認するという酷い話なのですが)
しかし、ペルセポネはすでに冥界の食べ物を口にしてしまっていたので冥界の存在になってしまっています。
そこで1年の半分を地上の母デメテルの下に、残りを冥界の女王として生活したと言われています。
娘が帰ってきた時にはデメテルは喜び、植物が実る季節に、去ってしまうと寒い枯れた冬になる、四季が始まったと言われています。

物語はありますが、乙女座の起源ではないようです。
このようにはっきりとした神話がないのですが、乙女座の星座の形はは
右手には「エルアの葉」と呼ばれるナツメヤシの葉、
左手には「麦の穂」を持っています。
「麦の穂」は、大地の恵みを表しています。
というわけで、豊穣の女神デメテルが乙女座のモデルなのではないかと考えられます。



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