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ていねいにお茶を淹れて、心も整える♡

日に何度か、少し丁寧な時間を取り戻すために、お茶を淹れます。

気分により、紅茶だったり、緑茶だったり、あるいはホワイトティーやフルーツティーだったり。

でも、ポットに淹れるリーフティで。
ティーバッグは旅先などで仕方がない時だけにしています。

家ではポットを二つ用意します。
一人ならたっぷり2、3杯用なので、お茶の途中で立つのが嫌なので、一つ目のポットで普通に淹れたら、それを茶こしで漉しながら二つ目のポットへ注ぎます。
「おいしく なあれ~♪」

これで準備OK!

ポットはあらかじめお湯で温めておくので、良い温度で保たれます。
時間をゆっくり味わうためなので、慌ただしく動かなくていいように、事前に手間をちょっとだけ掛けます。

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お茶を一杯いただいてホッとした気分で、さあ、もう一杯と飲もうとしたら、濃くなり過ぎたとかも、嫌じゃないですか?

イギリス式では、格式ばった環境のティータイムでは、注ぎ足すお湯のポットも用意するんでしょうか。
私はその代わりに、茶葉は漉しておくので、時間とともにお茶が濃くなるのを防げます。

でも話逸れますが、紅茶の本場のイギリスっていうイメージが強いですが、でも実際のお茶風景って・・・
イメージを裏切って、たいていティーバック、それもリプトンとか日本でもどこでも買えるものを、無造作にマグに入れて飲んでいます。

これ、1年間ロンドンに居て、ホストファミリーでもこんな感じでしたし、スーパーでも売っているのは大概ティーバッグでした。

でも。。。なぜか普通に水道の蛇口から水をケトルに入れて湧かしたもので淹れても、おいしいんですよ。
これはマジックみたい。笑

ということで、私も正式なお茶の淹れ方なんて特にわからないですが、でも一つだけ気にしていることが。 あ、3つかな。笑

・沸騰したお湯を使うこと。(お茶の種類にも依りますが)
・ある程度の高さのあるところから注ぐこと。(ジャンピングさせる)
・ポット、カップをお湯であらかじめ温めておくこと。

二番目の、「ある高さからお湯を注ぐ」というのでは、テレビの番組での印象的なシーンが。
右京さん(水谷豊)という人が主人公の推理番組で、その回の犯人役の人がすごく紅茶に凝っていて、すごい高さから上手にお茶を注ぐのを見たんです。
「あっ!」と目がくぎづけって思ったら、右京さんもできたという、筋書きより、そのシーンが印象に残っています。

「このシーンのためにかなり練習したんだろうな~、すごいな~! でも後で特技として披露できるから良いよね。」こんな風に思ったものでした。


話し戻りますが、大切な時間のためにちょっと手間をかけるのは、全然苦になりません。
質の良い時間が欲しいというのも、ティータイムを大切にする気持ちの中に入っているから。

街でティーハウスやカフェへゆくときも、同じ目線でお店は選びます。

豊かな時間が過ごせて、環境や働いている人、その場にいる人が良い感じかどうか、自分にとって好ましいかどうか。
そしてもちろん、お茶やコーヒーの味が好みかどうか。

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そのあたりは、別の記事でも書きました。


そして、外だけではなく、家でもそんな時間で心にほっと一息が欲しいので、ティーカップに凝ったり、あるいは日本風を意識する日があったり、お供のお菓子をがんばったりすることもあります。

自分の状況に応じてですが、そのため好きな茶葉は欠かさないようにして、いつも数種類揃えています。

一番好きなお茶メーカーさんはマリアージュ。
見つけるとまとめ買いします。
フランスに行った時も、確か大人買いを。
アールグレイの風味も良い感じです。

そして、缶のデザインも大好きなんですよね。

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そして、今家でよく飲んでいるのは、ロシアのティー調香の有名な方のメーカー、Kusmi Tea。
こちらもいろいろなフレーバーがあるので、好奇心もあっていろいろ試して、一時かなりの缶がキッチンに並んでいました。

よく飲むのはフレーバーの入った紅茶と、桜の風味が加わった繊細な緑茶など。
こちらも缶の色が可愛いので、そのあたりも得点高いです。

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他には日本グッズを扱うところから日本茶や抹茶を求めたりします。
玄米茶、ほうじ茶なども出番が高いです。

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あとは、スーパーでも可愛い缶を見つけたりすると買います。
「どうかな~」と思いながら試してみた、ホワイトティーは好みでリピートしました。

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そして、お茶の時間はちょっとおいしいものも加えたいですよね。

私にとってそれはチョコレートだったのですが、ある方とのセッションで『体に合わない食べ物』をその人ごと調べてくださるということで、そうしたらなんと、チョコレートが合わないものだったのです。。。
ですので、今泣く泣く止めています。

ドイツではチョコレートメーカーさんもたくさんありますし、Lindt やリッタースポーツなど、おいしいチョコはたくさんあるのですが、ではチョコ以外で選ぼうとすると、これが結構大変。

なので実はスーパーなどであまり買わないで、自分で作ったりもします。
たとえばプリンとか、スコーンとか。
両方簡単なのでさっと作れるのも良いところ。

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全粒粉も入れているので、見かけは武骨だけれど、真ん中から割れて食べやすいし、お味もみなさんにかなり好評。
ほぼ毎回、レシピを聞かれます。

お茶をセットして、スコーンとホイップクリーム(クロテッドクリームは脂肪分が気になる)とブルーベリージャムを添えると、かなり素敵なティータイム風景になります。

こちらはフライパンで作れるおいしいゆるうまプリン。

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これを食べると、買ったものは食べられなくなります。
新鮮なBioの卵を使って、カラメルもお砂糖から煮詰めて手作り。
自分でつくると、お砂糖はどのくらい入っているかもわかっているので、そのあたりも、まあ安心。

でも、そんなことはいっても、いつもいつも手作りできるわけでも、気分が乗っているわけでもないので、市販のものも活用します。

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今日買って来たのは、イギリスのショートブレッド。
さすがにお茶に合います。

でもあのこってり感、「どれだけバターが入っているんだろう?」と、内心気にならないと言ったら嘘になります。
なので、いつも食べるものではないです。

今までは量を食べるというより、おいしいものをちょっとだけというのが好きでしたので、町のショコラテリーの可愛いチョコや、Lindtのチョコレート、「軽やかな薄さ」でエーデルビター、ダークチョコでしたので、好みゾーンぴったりだったのですが・・・チョコ断ちなのでオットにあげました。

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チョコにすごくこだわっているようなんですが(笑)、カカオが合わないだけなので、ホワイトチョコなら良いだろうと思いました。
製菓用のホワイトチョコレートを溶かして、抹茶を入れて抹茶味にしてチョコボールにして、こちらは時々楽しんでいます。

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そして私にとって理想のティータイムはやはり緑の中でのびのびと。

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ここはハイデルベルグですが、カフェの中庭が目にも鮮やかなグリーンです。
丁寧に手入れされていて、お席がそこをぐるりと囲むように設えられています。
ブランチも良いですし、のんびり夏の日を過ごすのが、やはり良いなぁと思います。

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ブランチもお茶も、それ自体だけを味わうというより、雰囲気やゆったりした時間を味わう側面も。
お味とそのゆとりが両方あると、一番素敵なティータイムになりますね。

あなたのお気に入りのティータイムはどんな感じですか?
お茶のお供にはどんなものを選びますか?


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