名も無き心の旅人

21歳の頃から統合失調症。10年以上の闘病生活を経て、寛解気味ですが、色んな生き辛さを…

名も無き心の旅人

21歳の頃から統合失調症。10年以上の闘病生活を経て、寛解気味ですが、色んな生き辛さを抱えています。自分はどこへ向かうのか。

最近の記事

櫻井敦司さん

2024年10月19日(土)。 今日は、櫻井敦司さんの一周忌です。 時の流れは早く、あれからもう1年経った。 櫻井敦司さんを知ったきっかけや、BUCK-TICKの思い出など書きたいと思ったけど、それはまたいつか書けたらよいなと思う。 近年はライブに行っていなかったけど、18歳の頃、「十三階は月光」から、20年近く、櫻井さん(あっちゃん)・BUCK-TICKのファンで、 また、わたしが生まれた頃、櫻井さんはメジャーデビューした。 今でも現実を思うと、悲しく、寂しい。

    • 黒服からの離脱

      元恋人は黒い服しか着ない人だった。 本当に黒い服しか持ってないぐらい黒服信者だった。しかも「黒にも200色あるねん」と言わんばかりの黒へのこだわりがあった。 所謂ゴシック、ゴス、モード。 それらは黒を基調とする。 元恋人はそれらのジャンルがすきだった。 元恋人とは約4年付き合っていた。 わたしは付き合った当初は、axes femmeや、所謂フェミニン、ガーリー系と呼ばれるような花柄や優しい色の女の子らしい服を着ていた。 でもどこで勘違いしたのか、恋人に好かれるには、黒

      • 学生時代

        幼稚園時代 小学生時代 中学生時代 高校生時代(高2の2学期から不登校→入院→中退) はっきり言って、全然楽しくなかった。 行かなければいけないから行く やらなければいけないからやる それが前提としてあったから学校へ行っていただけ 友達関係というのも、複雑だった 本当に仲良くしたい子とは 誰も知らない所で仲良くしていた 何故ならばわたしとその子が仲良くしていると 邪魔をしてくる奴がいたからだ 普通のいじめとは少し違う 特殊な環境だった わたしはその人間に完全に

        • あなたの魅力を買っている

          何かしらの形で「自分を売る」そういう時代になったけど、正直それは昔から。 でも今となっては誰でも自分を売れる時代で SNSを活用してチェキ売ったりだの、noteを課金制にしたり、有料配信だったり、何かしらお金を払ってもらった形でその人のコンテンツを楽しめる、そんな時代ですよね。 わたしは売る側になったことはないけど。 何が言いたくてこの記事を書いたのかと言えば ライブに行くにしろ、作品を買うにしろ、グッズを買うにしろ、わたしはよっぽど好きじゃないとお金を払ってまで行こう

          傷ついた子どもたち

          Frozen over under the ground 〜胞衣の中で眠る子供たち〜 これは、わたしが2006年頃すきだったホームページのタイトルだった。 この世界にはたくさんの傷ついた子どもたちが存在する。 大人になったあなたもまた、傷ついた子どもです。 きっと誰しも心の中に傷ついた子どもの頃の自分を抱えていて、恋愛だったり人間関係、それらのもつれのおおよそは、子どもの頃の親子関係や家庭環境が影響している。 わたしもまた、アダルトチルドレンのような 独特な生きづら

          傷ついた子どもたち

          まるで展覧会のようですね

          わたしの親友とは閉鎖病棟で出会った。 彼女は去る2022年の2月に突然他界した。 わたしは彼女と出会うまで保護室に入っていて 何もない、無機質な部屋でひたすら時間が流れるのを待っていた。 朝になると掃除をしてくれるお兄さんが丁寧に掃除をしに来てくれた。 毎日、毎日決まって掃除をしに来てくれた。 ある日、わたしに保護室から出てもいいという許可が下りた。 ようやく、保護室から出れるとなって、 となりから聞こえる呻き声のようなものともおさらばだ、と思って開放的な気持ちに

          まるで展覧会のようですね

          いちばん速いもの

          いちばん速いもの それは・・・ 光 どんどん加速しろ 闇は光に照らされ滅びゆく運命 ドラキュラが十字架を当てられて滅びゆくように 闇は 滅びゆく運命なんだよ 光は 最も速く 強いもの 一瞬で闇は滅びる

          いちばん速いもの

          私の正体(続編)

          しかしながら わたしは 光の戦士なので この社会に抹殺されるわけにはいかない すべてがどうでもよくなると同時に こんな世界滅んでしまえばいいさ・・・ と思う時もあるけど 生き抜く術があるのなら 幸せになる権利があるのなら 幸せにはなりたいね

          私の正体

          わたしの正体は 閉鎖病棟と精神薬の犠牲者である

          18歳

          ずっと2005年の自分を取り戻したいと思っていた。 2005年のわたしは18歳。 あの頃はどこか自由で、楽しかった。 わたしは孤独ではあったけど あの頃自分を取り巻いていた環境、人々 すべてが優しく、穏やかだった。 もちろん過去のことなので美化されてどうしようもなく苦しかったことや遣る瀬無い気持ちなどを忘れてしまったからこそ、あの頃を思い出すと綺麗なことしか思い出さないのだろう。 あの頃のように、何にも囚われることなく 自由に生きたいといつからか思うようになっ

          繭の中

          閉ざされた世界で 恐怖もなく、不安もなく  安らかで 誰にも邪魔されない たとえば、繭の中 ずっと護られて 眠り続けたい 永遠に目覚めることもなく 生まれることもなく 安らかに 綺麗な世界で いつまでも いつまでも 懐かしい 繭の中で 眠っていたい

          保護室という名の牢獄

          青白い月明かりが差し込んでいた 呼吸は浅く 今にも窒息しそう わたしはただ 生まれ変わろうとしただけ  ベッドの上 手足を縛られて 身動きは取れぬまま 無理矢理拘束を解いた 固く閉ざされた鉄の扉 その四角い窓から外を見ても 何も見えない 誰もいない 監視カメラだけがわたしを覗いていた プラスチックのコップを投げつけた 何度も何度も投げつけた バランスを崩して頭を強く打っても 意識は無くならなかった あのままシネレバヨカッタノニ… 冷たい視線がわた

          保護室という名の牢獄

          洗脳

          少年よ大志を抱け クラーク博士はそう言った とは言え 大人は 汚い 醜い 狡い 少年たちに夢を見させて社会の奴隷の歯車にすることが この世の中のシステムだったとしたら? 洗脳されたように人々は働く 上に、人を蹴落としてでも、上に行くために 競争社会、成果主義、資本主義の成れの果て 今や権力とは、金 持つものの大小、量の多少 庶民はそれらによってコントロールされ 互いに侮辱しあい、血の海に溺れてもなお

          Prologue

          わたしは生ける屍 1987年、2月22日 宇宙のどこかで そうなるようにプログラムされて この世に産み落とされた 悲しい少女 わたしは幼い頃から   孤独 だった 地獄の果てまで転がり落ちて それでも這い上がり 普通の人間のふりをして生きている わたしという屍は やがて 元いた星に還るだろう あなたと共に過ごしていた 平穏で安らかな 悲しみも苦しみも怒りもない 綺麗な 綺麗な星に 今は この世の果てから 静かに崩れゆく世界を見てい

          久しぶりのnote

          お久しぶりです。 なんと、前回の記事から2年経ってしまいました。 この2年間のうちで、色々なことがありました。 いいことも嫌なこともありましたが、 今、落ち着いている状態で思い出すことは いいことしかありません。 嫌なことや苦しいことも勿論あったでしょうが、 いいことのほうが遥かにいいこと過ぎて忘れてしまった、という感じでしょうか。 2022年2月に親友が突然他界し、それはそれは辛い心境で日々を過ごしていましたが、あれからしばらくしてとても穏やかな気持ちで過ごせてい

          振り子のような心

          今朝、起きて、少しだけ気分はいつも通りの状態に戻っていた。 親が心配してくれて、 話を聞いてくれて、少し気持ちは安定した。 親友の旦那さんからは連絡は返ってこなかった。 彼女の遺体は15日まで安置される。 葬儀場は今、いっぱいらしい。 今日も天気が良く、やるべき仕事を片付けて、少し散歩へ行ってきた。 地元のお地蔵さまにお参りしてきた。(トップ写真) 色んなことをお祈りしてきた。 何かあると必ずと言っていいほど このお地蔵さんにはお参りしてきた。 悲しみと苦しさと

          振り子のような心