櫻井敦司さん
2024年10月19日(土)。
今日は、櫻井敦司さんの一周忌です。
時の流れは早く、あれからもう1年経った。
櫻井敦司さんを知ったきっかけや、BUCK-TICKの思い出など書きたいと思ったけど、それはまたいつか書けたらよいなと思う。
近年はライブに行っていなかったけど、18歳の頃、「十三階は月光」から、20年近く、櫻井さん(あっちゃん)・BUCK-TICKのファンで、
また、わたしが生まれた頃、櫻井さんはメジャーデビューした。
今でも現実を思うと、悲しく、寂しい。
でも、たまにあっちゃんは夢で会いに来てくれた。
1回目は、黒い服を身に纏い、暗いライブバーのようなところで、「さくら」を歌っていた。
狭いライブバーなのに、わたしはすごく遠くからあっちゃんの姿をモニター越しにみていた。
あっちゃんは、ファンひとりひとりを慈しむように、すごく優しい瞳をして、ひとりひとりを見つめて歌っていた。
長年応援してきたファンに、重厚な写真とサイン入りのアクリルパネルをプレゼントしていた。
それが1回目の夢だった。
2回目は、あっちゃんとふたりで飲んでいて、あのくしゃくしゃな笑顔で、あっちゃんは猫のように無邪気にはしゃいでいた。
3回目は、あっちゃんは白装束のように頭まで白い布を被り(ほっかむりあっちゃん的な感じですね)、どこか異国の地と思われる所にいて、話すことが出来ない女の子のファンと、どうにかコミュニケーションを取ろうとして、身振り手振りでその女の子と話そうとしていた。
そんな夢を見た。
何となく、わたしの夢に出てくるのはこれが最後だろうなぁ…と思った。
それから記憶に残るほどあっちゃんがはっきり夢に出てくることはやっぱりなかった。
だけど、今朝、あっちゃんが夢に出てきてくれた。
しかも2回も。
忘れないうちに気持ちを書き留めたいと思って、夢の中で色々綴っていたけど、夢の中なので当然ログはない。
とある街にいた。
恐らく「…IN HEAVEN…」が流れていた。
正直1回目は何が流れていたか失念した。
あっちゃんは旅人のようにこちらに向かって歩いてきて、音楽が流れる中、一緒に踊った。
そして、また同じシチュエーションであっちゃんが旅人のようにこちらに向かって歩いてきて、今度は「ROMANCE」が流れていた。
これははっきり覚えてる。
「ああ こんなに麗しい 跪き 祈りの歌を
ああ いつしか腐りゆく 跡形もなく消えていく…」
あっちゃんはそう歌いながら、わたしの右手、左手を交互に取って踊った。
ただ、その一瞬だったのだけど、とても優しくて、穏やかで、心があたたかくなった。
櫻井さんは、とにかく「あたたかい人」という印象だった。一見クールに見えたり、怖い人に見えたりするかもしれない。
でも、櫻井さんは慈悲深く、謙虚で、静かで、心の優しい方でした。
起きて、今日夢に出てきてくれたことは、夢なんじゃないかと思うほど嬉しかった。
どの夢の中でもあっちゃんは優しいままだった。
たくさん夢に出てきてくれてありがとう。
今でもやっぱり悲しいけど、
わたしはこれからもずっとBUCK-TICKを聴いていくし、あっちゃんの存在はずっと忘れないよ。
BUCK-TICKは新しいスタートをしようとしている。
きっとあっちゃんも4人のこと応援しているだろう。
ずっとそばで。