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Jan Garbarek ヤン・ガルバレク 透明な風のような響き

ノルウェーのサクソフォーン奏者・Jan Garbarek ヤン・ガルバレクを思い出したように聴きたいときがあるのです。

ジャズやニューエイジ、クラシック、民族音楽などの世界を独自に昇華して、とても美しい音楽を聴かせてくれます。

ドイツのECMレーベルのアーティストらしく、ヤン・ガルバレクのソプラノとテナーサックスは空間を感じさせる独特の響きがあります。

Jan Garbarek, The Hilliard Ensemble - Officium (Classics Direct Trailer)

聴いていると、聖歌だけあって、とても心が落ち着いてきます。リピート再生していると、聴いている間だけは、凡愚の自分ではありますが、汚れた心が少しだけ浄化されていくような気がしてきます。

イギリスの男声・聖歌隊カルテット、ヒリヤード・アンサンブル(Hilliard Ensemble)との共演、とても美しい響きの演奏です。

最初の動画は、Jan Garbarek, The Hilliard Ensemble - Officium
「"Parce mihi domine"」(主よ、わたしを見逃してください)からのTrailerです。

上記はECMレーベルのヤン·ガルバレクのサイトへのリンク。試聴コーナーも。

ヒリヤード・アンサンブルとの共作を先に紹介しましたが、ヤン·ガルバレク単独のアルバムも、もちろん美しい楽曲、演奏です。
アルバム『VISIBLE WORLD』のトップを飾る『Red Wind』は特に何度聴いたかわかりません。
淡く漂うようなシンセサイザーの音が曲全体を包む中で、タイトル通り、大自然の中を吹き抜ける『風』を感じさせるようなガルバレクの透明なサクソフォンの音が心に響きます。

ECMレーベルはジャケット写真もアートになっています。

今回はノルウェー出身のサクスフォーン奏者 Jan Garbarekを紹介しました。

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