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開業準備⑥

開業前には、この程度のワゴンがこのくらいあればいいだろう・・・。
1人で考えて発注しない方がよいのではないかと思います。
私が以前入ったクリニックでは、予約診察・WEB予約、TEL予約を軸にして行きたいクリニックでしたが、初めからそんなにうまくはいきません。
WEB問診を主体に考えていても、直来院の患者はきますので、その場でQRコードを拾っていただいて問診票の記載をご自身のスマートフォンで行っていただきますが、年配の方や家族分を急いて記入したい方は紙の問診票を希望される方ももちろんいます。クリアボードに問診票を挟み、ボールペンと一緒にお渡しする・・・のだと思っていましたが、開院準備段階の受付で必要な文具を院長にピックアップしてお渡ししたところ、無駄なものを置きたくないとあらゆるパソコンや電子決済端末の説明書、室内音楽をかけるスピーカーの取り扱い説明書、トイレのウォシュレットや季節ごとに設定を変えたい便座の温度設定方法などが書かれた取説ですら、WEBもしくは院長が自身の棚にしまってしまい、毎回見せていただくというシステム・・・。紙ベースで門院票を置きたくない院長は、患者にはなるべくWEBで案内してとスタッフに伝達されました。
紙の問診票を書く際のボードは購入していただけなかったのです。
これにはスタッフも呆れていました。やったことのない職種をやったことのあるスタッフが必要だと言っているのです。余計なものは欲しくない、置かないという気持ちは大変よくわかりますが、必要なものをちゃんと準備していただかなければ、成り立たないのです。


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