チャップリン

子供の頃からTVで映画館でレンタルビデオでWOWOWでBSやCSで映画を観てきた。
だからと言って専門的な知識や教養もなくただただ楽しんで観てきた。
時には俳優さんを好きになりその人の作品を観たり時には監督を好きになりその人の作品を沢山観たりした。その時々でベストがあり自分の中でブームがあったりしたが自分の映画の原点となるとやはりチャップリンなのかな?
子供の頃、地上波のロードショー番組でも放映していたしUHF(TV神奈川)でゴールデンタイム(多分21時台)でも『チャップリン劇場』ってタイトルで短編を毎週やっていた気がする。
私は1969年生まれだからまだチャップリン自身が存命だったからかな?もしかすると逝去した1977年〜78年あたりに追悼番組で観たのか定かではないけど、何しろチャップリンがすごく身近な存在だったしサイレント映画って子供でも楽しめた。
勿論彼がどれだけ偉大かなんて理解もしていないし浮浪者の【チャーリー】がチャップリンだとしか認識してなくて初めて劇場で観た『ライムライト』のカルヴェロがチャップリンと気づかなかったくらい何も知らなかった。
年齢を重ね様々な作品を観るようになりその分だけチャップリン作品を観る機会は減ったがたまに観る度に違った印象で作品を感じられて不思議と定期的に観たくなるんですよね。
所謂名作が沢山あるのですがその時々でベスト作品が違ったり時には短編の作品がベストだったりするから本当に不思議な作家ですよね。

多分これからも映画を観るしその時々で好きな作品は違ったりするけど間違いなくチャップリンは自分にとって拠り所であって家であって港?なんです。だからまた観るのでしょうね。

チャールズ・スペンサー・チャップリン

ちなみに『街の灯』のラストシーンは贔屓目なしに映画史上屈指の名シーンだと思います。
是非観てください。

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